ロリポップ vs ConoHa WING徹底比較表。どちらを選ぶべきか?

ロリポップConoHa WINGも、どちらも優秀なサーバーです。

ですので、これからサイトを始めようと思っている人は、ネットで評判などを調べると、これらサーバーに行き当たる方も多いかと思います。

そして

どっちが良いだろう??

と大いに迷う可能性が高いと推測されます。

そういった場合は、それぞれのサーバーのスペック表を見て「自分の使用目的にあったサーバー」を選べば良いと思います。

ただしその場合、「それぞれのサイトを往復しながらの比較」となるので結構面倒くさい作業になります。

そんな手間を省くためにも、「手軽に両サーバーを比較できるような一覧表」を作成してみました。

双方のサーバーの、「何が、どう優れているのか?」が分かりやすくなっているかと思います。

サーバースペック比較表

それぞれサーバーの最安の同価格帯プランで比較します。

ロリポップは「ハイスピード」プラン。ConoHa WINGは「WINGパック ベーシック」プランプランでの比較になります。価格はすべて税込料金として表示しています。

色別評価の違いは以下のようになっています。

  • 緑色:勝(まさ)っている
  • 黒色:変わらない
  • 赤色:明らかに劣っている
ロリポップ
ハイスピード
ConoHa WING
WINGパック ベーシック
運営歴23年6年
初期費用0円0円
月額料金(1年契約)990円941円
月額料金(3年契約)550円687円
無料お試し期間10日間無料なし
商用利用
再販
アダルトサイト××
出会い系サイト××
プラン
アップグレード
即時(基本数分~1日)即時
プラン
ダウングレード
不可即時
最上位プラン能力スペックアップ可能。
大規模サイトでも運用可能。
スペックアップ可能。
大規模サイトでも運用可能。
サーバー引っ越し
オプション
(SSLサイト移転)
移行ツール有り(無料)
移転代行:なし
移行ツール有り(無料)
移転代行:10,978円
支払方法クレジットカード
コンビニ決済
おさいぽ!決済
銀行振込
ゆうちょ振込
クレジットカード
ConoHaチャージ
ConoHaカード
サーバーソフトLiteSpeednginx
HTTP/2
HTTP/3××
QUIC
(新高速化技術)
××
KUSANAGI
(WP高速化)
××
使用ディスクSATA SSDSATA SSD
ディスク容量400GB300GB
CPU非公開6コア
メモリー非公開8GB
転送量目安無制限無制限
RAID構成RAID 10RAID 10
自動DBバックアップあり(日数は非公開)
※要手動復元
14日分
※要手動復元
自動ファイルバックアップあり(日数は非公開)
※要手動復元
14日分
※要手動復元
遠隔バックアップ?サイトに記述なし?サイトに記述なし
バックアップ
復元コスト
11,000円
※要手動復元
無料
※要手動復元
ドメイン取得同社運営の別サービス同一サービス
ドメイン料金1つ無料1つ無料
マルチドメイン無制限無制限
サブドメイン無制限無制限
MySQL(DB作成)無制限無制限(MariaDB)
MySQL
管理ツール
phpMyAdminphpMyAdmin
SQLite
PostgreSQL××
独自SSL
無料SSL
管理パネル独自パネル独自パネル
CPU使用率表示×
メモリー使用率表示×
ディスク使用量表示
転送量表示×
オリジナルCGI利用
SSI利用
PHP8.1、7.48.0、7.4、5.6
Ruby2.62.5、1.9
Python3.73.6、2.7
Perl5.35.16
Cron
SSH利用
FTP利用
FTP追加アカウント無制限無制限
ファイルマネージャー
.htaccess編集
WEBフォント利用機能Googleフォントなど
※要有料サービス加入
モリサワ
75,000PVまで無料
メールアカウント無制限無制限
メーリングリスト
メールマガジン×
メール転送
メール自動返信
WEBメール
メールボックス容量設定×
アンチウィルス
スパムフィルター
メール暗号化
簡単インストール
サポート電話、チャット、メール電話、チャット、メール
サポート対応良い良い

