
個人向けの安定した高性能レンタルサーバーといえば、エックスサーバー
は代名詞的な存在です。
そのエックスサーバーが、「エックスサーバーのベースシステム」を採用したまま新しい技術を積極的に導入するシン・レンタルサーバー
を2021年5月末に公開しました。
とはいえベースが同じなので、かなり似ているレンタルサーバーになっています。
なので
どっちが良いのだろう??
と大いに迷う方もおられるかもしれません。
しかしエックスサーバーとシン・レンタルサーバーは一部、明確な違いも見受けられます。
そんな両サーバーの違いを分かりやすく表示するため比較表を作成してみました。
双方のサーバーの違いを比べて
自分はこちらのサーバーの方が合っているな。
ということがある程度わかるかと思います。
目次
サーバースペック比較表
両サービスの通常プランで、エックスサーバーの「スタンダード」とシン・レンタルサーバーの「ベーシック」を比較します。
料金は2026年9月28日に公式ページで確認した税込の通常料金です。月額表示は契約期間分を月換算したもので、支払いは期間分の一括前払いです。キャッシュバック後の実質料金は含めていません。
色別評価の違いは以下のようになっています。
- 緑色:勝(まさ)っている
- 黒色:変わらない
- 赤色:明らかに劣っている
| エックスサーバー スタンダード |
シン・レンタルサーバー ベーシック |
|
|---|---|---|
| 運営歴 | 23年 | 5年 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 通常料金(12か月契約・月換算) | 1,100円 | 1,232円 |
| 通常料金(36か月契約・月換算) | 990円 | 1,078円 |
| 契約期間分の支払額(12か月) | 13,200円 | 14,784円 |
| 契約期間分の支払額(36か月) | 35,640円 | 38,808円 |
| 無料お試し | 最大10日間 | 最大10日間 |
| 成人向けコンテンツ | ポルノサイト等は禁止。一部ジャンルは条件付きで可能 | 法令・規約の範囲内で運営可能 |
| ディスク容量 | 500GB(NVMe SSD) | 700GB(NVMe SSD) |
| vCPU・メモリ | 6コア・8GB(新しいサーバー。旧サーバーは仕様が異なる場合あり) | 6コア・8GB |
| 転送量課金 | なし | なし |
| RAID構成 | RAID10 | RAID10 |
| 自動バックアップ | Web・メール/DBとも原則14日分(旧サーバーのWeb・メールは7日の場合あり) | Web・メール/DBとも14日分 |
| 独自ドメイン永久無料特典 | 12か月契約で1個、24か月以上で2個 | 1個 |
| PHP | 8.5~8.0、7系、5系(サーバー・設定による) | 8.5~8.0、7.4~7.2 |
| MySQL(DB作成) | 無制限 | 無制限 |
| サーバーソフト | nginx | nginx |
| HTTP/2 | ○ | ○ |
| サーバー移転代行 | 33,000円/サイト | 33,000円/回 |
両サービスは同じ会社が運営し、基本機能は似ています。ただ、現在の通常料金、ディスク容量、成人向けコンテンツの扱いには違いがあります。料金と仕様は変更されるため、申し込み前にはエックスサーバーの料金・機能、シン・レンタルサーバーの料金と機能一覧もご確認ください。
エックスサーバーの強み
比較してみた結果、エックスサーバーの強みはこちら。
- 比較した通常料金では、12か月契約も36か月契約も安い
- 2003年から運営している実績がある
- 契約期間などの条件を満たせば、独自ドメインが最大2個無料になる
日本のレンタルサーバーシェアNo.1
エックスサーバーは日本で一番使用されているレンタルサーバーです(hostadvice.com 調べ)。
シェアがナンバーワンということは、それだけ利用者も多く、情報も多くWEB上に公開されているため、何かトラブルがあった場合は検索から調べて解決できる確率が高いと言えます。
これはかなり大きなアドバンテージです。
通常料金はエックスサーバーの方が安い
