ベッドで寝ながら洗髪・乾燥が出来る「ルームシャンプー」を購入レビュー

ルームシャンプー

僕は、車椅子生活をしています。

体調の良い日は毎日、風呂場にある洗髪台でヘルパーさんに頭を洗ってもらっています。

ただ、体調不良の時はどうしても車椅子に乗れないこともあります。

そんな体調不良の時でも、頭を洗わないと痒くてキツイので、以下の環境を整えて、ベッドで洗髪をしています。

僕は、要介護者なもので普段は、風呂場の洗面台でヘルパーさんに頭を洗ってもらっています。 ただ、体調不良などで起き上がって車椅子...

そうしたら先日、フォーラムにて

寝ながら頭が洗えるルームシャンプーというのがありますよ。

というのを教えていただきました。

それがこんなマシン。

Roomshampoo – Anywhere Hair Wash –

僕は要介護者という観点で

ベッド上での最適な洗髪方法はないものか…

と常々考えているので、

これは面白そうだ!試してみたい!

ということになりました。

だって、便利なものだったらそれだけで、生活の質(QOL)が上がるのですから。

ということで早速、ルームシャンプーを購入してみました。

ルームシャンプー 服を着たままラクチン洗髪
Guardner(ガードナー)
座ったまま、寝たままで瞬速洗髪。たった5分と1リットルの水でキレイに
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実際に届いたルームシャンプー

で、実際に届いたルームシャンプーがこちら。

ルームシャンプーの箱

箱の中に入っているものを、すべて出してみるとこんな感じ。

ルームシャンプーの同梱物

  1. ルームシャンプー本体
  2. ヘッドブラシ
  3. ボディースポンジ(体を洗う用)
  4. 専用のシャンプー&容器
  5. 本体動作用の電池(単三4本)
  6. 使い方DVD
  7. 取り扱い説明書

以下では、それぞれを詳しくみていきます。

この、ルームシャンプーは単体では動作しません。動作させるには一般的なキャニスター式の過程を掃除機が必要になります。詳しくは後述します。

ルームシャンプー本体

ルームシャンプーの本体はこんな感じ。

ルームシャンプーの本体

本体は、こんな感じでパカッと開く構造になっています。

ルームシャンプーは本体がパカッと開く構造

中のタンクは、洗浄用のお湯タンクと、排水用のタンクに分かれています。

ルームシャンプー本体タンク

当然ではありますが、このように「頭を洗浄する用の水(お湯)」と「洗浄後の排水がたまる水(お湯)」しっかりと分かれる構造になっています。

清潔な水と排水が別れていないと意味ないので、当然といえば当然なのですが。

ヘッドブラシ

頭を洗うためのヘッドブラシがこちら。

ルームシャンプーのヘッドブラシ

このブラシで、頭皮をマッサージしながら洗髪を行います。

ヘッドブラシ横のボタンを押すとお湯が出る構造になっており、このお湯で頭髪を洗浄する仕組みになっています。

ルームシャンプーヘッドブラシのボタン

こんな感じで、寝ながら洗髪ができます。

ルームシャンプーで寝ながら洗髪

ヘッドブラシは消耗品なので単品で購入できるようにもなっています。

ルームシャンプー専用 ヘッドブラシ (ソフトタイプ:ブラック)
Guardner(ガードナー)
ルームシャンプー専用 ヘッドブラシ

使用者によって交換するために購入するのも良いでしょう。

ボディースポンジ(体を洗う用)

