サイト運営前のサーバー選びは、安さで決める人も結構いるかと思います。
ブログ始めようと思うけど、うまくいくかわからないので、まずは安いサーバーで。
みたいな感じで。
それはそれで、悪い選択ではないと思います。
ただ、サイトが思いのほかヒットして、アクセス数が増えてくると以下のような問題点が出てくる場合が多々あります。
- サイトが落ちやすい
- 頻繁にアクセス制限をくらう
- ページ移動が重すぎる
上記のようなトラブルは、単なる安いサーバーを選んだのであれば、致し方ないと思われます。
「低いスペックゆえに安い」というサーバーもあるので。
そういった「低スペックサーバーに起因するトラブル」に対する根本的な解決方法としては、やはり「高性能サーバーへの引っ越し」になると思います。
ただ、実際やってみるとサイト移転て結構面倒なんですよね。
そりゃ、運営したてのWordPressサイトならば、データも少ないので、プラグインを用いればサクッとできます。
けれど、長く運営しているサイトであればあるほど蓄積データが肥大化し、意図しないエラーも起こり、引っ越しも困難になります。
マニュアル通りに行ってもエラーが出て引っ越しできない…。
こういったことは普通に起こります。
ただ昨今は便利になったもんで、レンタルサーバーの中にも「WordPressの引っ越しオプション」を有しているサービスも結構できました。
レンタルサーバーに移転を行ってもらうこと。これすなわち「プロに丸投げでサイト移転を依頼する」のと同義なので、運営者は手間をかけずに引っ越し作業を終えることが可能です。
WordPressの仕組み自体よくわからない…。
なんて方の場合は、この「引っ越し代行オプション」を利用しない手はないでしょう。その方が無駄な時間を浪費しないで済みます。
僕なんて「十数時間かけてWordPressの引っ越しに失敗した」なんてこともあるので。
ということで、以下では「WordPress引っ越しオプションがある高性能レンタルサーバー」を比較する形で列挙したいと思います。
目次
JETBOY
移転代行料金 | 無料(※3サイトまで) |
---|
JETBOYであれば、3サイトまでなら無料でWordPress移転代行をしてもらえます。
日本にレンタルサーバは数あれど「無料でWordPress移転を代行してくれるレンタルサーバー」はここしかありません。
また、高スペックプランも選択できるので、移転後のサーバー動作の心配もないでしょう。
移転の際のPV目安
ちなみに、移転時に選択するプランのPV目安はこちら。
プラン | PV数目安(月あたり) |
---|---|
ミニSSD | 5万PV |
ファーストSSD | 50万PV |
スタンダードSSD | 100万PV |
プレミアムSSD | 200万PV |
ビジネスSSD | 350万PV |
ビジネスプロSSD | 500万PV |
スペックが不十分であれば、プランのアップグレードも可能です(※ダウングレードは不可)。
詳細なスペックは、JETBOYの料金表を参照してください。
無料で引っ越ししてもらうなら
JETBOYのWordPress移転は無料というのは、とにかくインパクト大です。また、安価なプランも選べるというのも魅力の一つです。
サイト移転に手間と料金をかけたくないなぁ。
なんて場合は、JETBOYが最適かと思います。
サイト JETBOY
mixhost
httpサイト移転代行料金 | 16,456円(非SSL化サイト移転オプション5,478円 |
---|---|
httpsサイト移転代行料金 | 15,356円(SSL化サイト移転オプション4,378円) |
僕の知る限り、安価なWordPress移転代行サービスを始めた第一人者たるサーバーがmixhost。
この移転サービスを初めて知ったときは「こんな安くWordPress移転してくれるの?」と驚いた記憶があります。
参考 WordPress移転代行サービス | mixhost (ミックスホスト)
「mixhost=高性能サーバー」みたいな部分があるので、引っ越し後の負荷対策の心配はありません。
移転の際のPV目安
移転時に選択するプランのPV目安はこちら。
プラン | PV数目安(月あたり) |
---|---|
スタンダード | 100万PV |
プレミアム | 200万PV |
ビジネス | 400万PV |
ビジネスプラス | 800万PV |
エンタープライズ | 1600万PV |
mixhostは、プランを自由に上げ下げできるので、仮にプラン選択に失敗しても後からどれだけでも変更可能です。
