エックスサーバー vs ConoHa WING徹底比較表。どちらを選ぶべきか?

一昔前、レンタルサーバーといえばエックスサーバーの一強時代がありました。

しかし昨今では、レンタルサーバーも群雄割拠の時代。新進気鋭の良サーバーがどんどん出てきています。

そんな新進気鋭のサーバーの中でも、サーバースピードで言えば、ConoHa WINGはトップクラスにあります。

国内レンタルサーバーサービス WEBサーバー処理速度ランキング

ただぶっちゃけてしまうと、個人でWordPressサイトを運営するのであれば、どちらを選択しても間違いではないと思います。

どちらも非常に優秀なサーバーであることに間違いはありません。

ですので、これからサイトを始めようと思っている人は、ネットで評判などを調べると、これらサーバーに行き当たり、「どっちが良いだろう??」と大いに迷う可能性が高いと推測されます。

そういった場合は、スペック表を見て「自分の使用目的にあったサーバー」を選べば良いと思います。けれど、それぞれのサイトを見比べながら比較するのでちょっと面倒くさいかと思います。

そんなわけで、手軽に両サーバーを比較できるように一覧表を作成してみました。

双方、「何が、どう優れているのか?」が分かりやすくなっているかと思います。

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サーバースペック比較表

それぞれサーバーの最安の同価格帯プランで比較します。

エックスサーバーはx10のスタンダードプラン。ConoHa WINGはベーシックプランでの比較になります。価格はすべて税別料金として表示しています。

色別評価の違いは以下のようになっています。

  • 緑色:勝(まさ)っている
  • 黒色:変わらない
  • 赤色:明らかに劣っている
エックスサーバー
スタンダード[x10]
ConoHa WING
ベーシック
初期費用 3000円 0円
月額料金(1年契約) 1000円 1200円(月額換算)
月額料金(3年契約) 900円 1200円(月額換算)
無料お試し期間 10日間 0日間(キャンペーン時11日間)
商用利用
再販 △(一定条件を満たせば)
アダルトサイト × ×
出会い系サイト × ×
プラン
アップグレード
月単位 即時
プラン
ダウングレード
契約終了時 即時
最上位プラン能力 転送量と
ディスク容量のみ増加
スペックアップ可能
サーバー引っ越し
オプション
× ○(自動ツールにより無料)
支払方法 クレジットカード
銀行振込
コンビニ決済
Pay-easy
クレジットカード
ConoHaチャージ
ConoHaカード
サーバーソフト nginx nginx
HTTP/2
QUIC
(新高速化技術)
× ×
使用ディスク 完全SSD 完全SSD
ディスク容量 200GB 200GB
CPU ?(共用:非公開) ?(アクセスで自動可変
メモリー ?(共用:非公開) ?(アクセスで自動可変
転送量目安 70GB/日
日区切り
2.5TB/月(平均:83GB/日)
月区切り
例:1日だけ200GBでもOK
SSD RAID10構成
自動DBバックアップ 14日分 14日分
自動ファイルバックアップ 7日分 14日分
遠隔バックアップ ?サイトに記述なし ?サイトに記述なし
バックアップ
復元コスト
MySQL:7日分のみ無料
MySQL:7日以外は5,000円
ファイル:10,000円
MySQL:1,000円
ファイル:5,000円
メール:500円
ドメイン取得 XSERVERで可能 別サービス
マルチドメイン 無制限 無制限
サブドメイン 無制限 無制限
MySQL 50個まで(MariaDB) 60個まで(MariaDB)
MySQL
管理ツール
phpMyAdmin phpMyAdmin
SQLite
PostgreSQL × ×
独自SSL
無料SSL
管理パネル 独自パネル cPanel
CPU使用率表示 ×
メモリー使用率表示 ×
ディスク使用量表示
転送量表示 △(要設定)
オリジナルCGI利用
SSI利用
PHP 7.2、7.1、5.6、4.3.9 7.2、7.1、7.0、5.6
Ruby 2.0.0、1.9.3、1.8.5 2.5.0、2.0.0
Python 3.3.1、2.7.4、2.4.3 3.6、2.7
Perl 5.8 5.16
Cron
SSH利用
FTP利用
FTP追加アカウント 無制限 無制限
ファイルマネージャー
.htaccess編集
WEBフォント利用機能 ○(2万5000PVまで無料) ○(2万5000PVまで無料)
メールアカウント 無制限 無制限
メーリングリスト
メールマガジン ×
メール転送
メール自動返信
WEBメール
メールボックス容量設定
アンチウィルス
スパムフィルター
メール暗号化
ブログシステム WordPress : ◯
EC-CUBE:○
PukiWiki:○
WordPress : ◯
EC-CUBE:○
簡単インストール
サポート 電話、メール 電話、チャット、メール
サポート対応 良い 良い
質問のしやすさ 電話で聞きたい場合はしやすい 電話やチャットで気軽に聞ける

エックスサーバーの強み

比較してみた結果、エックスサーバーの強みはこちら。

  • 運営コストが安い
  • お試し期間がある(ConoHa WINGは期間限定)
  • データベース復元は無料(7日間)
  • エックスサーバー上でドメインが取得できる
  • メールマガジンを発行できる
  • 老舗の安定感

月額が安い

エックスサーバーは、3年契約にすると月額が900円になります。しかし、ConoHa WINGは時間制課金の月額料金は最低でも1200円となります。

ConoHa WINGは、サーバーの処理速度が速いので、1200円支払ったとしてもコストパフォーマンスは十分です。

しかし、個人運営サイトであれば、エックスサーバーのスペックでも十分過ぎるくらいあります。個人運営サイトではオーバースペック(十分すぎるスペック)と言っていいでしょう。