ルームシャンプーは、洗髪以外にも体を洗うこともできます。

体を洗うに使用するボディースポンジはこちら。

ルームシャンプーのボディースポンジ

ヘッドブラシに取り付けて利用します。

ルームシャンプーのボディースポンジとヘッドブラシ

ヘッドブラシにボディースポンジを取り付けた状態がこちら。

ルームシャンプーのヘッドブラシにボディースポンジを取り付けた状態

こんな感じで体を洗えます。

ルームシャンプーで体を洗う

ボディースポンジは別売りでも購入できます。人によってスポンジ交換したい時などにも良いでしょう。

ルームシャンプー専用 ボディ用スポンジ
Guardner(ガードナー)
施設内や家族間などで個別に準備し、衛生的に使用できます

「身体も洗える」なんてのは、ルームシャンプーくらいにしか見られない機能だと思います。

専用のシャンプー&容器

ルームシャンプーには、わざわざ専用のシャンプーが用意されています。

こちらが容器と実際の専用シャンプー。

ルームシャンプー専用の容器とシャンプー

このシャンプーは、ルームシャンプーで利用するために泡切れが良くなるように作られています。

ルームシャンプー詰め替えパックのオモテ面

身体への優しさにこだわったスッキリ洗って素早く流せる「ルームシャンプー」専用の石鹸シャンプーです。

頭皮だけでなく全身をやさしく洗うためのシャンプーとしてもご利用ください。

クリーミーな泡が汚れや余計な皮脂をやさしく包んで地肌をすっきり洗います。

原料の油脂はすべて天然植物由来。せっけん製造の際に発生する刺激物の残留アルカリをなくすため「釜炊きけん化法」でじっくり炊き上げました。

すすぎの泡切れが良く肌刺激の原因になる泡残りも抑えられます。

頭を洗うだけではなくボディーシャンプーとしても使えます。

こちらの開発ストーリーを見る限りでも、このルームシャンプーの肝は、この「泡切れの良いシャンプー」にあるようです。

ルームシャンプー開発ストーリー

パッケージ裏面はこんな感じ。

ルームシャンプー用シャンプーのパッケージ裏面

日本製のシャンプーです。

このシャンプー自体も、後から買い足しできるように個別販売しています。

ルームシャンプー専用 詰め替えシャンプー
Guardner(ガードナー)
ルームシャンプー専用開発、瞬速洗髪を実現。泡切れが良く、すすぎ流しが省水・短時間で済みます。

本体動作用の電池(単三4本)

水(お湯)のオン/オフは電池で制御するので単三電池が4本ついてきます。

ルームシャンプーについてきた単三電池4本

この電池を、ルームシャンプー本体にセットして利用します。

ルームシャンプーに単3電池をセット

単三電池は専用のものでなく、市販のもので利用可能です。

三菱電機 アルカリ乾電池(シュリンクパック) 単3形 10本パック LR6N/10S
三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)
総合性能とコストパフォーマンスに優れた三菱アルカリ乾電池 。

使い方DVD・取り扱い説明書

説明書とDVDがこちら。

簡単な使い方であれば、DVDを見れば分かるようになっています。

ルームシャンプーを使用するには家庭用掃除機が必須

このルームシャンプーを利用するには、別途キャニスタータイプの家庭用掃除機が必要になります。

僕は、このルームシャンプー用に以下の値段の安い掃除機を1台購入しました。

実物がこちら。

キャニスタータイプの家庭用掃除機

ルームシャンプーに、こういった家庭用掃除機をセットして利用します。

セット方法は、こちらの動画等を見ると分かりやすいかと思います。

座ったまま洗髪。

【イスに座ったまま】瞬速洗髪機『ルームシャンプー』【使用方法】

寝たまま洗髪。

【寝たまま洗髪】瞬速洗髪機『ルームシャンプー』【使用方法】

洗髪してみた感想

今回紹介しているルームシャンプーを利用して、実際に寝ながら洗髪を何度もしてみました。

良かったところ

良い点を挙げるとこちら。

  1. 家にある家庭用掃除機で使える
  2. 準備にそこまで時間はかからない(慣れれば5分程度)
  3. お湯で頭を洗い流せる
  4. カラーリング剤も流せる
  5. 体も洗える
  6. 後片付けも簡単

家にある家庭用掃除機で使える

ルームシャンプーは、通常なら家庭にある一般的なキャニスター式掃除機が動力となります。

家にキャニスター式掃除機があるならば、新たに買い足す必要もありません。

僕の場合は、以下のキャニスター式掃除機を利用しています。

ただ、以下のダイソンに代表されるような、コードレス型のスティック型クリーナーでは利用できないので注意が必要です。

コードレス型は基本的にNGと考えとけば良いかと思います。

準備にそこまで時間はかからない(慣れれば5分程度)

洗髪をするのに、準備するものはこちら。

ルームシャンプーをする時に準備するもの

  1. ルームシャンプー本体
  2. 掃除機
  3. 洗髪用のお湯
  4. 霧吹き(頭を濡らせれば特に必要ないけど)
  5. タオル
  6. 手を洗うお湯(近くに水道とかがあればそれでOK)
  7. シャンプー

