先日「見たいWEBページが消えてしまっていた時の対処法3つ」という記事を書きました。そのときInternet Archiveで、いろいろなサイトの昔のデザインを見ていたら、懐かしかったのでまとめてみました。
目次
Yahoo!JAPAN 1996年
日本最大のポータルサイト。設立は1996年1月。初期は、ほとんどディレクトリのみが表示されていたんですね。
Yahoo! 1996年
スタンフォード大学の学生が、ネットサーフィン中に見つけた興味深いページをWEBサイトに公開していたものが評判となり始まったサービス。設立は1995年3月。米Yahoo!も同様にディレクトリがリストになっています。
Google 1998年
スタンフォード大学の学士課程に在籍していた学生2人により1996年1月開発されました。元々は、バックリンクを分析する検索エンジン”BackRub”(バックラブ)が原型。
キャプチャーは、ベータ版時代のGoogle。シンプルなトップページは、このころからなんですね。
YouTube 2005年
もともと、創業者が友人にパーティーのビデオを配る方法として考えた技術を使って作られました。そのためか、会員制となっており、トップページでログイン画面が出てきます。
その後、Google風のインターフェースになっています。
Amazon.co.jp 2000年
Amazon.comの日本版サイト「Amazon.co.jp」として2000年11月1日にオープン。開設当初は、書籍のみの取り扱いでした。デザインは、今とそこまでは変わってないですね。
楽天 1997年
1997年に、元会長兼社長でもある三木谷浩史氏が創業したネットショッピングサイト。残念ながら、ロゴマークなどは残っていませんでしたが、開設当初は、楽天市場の店舗一覧が表示されていたようです。
その後、1999年から現デザインの色使い(えんじ色など)が使われ始め、現サイトデザインの前身ができたのは2000年。
価格.com 1998年
元々は、1997年5月に、パソコン価格をチェックするためのウェブサイト「¥CORE PRICE¥」として創設。まもなくサイト名を「¥パソコンの価格が分かるページ¥」に変更。残念ながら、そのときのアーカイブはありませんでした。
その後12月に、「¥パソコン価格情報¥」に変更されました。キャプチャは、そのときのもの(1998年)。
サイト名が「価格.com」となるのは2000年から。
ニコニコ動画 2007年
前年にスタートしたYouTubeに対抗して2006年12月に『ニコニコ動画(仮)』として実験サービスを開始。後に『ニコニコ動画(β)』としてサービス開始。キャプチャーは2007年1月のもの。あまり今と変わってない印象。
Apple 1997年
WEBサービスではないですが。
元々は、1974年に大学を中退して技師をしていたスティーブ・ジョブズとヒューレット・パッカードで働いていたスティーブ・ウォズニアックの2人が、地元のコンピュータマニアの集まりに参加したのが事の始まり。
キャプチャーは、iMacが発売される前の1997年のもの。現在のAppleっぽくないデザインですが、ロゴマークが懐かしいです。
iMac発売後。
まとめ
ここに紹介した以外にもいろいろなサイトを見ました。基本的にWEBサービスで今も繁盛しているところは、初期のデザインを引き継いで現在に至るものが多い印象です。
いくら、昔のサイトでもパッと見て「このサイト〇〇だ」とわかるのは、やっぱすごいですね。例外もあるけど。