ここ最近ずっと、玄米茶にはまってしまい、玄米茶ばかり飲んでいました。
玄米茶は、体に良いというのもあるのですが、それは関係なく「単純に美味しいから」という理由で飲んでいました。
何せ、クセもなく香りも強すぎず飲みやすいもので。
ただ、最近玄米茶ばかり飲んでいたので、たまにはクセのある烏龍茶あたりも飲みたくなってきました。
「甘いものばかり食べていたら、しょっぱいものも食べたくなる」みたいな感覚というか。
それで、「何か美味しそうな烏龍茶はあるかな?」と探したら、黄金烏龍茶なる、黄金色をしたお茶を見つけ、面白そうだったので購入してみました。
目次
実際に届いたもの
で、届いたのがこちらの「黄金烏龍茶」です。
僕は手軽に飲めるので、500mlペットボトルの24本入りを購入しました。
ペットボトル一本だけを取り出してみると、こんな感じ。
写真では伝わりづらいのですが、一目見たとき「かなり高級感溢れるパッケージだな」と感じました。
色も、通常の烏龍茶よりも薄いです。手に持って、窓から入ってくる明かり越しに見れば確かに黄金色。
通常の烏龍茶と比較してみると、かなり色が薄いのが分かります。
何故、こういった色なのかは希少種の黄金桂4割、鉄観音6割を使用したブレンド茶だからです。
それぞれの茶葉の特徴は、公式ページで以下のように書かれていました。
ほのかにキンモクセイの香りのする烏龍茶です。全烏龍茶の中でごく少量しか生産されない 烏龍茶の一種。また、黄金桂は比較的発酵度を低くして製造されるために水色はまさに黄金色である。黄金桂という名前の由来は、その香りが遠くから香ってくるキンモクセイの香りに近いため、黄旦の「黄」とキンモクセイを意味する「桂」から付けられました。
ふくよかな香りがする烏龍茶です。その香りは水蜜桃のような甘い香りがします。鉄観音は烏龍茶を代表する品種であり、その生産量は全烏龍茶のわずか約5%程度と非常に希少な烏龍茶です。
ラベルには「脂肪の吸収を抑える」と書かれており、
「特定保健用食品(トクホ)」の許可が消費者庁から出ています。
許可表示はこちら。
本品は、茶カテキンを含みますので、食事の脂肪吸収を抑えて排出を増加させ、体に脂肪がつきにくいのが特長です。体脂肪が気になる方に適しています。
トクホのお茶によくある「茶カテキンで脂肪の吸収を抑える」ってやつですね。
1日当たりの目安量は、2本となっています。もちろん、大量に飲んだからといって病気が治ったり、痩せたり、健康が増進するものではありません。
原材料
原材料はこちら。
- 烏龍茶(鉄観音6割、黄金桂4割)
- 緑茶抽出物
- 環状オリゴ糖
- ビタミンC
特徴といえば、希少種の烏龍茶ということだと思います。
成分表
500mlペットボトル一本あたりの成分表はこちら。
成分量 | |
---|---|
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
ナトリウム | 30~57mg |
カフェイン | 55mg |
カテキン | 197mg |
流石に、トクホの表示対象であるカテキンは結構な量が入っています。
あと、カフェインもそれなりには入っているので、睡眠に不安のある方は、寝る前に飲まないことをおすすめします。
飲んでみた感想
冷やして飲んでみたところ、最初に感じたのが「一般的な烏龍茶と全然味が違うな」ということでした。
飲んだ瞬間、確かに黄金烏龍茶の方が芳醇な香りを感じます。
これはおそらく、キンモクセイのような香りがすることから名前が付けられた「黄金桂」の効果なのかなと(※キンモクセイのような香りには感じなかったけど)。
味としては、結構な苦味を感じます。そして、後味として強めの渋みも感じます。
個人的には、一般的な烏龍茶より「苦味」も「渋み」も強いと思います。
僕は、ある程度大人になった上、こういった時も美味しく感じるようになりました。けれど、子供のときに飲んでいたら、その苦さから3口でギブアップする味といえるかも。
なので、子供が飲むには厳しい味と言っていいかもしれません。
今回購入した、黄金烏龍茶と、一般的な烏龍茶で比較すると、それぞれ違った味の良さはあるとは思います。
けれど、常飲として飲むのであれば、一般的な烏龍茶の方が、味に慣れている分、飲みやすいように感じました。
トクホの脂肪の吸収を抑える的なのは?
トクホ的な効果で言えば、当然といえば当然ですが「全然わからない」です。
というか、お茶ごときで劇的な変化がある方が怖いですけど。こういう「トクホ的」なものは、「こういう効果もあったらいいな」程度と理解して飲むのが作法なんじゃないかと。
なので、同じような味の「通常飲料(トクホではない)」があれば、そちらを飲んだ方が値段的にも良いかと思います
まとめ
僕が子供の頃、初めてサントリー烏龍茶を飲んだときは、最初の一口で苦くて、残りは親に飲んでもらったのを思い出しました。
今回、この黄金烏龍茶を飲んで、そんな昔のことを思い出しました。
僕の中で、烏龍茶と言えば「大人の味」なイメージです。そんな、大人の味の烏龍茶も最近では、当たり前に飲めるようになって、あらためて黄金烏龍茶を飲んだわけです。
その、飲んだ瞬間の突き刺すような苦味から、「ああ、この苦さこそ烏龍茶…」と懐かしく思い出した次第です。
大人になった今でも、そのように感じるくらい黄金烏龍茶は独特の「苦さ」と「渋み」をあわせ持っていると思います。
この「苦さ」と「渋み」を「美味しさ」として脳内変換できるようになることが「大人になる(歳を重ねる)」ということなのかも。
今回、昔からある以下のサントリー烏龍茶と比較する形で書きました。