プランごとの詳細なスペックはこちら。
高性能サーバーに引っ越しするなら
mixhostはとにかく、移転代行の第一人者たるサーバーだけあって経験も豊富です。
当サイトも以前、使用していたサーバーから「警告」と「アクセス制限」を受けたので、移転した経緯があります。
加えてmixhostの場合は、プランのアップ・ダウングレードもフレキシブルに行えるので、本当に自由なサーバーです。
多少料金を払っても自由度の高い高性能サーバに移転したい。
なんて場合は、mixhostがおすすめです。
サイト mixhost
カラフルボックス
移転代行料金 | 14,080円(http・httpsサイトどちらでも) |
---|
カラフルボックスは、引っ越し料金が一律の明朗会計です。
また、高性能サーバーでありながら安価なプランが用意されているのも特徴の一つです。
カラフルボックスもプラン間の上下移動は自由に行えます。仮にプラン選択に失敗したとしても、後から変更可能。
移転の際のUU(ユニークアクセス)目安
カラフルボックスプランの移転目安はこちら。
プラン | UU数目安(月あたり) |
---|---|
BOX1 | 15万UU |
BOX2 | 45万UU |
BOX3 | 60万UU |
BOX4 | 90万UU |
BOX5 | 120万UU |
BOX6 | 180万UU |
BOX7 | 240万UU |
BOX8 | 300万UU |
カラフルボックスに問い合わせた結果、移転する際の目安は、PV(ページビュー)ではなくUU(ユニークアクセス)で教えていただきました(※PVで目安を出すのは難しいとのこと)。
Google Analyticsで言えば、「ユーザー」の部分を変更目安とすると良いでしょう。
UU基準であれば、大ざっぱに言えば2倍程度のPVに対応できると考えてよいでしょう。
もしプラン変更後、合わなければフレキシブルにプラン変更もできるので、問題ないともいます。
プランごとのスペックはこちら。
コスパの良いサーバーに引っ越しするなら
カラフルボックスは、「安いプランがある」ということと「豊富で自由なプラン変更」が魅力のサーバーです。
僕もこちらの移転代行でサイト移転したこともあります。
httpsサイトを適切なスペックのプランに移転したい。
なんて場合は、カラフルボックスだとピッタリのプランが選べるでしょう。
サイト カラフルボックス
ConoHa WING
ツールで移転は無料
ツール移転料金 | 無料(WordPressインストール時に自前で設定) |
---|
ConoHa WINGは、他社のレンタルサーバーで利用しているWordPressを自前で手軽に、ConoHa WINGへデータ移行することが可能なサーバーです。しかも無料で。
データ移動は、WordPressのインストール時に、ちょこちょこっと移行元の「ユーザー名」と「パスワード」を入力するだけと非常に簡単。
この手軽さには驚愕。
参考 ConoHa WINGは独自開発の引っ越し機能でWordPress移転
移転代行機能もある
httpサイト移転代行料金 | 12,078円(非SSL化サイト移転オプション3,300円 |
---|---|
httpsサイト移転代行料金 | 10,978円(SSL化サイト移転オプション4,400円) |
無料ツールを利用しての移転は、様々な要因からトラブルでうまくいかないこともあります。
そういう場合は、サクッと料金を支払ってプロに完全代行してもらう手段もあります。
ConoHa WINGの移転代行は業界最安値となっています。
移転の際のPV目安
ConoHa WINGに引っ越す際のPV目安はこちら。
プラン | PV数目安(月あたり) |
---|---|
ベーシック | 100万PV |
スタンダード | 150万PV |
プレミアム | 200万PV |
これだけの能力があれば、大抵の個人サイトであれば問題なく受け入れ可能でしょう。
もちろんConoHa WINGも、登録後に上下間のプラン変更が可能です。
自分で簡単に引っ越しをしたいなら
ConoHa WINGは、自前で手軽に引っ越し作業を行うことが可能です。
独自開発した引っ越し機能のおかげで、素人でも簡単に引っ越し作業ができる仕様になっています。
相手はプロとはいえ他人にアカウント情報はさらしたくないなぁ。
できれば自分で手軽に引っ越したい。
なんて場合は、ConoHa WING一択になると思います。
サイト ConoHa WING