大人が履くのに抵抗が低い。超薄型紙パンツランキング【薄型大人用おむつ】

僕は、頸髄損傷(首の骨が折れた状態)で手足が動きません。

なので自分の骨盤底筋(前)や括約筋(後)を駆使して用を足すことはできません。

それでも、リハビリ訓練をして、自分の生活リズムを掴めれば、普通のパンツでも小便や、大便を意図的に制御することは可能です。

ある程度制御が可能なので、僕もこれまで十数年間、ボクサーパンツで過ごしていました。

ただ、なにぶん僕の場合、身体的な障害から、前後の筋肉がアンコントローラブルであることには間違いありません。

恥ずかしながら、1年に1回とか、粗相してしまうこともままあります。

そうなると、ボクサーパンツって超絶に防御力が低いんですよね。。

ドラクエの防御力で例えたら、旅人の服クラス(+7)。パンツの吸収力で行ったら7mlもないでしょう。

そんな防具(パンツ)を履いた状態で粗相したら、確実にズボンは交換する必要性が出てきますし、下手をすれば、ベッドのシーツや布団も交換する必要が出てきます。

まあとにかく、人に迷惑をかけます。

とは言っても僕も、

出来れば大人用おむつは履きたくない…

という変なプライドから、ボクサーパンツを履いて十数年過ごしてきました。

けれどある日、「おむつを履きたくないというプライド」よりも「粗相した時の申しわけなさ」の方が大きく上回りました。

で、ある日こう思ったわけです。

人に迷惑をかけるくらいなら、おむつもやむなし…

と。

そう思ったが吉日、いろいろな大人用紙おむつを調べてみたところ、最近では僕のような初心者向けの紙おむつも充実していました。

通常の「大人用紙おむつ(介護用紙おむつ)」の嫌な部分がない「紙パンツ」系の物も結構あります。

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大人用紙おむつの嫌なところ

当初、大人用紙おむつ、つまり「通常の介護用おむつ」を履くのにも抵抗がありますた。

というのも、介護用おむつはズボンの下に履いていると、下腹部がモッコリしてしまうからです。

おむつ

しかし最近では、これが嫌な人が多いみたいで「薄型パンツ」系の薄さを売りにした商品が結構出ています。

例え、ズボンの下に履いたとしても、ほとんど目立たず、他の人からも気づかれないやつ。

なので僕は「薄型パンツ」系の紙おむつの中から、以下の基準で良いものを探してみました。

  1. とにかく薄くて目立たない
  2. ズボンのラインも自然な履き心地
  3. パンツを履くように履きやすい
  4. それなりに吸収力もある(1回分くらいは吸収)
  5. 値段も手頃

上の条件をほど優先度を高く選定。

そして上記条件に当てはまるものを、実際に購入して自分なりに審査してみました。

その結果、「薄型紙パンツ」として有能だったものを、ランキング形式で紹介します。

薄型紙パンツランキング

以下では、「介護用紙おむつ」のような仰々しいものではなく、とにかく「大人向け紙おむつ」の初心者向けということで、「できる限り薄くて目立たない紙パンツ」を判断基準に良かったもの順で紹介します。

ADL区分でいうと「一人で歩ける方」向けの紙パンツになります。

1位 リリーフ まるで下着 ローライズ

1位 リリーフ まるで下着 ローライズ

  • 吸収力:150ml

パッケージの写真にもあるように、ジーンズの中に履いたとしても目立たない紙パンツです。

このこの紙パンツの大きな特徴は、股上が低いことです。

以下のように、股上の低いジーンズの下に履いても、紙パンツが上から飛び出すことがありません。

股上が低い 股上が低い]

これは結構大きいと思います。

大抵、

大人用紙おむつを履きたくない

なんて人の中には、

人からおむつを履いているのを気づかれたくない

と思っている方も多いかと思います。

この「まるで下着 ローライズ」だと、股上の低いズボンを履いたとしても、紙パンツが非常に見にくい仕様になっているかと思います。

男性用・女性用双方揃っています。

2位 リフレ はくパンツ

リフレ はくパンツ

  • 吸収力:300ml(150×2回分)

上で挙げた「まるで下着 ローライズ」には敵わないものの、これも比較的薄い。

注目すべきは吸収力で300mlと、「まるで下着 ローライズ」の150mlの2倍の吸収力を持っています。

ですので、「150mlの吸収力じゃ少し心配」という場合は、こちらのリフレの紙パンツが良い選択になるかと思います。

こちらの紙パンツは、男女兼用となっています。

3位 ライフリー 下着の感覚 超薄型パンツ

ライフリー 下着の感覚 超薄型パンツ

  • 吸収力:300ml(150×2回分)

これも、吸収力や薄さの点においては、2位の「リフレ はくパンツ」と変わりなかったと思います。

では何故こちらの方が順位が低いかというと、「一日履いていると、ゴム部分の締め付け部分の影響で、横腹部分にガッツリと跡がついてしまうから」です。

やはり、「薄型紙パンツ」は基本的に、長時間履くものです。ですので、皮膚への負担も出来る限り軽いほうが良いと思い、「リフレ」方法を上位としました。

ただ、「ライフリー」の方にも良い点はって、お試しパック(2枚入り)があって安く購入できるのは素晴らしいと思います。

まずは、少量で試してみて、気に入ったら購入できるというスタイルは、初めて利用するユーザーにとってはありがたい制度かと思います。

こちらも男女兼用。

4位 近澤製紙所 メディパンツスリム

  • 吸収力:350ml

今回紹介した「薄型紙パンツ」の中では最も吸収力が高い商品です。

良質の紙も使われています。

ただ、実際に使ってみると今回紹介したものの中では、一番分厚く、ゴワゴワ感を感じます。

あと、履くときも柔軟性が乏しいので、履きづらい部分もありました(あくまで個人の感想です)。

「履きやすさより一番欲しいのは吸収力」なんて場合場合は、こちらがいいかも。

こちらも男女兼用。

まとめ

今回、薄さと目立ちにくさを重視した結果、僕の中では以下のような結果になりました。

  1. リリーフ まるで下着 ローライズ
  2. リフレ はくパンツ
  3. ライフリー 下着の感覚 超薄型パンツ
  4. 近澤製紙所 メディパンツスリム

これらの中でも「股上の高さ」まで十分に気を使って作ってあるのは、「リリーフ まるで下着」のみです。

介護用のおむつはズボンの上からでも履いているのがわかるのが嫌…

背伸びをした時にお腹からもっさり紙パンツのヒダヒダが出ると恥ずかしい…

なんて場合は、「リリーフ まるで下着」は本当のパンツ形状に似せて作ってあるので、オススメです。