WordPressでブログ等を行っている場合、大抵の方は共有サーバーを利用しているかと思います。
僕も、エックスサーバーの一番安い共有サーバープランを利用しています。
共有サーバとは、1台のサーバー内の領域を、複数に分けて申込者にスペースを割り振り、貸しています。現実世界にたとえて言えば、アパートかマンションみたいなもんです。
ただ、リアルのアパートなどでは、たまに同じアパートの住人と顔を合わせることはあるかもしれませんが、サーバーとなると偶然に顔を合わせることなどはまずありません。
確かに、同じサーバーの住人は、特に知る必要もないかもしれません。けれど、他の住人が、超人気サイトや負荷の高いサービスをやっていると、同じ共有サーバにいる他のユーザーにも影響が及ぶこともあります。
とりあえず、知っておいても損はないと思うので、今回は、「同じ共有サーバーに同居しているサイト」の調べ方を紹介したいと思います。(※厳密に言うと同居というより住人と言ったほうがいいかも。)
目次
共有サーバー住人の調べ方
いろいろな、共有サーバーの住人(同居人)を調べる方法です。
Reverse IP Lookupで探す
Reverse IP Lookupを利用するとかなり詳細な調査ができます。
このツールを利用するには、以下のようにドメイン名を入力して「Check」ボタンを押してください。
結果は以下のように、アルファベット順でリンクつきで表示されます。今回は77サイト見つかりました。
結果を見てみると、いろいろなサイトがありました。会社のサイト、How toサイト、などなど。僕が、同じエックスサーバーでマルチサイト運営しているSimplicityサイトも、当然同じIPになるので表示されています。
今回見つけたので、面白かったのは、もう終わっていますが、「天野喜孝×HYDE展(現在サイト消滅)」なんてのもありました。
こういうのって、終わっても消さないもんなんですね。
ここで見つけたサイトを、SimilarWebなどで調べてみれば、運営状態などもある程度わかると思います。(※SimilarWebは、あくまで推測値です。)
Net Valuatorで調べる
個人的におすすめなのが、Net Valuatorで調べる方法です。
Net Valuatorは、サイトの見積もり価格などを調べるサイトですので、同居人の「アクセス数」や「見積もり価額」まで調べることができます。
使い方は、トップにあるURL入力ボックスにURLを入力して「Lookup」ボタンを押すだけです。
調査結果は、ちょっと下にスクロールしたところの「Websites Hosted on Same IP」に表示されます。
Alexaランクや、Net Valuatorでのサイト見積もり価格も同時に表示されるので、ある程度サイトの戦闘力みたいなものも分かります。(見積もり価格や、アクセス数はあくまで、Net Valuatorの”推測値”にすぎないので、正確なものではないと思います。ただ、ある程度の目安にはなります。)
ただ、ここの難点として、あまりトラフィックのないサイトは表示されないなどがあります。
Net Valuatorの詳しい使い方は以下を参照してください。
レンタルサーバー同居人検索で調べる
ただ、同じサーバーの住人(同居人)のドメインを調べるだけなら、レンタルサーバー同居人検索というツールもあります。
こちらもただURLを入力して「同居人検索」ボタンを押すだけです。
結果は、以下のように自分のドメインを含めた形で表示されます。
こちらは多分検索すると、追加される方式なのではないかと思います。
BingのIPコマンドで調べる
Bingで以下のように記述して検索すると同じIPにある記事を検索できます。
ip:サーバーのIP
サーバーのIPは、上で紹介しているツールで調べると出てくるので、それを入力してください。Googleなどには、こういった検索コマンドはないようです。
こんな感じに入力します。
すると、以下のように同じIPの記事のみ検索結果に表示されます。
ただ、Bingの場合インデックス数は多くないようです。
まとめ
と、こんな感じで共有サーバーの住居人を調べることができます。
それにしても、同じサーバーに天野喜孝展があったのは、「おおっ!」と思って、ちょっと昔を思い出してしまいました。ただ、同じロットのサーバを使っていたというだけですけど。
幼少の頃、兄の買ってきた「元祖 集団ボコボコゲー」のファーストクイーンのパッケージが天野喜孝さんで、あまりにもかっこよすぎて幼いながらに「何これ?!超かっけー!」と衝撃を受けた覚えがあります。
そのパッケージがこれ。
その後出た、ファイナルファンタジーのイラストなどもよかったですよね。
で、上のパッケージのイラストを探すのに調べていたら、呉ソフトウエア工房にJAVAのサンプル版ができるのを発見しました。
ちょってやってみたんですが、懐かしさのあまり鼻血がでそうになりました。
それにしても、Windowsが一般化する遙か前のPCスペックで、よくこんな人数を一度に動かすゲームを作ったものだと思います。ちょっと処理落ちはあったかもしれないけど。
…と話は逸れましたが、こんな感じでサーバーの住人を調べてみると、意外な発見があるかもしれません。
©呉ソフトウェア工房
早速試してみました!
面白ですねこれ(^^)
良い情報をありがとうございます(^^)b