スタンダードとベーシックを通常料金で比べると、12か月契約では月換算で132円、36か月契約では88円、エックスサーバーの方が安くなりました。2025年9月にシン・レンタルサーバーの料金が改定されたため、以前の「シンの方が安い」という比較は現在の通常料金には当てはまりません。
ただし、両サービスともキャッシュバックなどのキャンペーンを行うことがあります。実際の負担額は、申込日、適用条件、受取手続きによって変わります。
運営歴とドメイン特典
エックスサーバーの運営開始は2003年、シン・レンタルサーバーは2021年です。運営歴だけで現在の障害率や安定性を比べることはできませんが、長く運営されてきたサービスを選びたい方には判断材料になるかと思います。
スタンダードの独自ドメイン永久無料特典は、新規の12か月契約なら1個、24か月以上なら2個です。2個目に選べる種類は「.blog」「.site」「.online」に限られます。12か月未満の契約は対象外なので、「必ず2個無料」と考えないようにしてください。
ドメインが2つも無料
エックスサーバーの方は、ドメインが2つ永久無料となっています。
1つ無料だとしても、年間1650円ぐらいはかかるので、2つだと3300円もお得ですね(一般的な.comドメインの値段。高いところはもっと高い)。
ドメイン料金って、とりわけ値段が高いわけではないんです。けれど、サイトを続けていく限り毎年確実に支払いが必要になるので、地味にコストがかかるんですよね。それが2つまで永久無料なんて、これはマジでありがたすぎます。
すでにサイトを運営している方であれば、このありがたさがわかる人も多いはず。
サイト エックスサーバー![]()
エックスサーバーでサイト運営を開始する方法はこちら。
シン・レンタルサーバーの強み
エックスサーバーと比較した、シン・レンタルサーバーの強みはこちら。
- ベーシックのディスク容量が200GB多い
- 法令と利用規約に従えば、成人向けサイトを運営できる
ディスク容量が200GB多い
シン・レンタルサーバーのベーシックは700GB、エックスサーバーのスタンダードは500GBです。画像や動画などを多く保存する予定があるなら、この差は選ぶ理由になるかと思います。
速度比較の数字は掲載当時の参考値
以下の画像は、この記事を作成した当時に掲載した速度比較です。シン・レンタルサーバー側の秒間リクエスト数は3389.66回と表示されています。
エックスサーバー側の画像には2520.21回と表示されています。
これらは現在の両プランを同条件で測った数字ではありません。シン・レンタルサーバーの公式サイトには2026年6月の速度調査もありますが、比較対象に自社サービスは含まれていません。現在どちらが速いかを、この数字だけで断定することはできないと思います。
成人向けサイトの運営が可能
この2つのサービスを成人向けコンテンツで比べると、規約上の違いがあります。シン・レンタルサーバーは、成人向けサイトの運営が可能と公式FAQに明記しています。
参考 よくある質問 – アダルトサイトの運営は可能ですか? | シン・レンタルサーバー
一方、エックスサーバーはポルノサイトなどを禁止していますが、風俗店やアダルトグッズを扱うコンテンツの運営自体は一律禁止ではありません。掲載できる内容はエックスサーバーの公式FAQで確認してください。どちらのサービスでも法令と利用規約を守る必要があります。
サイト シン・レンタルサーバー![]()
シン・レンタルサーバーでサイト運営を開始する方法はこちら。
まとめ
「で、どちらのサーバーが良いの?」ということに答えるならば、現在の通常料金と仕様では次のようになります。
- 通常料金や運営歴、条件付きの独自ドメイン特典を重視するなら→エックスサーバー

- ディスク容量や、規約に沿った成人向けサイトの運営を重視するなら→シン・レンタルサーバー

僕だったら、一般的なサイトをこれから始めるなら、通常料金が安いエックスサーバー
をまず候補にします。
画像・動画が多くて500GBでは足りない場合や、成人向けコンテンツの運営が必要な場合はシン・レンタルサーバー
を検討します。速度や安定性は、古い測定画像だけで決められるものではありません。
特に成人向けサイトなら、契約前にシン・レンタルサーバー
の最新の利用規約と禁止事項を確認してください。
キャンペーンによって実質負担額が変わることもあります。申し込み前に、公式料金ページで適用条件と終了日時をご確認ください。↓