安さのロリポップ、性能のConoHa WINGといった感じ。

ロリポップの強み

比較してみた結果、ロリポップの強みはこちら。

  • 無料で10日間試せる
  • 料金(運営コスト)が安い

無料で10日間試せる

ConoHa WINGは無料体験期間が一切ありません。

反面、ロリポップは10日間無料でサーバーの全機能を試すことが可能です。加えて、使ってみて合わなければ10日以内に解除すれば一切費用もかかりません。

やはり、費用をかけずに事前にいろいろ試すことができるのはありがたいです。

費用が安い

さすが低コストサーバーの雄のロリポップといったところでしょうか。

個人がサイト運営をする上で十分なスペックのサーバーを、かなりの低コストでレンタルすることが可能です。

もちろん「安かろう悪かろうのサーバー」ではなく「安くて性能も良く安定したサーバー」が利用できることは言うまでもありません。

サイト ロリポップ

ロリポップでサイト運営を開始する方法はこちら。

WordPressで低コストで収益化サイトを始めたいとき、は低コストサーバーの代表格と言ってよいでしょう。加えて、低価格なが...

ConoHa WINGの強み

ロリポップと比較して、ConoHa WINGの方が優れていると思う点はこちら。

  • コスパが良い
  • 自動バックアップ・復元機能がある
  • 格安でサイト引っ越しをプロに丸投げできる
  • プラン変更がフレキシブル

コスパが良い

サーバー性能と料金をトータルで見た場合、圧倒的にConoHa WINGの方がコスパが良いです。

次の項目で説明しますが特に、復元データが有料なのと、自動復元機能がないのは致命的。

自動バックアップ・復元機能がある

サイトにトラブルがあった場合、ConoHa WINGの場合は復元用のバックアップデータを無料で取得することができます。

無料なので管理画面から手軽に取得することができ、すぐにサイト復旧を開始できます。

反面、ロリポップの場合は、復元データは有料です。

まずは、「データ提供の申請」から行う必要があり、その対応を待っている間、復旧を行えず初動が遅れます。

加えてConoHa WINGはマウス操作のみで自動復元できるツールもあります。ロリポップとではサイトの復旧のしやすさが段違いです。

格安でサイト引っ越しをプロに丸投げできる

ConoHa WINGもロリポップも無料サイト引っ越しツールはあります。

ただ、ConoHa WINGの場合は、格安でプロに引っ越しを依頼できるオプションもあります。

ConoHa WINGのWordPress移転料金

「WordPressの引っ越しを有料で丸投げできるオプション」として、ConoHa WINGは業界トップクラスの安さです。

サイトの引っ越しは正直、非常に手間です。

たったこれだけの値段でプロに丸投げできるのであれば、僕は間違いなく、この引っ越しオプションを利用します。

というのも、引っ越しに失敗するとサイトがぶっ壊れる恐れが高いので、そのリスクを考えたら安いかなと。

プラン変更がフレキシブル

ConoHa WINGは、クリック操作で手軽にサーバー性能(CPU・メモリ)を上げることができます。

つまり、大量アクセスがある場合は、ブランアップが即時に反映されることでサイトダウンを防ぐなんてこともできます。

この機能は、コントロールパネルのオン/オフで手軽に設定が可能です。

人気ブログや、トレンドサイトを運営する場合は、急激なアクセス増によるトラフィック上昇が起こる可能性は高いです。

そういった場合に、対応できるサーバーとなれば、ConoHa WINGになると思います。

ロリポップの場合は、プランのアップグレード(遅延あり)はできますがダウングレードができません。

サイト ConoHa WING

ConoHa WINGでサイト運営を開始する方法はこちら。

ここでは「ConoHa WINGでブログを作成する方法」をできるだけ丁寧に説明したいと思います。以下で紹介する手順通りに設定...

まとめ

「で、どちらのサーバーが良いの?」ということに一言で答えるならば、以下のようなことが言えるかと思います。

  • 無料で試用できて値段の安さを求めるなら→ ロリポップ
  • 性能も良く料金も安いコスパの良いサーバーを求めるなら→ ConoHa WING

個人的には、バックアップの復旧データが有料なのと、自動で復元してくれないのはやはりきついので、ConoHa WINGがおすすめとは思います。

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