少し多いようにも見えますが、僕の場合「霧吹き」や「手を洗うお湯」は使わなかったので、特に大変というわけではなかったです。

あとは、ルームシャンプー本体にお湯を入れます。

本体の給水タンクにお湯を入れる

最後に掃除機とルームシャンプーのジョイント部分を接続します。

掃除機とルームシャンプーを接続する

これで準備は完了です。慣れると5分もかかりません。

お湯で頭を洗い流せる

ベッドで洗髪となると、「ドライシャンプー」で行っている方も多いかと思います。

ただ、ドライシャンプーは、やったことがある人なら分かると思いますが、全然気持ちよくないんですよね。。

多少の痒みや取れますが「やらないよりはまし」程度のものです。

それはなぜかというと、水で洗い流せないからです。ドライシャンプーだと、薬液が残った感じで気持ち悪いんです。

反面、ルームシャンプーだとお湯でしっかりと洗い流せます。

ルームシャンプーで頭を濯ぐ

当然、ドライシャンプーよりは洗い上がりはサッパリします。

カラーリング剤も流せる

高齢の方などは、白髪染めなどを利用する方もおられると思いますが、そういったカラーリング剤もルームシャンプーで洗い流せます。

カラーリング剤も洗い流せる

体も洗える

同梱されている専用スポンジを使えば、体を洗うことも可能です。

専用スポンジをつけて体を洗える

この身体洗浄機能まで付いている洗髪器はそうそうないかと思います。というか、今までそんな洗髪器は見たことがない。

後片付けも簡単

後片付けも簡単です。

排水タンクのお湯を流して軽くさっと洗えばOK。

ルームシャンプーの排水を捨てる

片付けも、慣れれば5分ぐらいで終わります。

良くなかったところ

上記のように、利点もあれば当然難点もあります。これらの難点も踏まえた上で購入を考える必要があると思います。

僕が使ってみた限りで思いついた難点はこちら。

  1. 使用中は寒い
  2. 使用中は五月蝿い
  3. 介助者がなれないうちはお湯をこぼしやすい
  4. 準備するものが重いので高齢の方には大変かも

以下では、詳細について説明します。

使用中は寒い

このルームシャンプーで頭をすすぐと、頭を洗い流したそばから、掃除機の吸引機能でお湯が吸い取られます。

これは、洗髪中に水がだらだらとこぼれないという点においては、非常に重要な機能です。

ただし、水で洗い流したそばから、扇風機の強い風を当てられているような状態になります。

濡れた肌に、強い扇風機を当てられると、気化熱で体の熱が急激に奪われると思うのですが、それと同じ状態になるわけです。

たとえ温かいお湯を使っていたとしても全く関係なく、すぐに冷却され水になり、寒く感じます。

夏は、涼しくて良いのかもしれませんが、これが冬だと非常に寒い。

ですので、春秋冬に利用するときは、事前に部屋の温度を暖かめにして利用する必要があるでしょう。

使用中は五月蝿い

洗髪中、耳の周りをすすぐ時などは、とにかく五月蝿いです。

そりゃ、掃除機を耳元で試用しているようなものなのでうるさいのは当然といえば当然です。

「解決策は何かないか?」と考えてみたものの、こればっかりはどうしようもありません。

慣れるしかないと思います。

介助者が慣れないうちはお湯をこぼしやすい

ルームシャンプーは、ブラシ面をしっかりと頭(身体)にピッタリと当てれば、水がこぼれない仕様になっています。

ブラシを垂直にあてれば水はこぼれない

ただし、介助者がまだ慣れないうちは、どうしても肌から離してしまったり、垂直ではなく傾けてしまったりで多少なりとも水はこぼれます。

ですので慣れない人が使用する場合、事前に頭(or 体)の下にしっかりとタオルを敷いて利用することをおすすめします。

加えて、ブラシを持つ反対の手にもタオルを持っておくことも重要です。

万が一、お湯が滴ってしまった場合は、手に持ったタオルでフォローする感じで拭き取って利用すると良いでしょう。

準備するものが重いので高齢の方には大変かも

ルームシャンプーは、介助者が「若い方(20~60代)」の場合は、そこまで問題はないかと思います。

しかし、介助者が高齢の方の場合は、やはり準備は結構な大変になると思います。

というのも、ルームシャンプー自体が、少し重ためですし、水が入るとさらに重たくなります。

ルームシャンプーの本体

加えて、キャニスター型の掃除機自体も結構重たいです。

キャニスタータイプの家庭用掃除機

これら2つを、準備したり片付けたりするのは、高齢の方には、結構骨の折れる作業になるかと思います。

ですので、高齢の方が利用するには、「収納場所を近くにしておいて移動距離を短くする」なんて工夫が必要になるかもしれません。

まとめ

僕は今回、このルームシャンプーを利用してみて、

個人宅で利用するよりは、老人ホームや病院等の施設で利用すると便利そう

と思いました。

というのも、施設で頭の洗う日に準備さえしてしまえば、多くの人の頭をベッド上でもパパパッと洗ってあげられるからです(別売りブラシがあるので個人個人で変更できます)。

施設で利用する分には、室温などもしっかりと管理されていますし、掃除機を持てないほどの高齢の職員の方も現場には居ないと思うので、準備上でも問題ないかと思います。

ただし利用者に対しては、利用中「多少寒いこと」と「多少うるさいこと」は事前了承を取っておく必要があるかと思います。やはり、その点はビックリする部分だと思うので。

そうすれば、「素早く洗髪洗浄できる機器」としての時間短縮の役割を発揮してくれると思います。

もちろん、家庭用としても使えないわけではありません。

その際は、上で書いた利点と難点を鑑みて、自分の環境と照らし合わせ、しっかりと考えた上で購入することをおすすめします。

専用のシャンプー。

交換用のブラシ。ソフトタイプとハードタイプがあります。

交換用のボディースポンジ。

洗髪用の水を継ぎ足すには水マスが便利。

キャニスター式掃除機がない場合は、安価なもので十分。