そうなってくると、月額コストが25%も低いエックスサーバーを選択する理由としては十分です。

データベースの復元が無料

エックスサーバーは、自動バックアップしているデーターから、7日間は無料で復元が可能になっています。

サイト運営を長年していると、Search Regex等のプラグインを利用して、記事の内容を一括置換したいケースが多々出てきます。

こういったプラグインは、修正箇所を一度に変換できるため非常に便利です。しかしその反面、置換に失敗したら元に戻せないという危険性もはらんでいます。

しかし、データベースがバックアップされていれば、バックアップデータから、元に戻せるので安心して一括置換プラグイン等を利用することができます。

反面ConoHa WINGでは、データベース復元が有料なので、「無料でいつでも元に戻せる」といった気軽さはありません。

同一サービス内でドメイン取得が可能

エックスサーバーは、レンタルサーバー契約時にドメインを取得し、同一サービス内で管理できます。

例えば、別サービスでドメインを取得した場合は、それぞれ別のアカウント情報でログインしなければなりません。

けれど、エックスサーバーで「ドメイン」と「サーバースペース」を契約した場合は、1つのアカウント情報で双方を管理することができます。

これにより、管理コスト(労力)を多少軽減することができます。

安定感は抜群

エックスサーバーがレンタルサーバー事業を開始したのは、2009年の1月7日で今から10年前となります。

その間、大きな障害も出さず淡々と安定運営出来ているのは、エックスサーバー社の企業努力の賜物(たまもの)とも言えるでしょう。

サーバーを安定運営するのはサーバー業者としては、当然のことかもしれません。けれどこれができないサーバー業者も結構あります。

エックスサーバーは10年間、堅実に安定運営してきた実績を買われて、いまだアフィリエイターに人気のサーバーとなっています。

反面、ConoHa WINGは2018年9月16日に運営を開始したサーバーです。安定運営状況に関しては、まだまだ運営状況を見守る必要はあるかもしれません(※ConoHa WINGもこれまで安定的に運営されています)。

サイト エックスサーバー

ConoHa WINGの強み

エックスサーバーと比較して、ConoHa WINGの方が優れていると思う点はこちら。

  • サーバーの処理速度が速い
  • 初期費用が0円
  • WordPress引っ越しツールで無料でサーバー移転出来る
  • サーバースペースの再販売が可能
  • プランの変更がフレキシブルに可能(急なトラフィックの増減にも対応できる)
  • プランを上げれば超大規模サイトでも運営可能

サーバーの処理速度が速い

ConoHa WINGは、国内サーバーでは間違いなくトップクラスに入るサーバーの処理速度を保有しています。

「サーバー速度が速い」というだけで、レンタルサーバーの大きな魅力となります。

というのも、サイトへの訪問者目線で考えた場合、ページ表示速度が遅いサイトはやはりイライラするものだと思います。

これまで、スマホでネットをしている際に、

あまりにもページ表示が遅いので別のページを見た。

なんて人も多いのではないかと思います。

実際に、Pingdom Royalによると、「Webページの読み込みにかかる時間が2秒までは直帰率は9%ほどだが、3秒を超えると一気に直帰率が増え、5秒になると38%まで増えている」という調査結果も出ています。

Webページ読み込み時間と直帰率グラフ

サイトに訪れる訪問者は、「仕事の休み時間」や「通学・通勤中」の貴重な隙間時間の間に記事を読んでくれている人も多いでしょう。

そんな貴重な「合間時間」を利用して訪問しているのに

遅いサイトなんてまどろっこしくて見てられんわ…

ということだと思います。

ConoHa WINGにした場合は、こういった「ページ表示の遅い故の離脱」を減らせる可能性が高くなります。

何度も書きますが、ConoHa WINGのサーバー処理速度は日本のレンタルサーバーの中でもトップクラスです。

サーバー引っ越しが無料

ConoHa WINGは、WordPressの引っ越しも非常に簡単です。

サイトのアカウント情報など、必要項目を入力すれば、クリック一発かつ無料でサイト移行ができてしまいます。

ConoHa WINGのWordPress引っ越し

エックスサーバーの場合は、「WordPress引っ越しオプション」自体がないので、サイトの引っ越しを考えている場合は、ConoHa WINGという選択肢になるかと思います。

プラン変更がフレキシブル

ConoHa WINGは、「自動プランアップ」というものがあり、大量アクセスを検知したら、自動でプランをアップし、サイトダウンを防ぐことができます。

この機能は、コントロールパネルのオン/オフで手軽に設定が可能です。

人気ブログや、トレンドサイトを運営する場合は、急激なアクセス増によるトラフィック上昇が起こる可能性は高いです。

そういった場合に、対応できるサーバーとなれば、ConoHa WINGになると思います。

サイト ConoHa WING

まとめ

「で、どちらのサーバーが良いの?」ということに一言で答えるならば、以下のようなことが言えるかと思います。

例えば、アフィリエイトサイトのようなアクセスが安定しているサイト運営であれば、コストの安いエックスサーバーを選ぶと初期費用を抑えることが出来るかと思います。

もし、エックスサーバーで捌ききれないアクセスがあった場合は、「無料WordPress移転ツール」でConoHa WINGに引っ越すこともできますし。

反面、「訪問者の利便性を最大限考慮した速いサーバーが良い」なんて場合は、ConoHa WINGがベストかと思います。

サーバーの表示速度が速いということは、訪問者に良いのは間違いありません。

加えてサイト管理者自体、管理画面等から最も自分のサイトをみることになります。サイト設定をしている際にも、ページ遷移が速く快適に利用できるという利点もあります。