僕は過去に受けた怪我の後遺症で肺活量が1300ccしかありません。
一般男性の肺活量は4000cc~4500ccということを考えると、通常の3分の1程度しかありません。
なので、僕は肺の機能が非常に弱く、酸素の取り込み具合が悪いのか、息苦しい時が過去に何度かありました。
そういった酸素を含めた、体調を見るためにパルスオキシメーター(酸素濃度計)を購入し、「自分の呼吸機能」を客観的な数値で見れるようにしました。
このドリテックの酸素濃度計は、非常に有能で手軽に正確な数値を計測することができます。
僕自身、この酸素濃度計は自分の体調管理に必須のものとなっています。
ただ先日、父も病気で肺の調子が芳しくない事がありまして、僕の酸素濃度計を父に貸すことにしました。
父も毎日酸素濃度を測る必要が出てきました。
そうなってくると、自分の部屋に酸素濃度計がなくなるわけで。
手元に酸素濃度計がないと、思いついたときに計ることができず、非常に不便だったため、もう1個、酸素濃度計を購入することにしました。
その際、別のメーカーの酸素濃度計の購入も考えました。
しかしながら結局、
値段も手頃で使い方も簡単、数値も正確
ということで、前回と同じ「ドリテックのパルスオキシメーター(酸素濃度計)」を購入することにしました。
もう何年も使っているので、これを購入しておけば、まず間違いないということで。
目次
実際に届いた酸素濃度計
ネット注文して、明後日に届いた酸素濃度計の箱がこちら。
型番:OX-101には、ブルーとピンク2色が用意されています。
前回購入した酸素濃度計は、ブルーだったので今回はピンクを購入。
箱の裏面にもピンクと分かるように印がついています。
カラーバリエーションはこちら。
箱を開けるとこんな感じ。
中身を全部取り出すと、これだけのものが入っています。
- 酸素濃度計本体
- 単四電池(2本)
- ストラップ
全部でたったこれだけ。
3年前に購入したときは、ポーチも付属していたんですが、これは必要ないので無いバージョンを購入。
実際、ポーチに収納していると、毎回取り出すのが面倒になってきます。で、結局ポーチは使用しなくなるので、不要版があるのも納得。
本体
酸素濃度計の本体はこんな感じ。
手前の穴に人差し指等を挟んで計測します。
指を挟んで、スイッチをポンと押すだけ。
黒背景に青みがかった文字でクッキリと表示されるので、非常に見やすい。
これを使用することで、「血中酸素濃度」と「脈拍」をはかることができます。
基本的に身体がしんどい時は、脈拍が上がるので、これも重要なバロメーターになります。
使い方
使い方は本当に簡単で、機器に指を挟んでボタンを押すだけ。
計測後は、指を外すと自然に電源がオフになります。
計測中、さらにボタン押すだけで自分の見やすい画面を設定することも可能です。
普段よく利用する、看護師さん、ヘルパーさんの場合は、ストラップをつけて常に所持しやすいようにもできます。
日本呼吸器学会に書かれている標準値
「日本呼吸器学会」によると一般的な標準値は96~99%とされています。
使用感
このドリテックの酸素濃度計は、ほんと使いやすいので思いついたときに手軽に計測することができます。
ドリテックは、埼玉県にある日本の会社なので安全面や、サポート面での不安もほぼほぼないと言っていいかと。
使ってみた感想については、以前のレビューに詳しく書いてあります。
呼吸器に不安のある方のコロナ禍の体調管理に
酸素濃度計を持っていることで、コロナウィルス感染症で呼吸時に悪影響をおよぼしているかを客観的に見ることもできます。
「日本感染症学会」の「新型コロナウィルス肺炎診療方案」の「臨床分類」項目で「重症型」と判断されるのが、「安静状態での酸素飽和度が93以下」とされています。
定期的に酸素飽和度を計測し、普段より明らかに低い数字になるようであれば、主治医に連絡をとりましょう。
まとめ
今回、「ドリテックのパルスオキシメーター(酸素濃度計)」の購入は2度目になりました。
他にも、様々なメーカーから酸素濃度計は出ていますが、以下の観点からドリテックはやっぱりおすすめです。
- 値段が安い
- 計測値が正確(訪問看護師が持っている医療用のものと計測してもほとんど同じ)
- 使い方が簡単
- 日本製
もちろん、他社製の酸素濃度計でも問題ないとは思いますが、これまで数年使い込んできた実績と信頼から、ドリテックのもの以外はちょっと考えられませんでした。
ポーチが必要な場合は、ポーチ付きのものもあります。