自分用の点滴台を購入しました。
というのも、僕は主治医に家に来てもらって診察を受けています。
先日、急に腎盂腎炎的な症状で39度8分の熱が出たんですが、その際、抗生剤の点滴を5日間行う必要が出てきたのですが、家に当然点滴台などはありません。
なので、「点滴を吊り下げるのに適した家具」を用意するのに苦労しました。
僕は結構体が弱ると、腎盂腎炎になることが多いので、今後も同様に点滴をすることもあるかもしれません。
その時「代替品を慌てて用意するのも面倒なので点滴台を買ってしまおう!」と購入しました。
で、購入したものはこちら。
目次
購入したアズワン I.Vスタンド
で、実際に購入した点滴台がこちら。
正直、思っていた以上に大きな箱が届きました。
サイズは、こんな感じ。
上の写真を基準にして書くと、縦56cm × 横112.5cm × 高さ14cmと結構巨大な箱で届きます。2人用の食事テーブルとしても使えそうなくらいの大きさ。
同梱物をすべて出すと、こんな感じ。
内訳はこちら。
- 点滴を吊るポール
- 点滴台の土台
- キャスター×5
- ポールと土台を接続する際に利用する工具(六角レンチ)
- 予備のネジ1本
- 取り扱い説明書
完成図はこちら。
組み立ては、想像する通りの組み立て方です。一応、組み立て方法を掲載しておくとこんな感じ。
で、最終的に組み立てた状態がこちら。
デフォルト状態で、1m20cmくらいの高さ。
もちろん、高さ調整もできるようになっています。
この点滴台で驚かされるのが、伸ばせば滅茶苦茶高くなることです。
こちらは、最大の2m16cmまで高くした状態。
これだけの高さがあれば、NBA選手でも大丈夫そうです(※医師や看護師が吊れない可能性あり)。
使ってみた感想
実際に点滴台として使ってみました(5日間の点滴のうちの5日目に間に合った)。
感想としては、家庭用で利用するには十分すぎるぐらいの点滴台です。土台も大きめですので、よほどのことをしない限り倒れたりすることもまず無いでしょう。
またキャスターも、よく回るので台の移動も手軽に行えます。
ちょっと気になる点
2点ほど気になった部分を挙げておきます。
かなり軽い
実際に点滴してみたり、移動させてみたりして感じたのは、全体的にかなり軽い作りになっています。
こちらが普通の点滴台との比較。
今回購入した点滴台の方が、ひと回り大きいにもかかわらず重さは半分以下ぐらいしかありません。
全体の重量は、2.7kg。
比較対象として、フランスベッドの点滴台は約8kgあります。
凄く軽いので、スルスルスルっと動いてしまい、病院でよくある光景の「点滴台を杖にして歩く」なんてことすると危ないような気がします。
ただ、軽いということは移動が楽ということでもあるので、家庭用で使うには問題ないでしょう。家庭で使う分には、点滴台を杖にして歩くということも無いでしょうし。
大きくて多少場所をとる
あとは、やはり全体的に作りが大きいです。
通常の点滴台と比較しても、土台がひと回り大きいです。
上の写真のように、普通の点滴台よりは、収納スペースが必要になるとは思います。
このように土台が大きいのは、全体的に軽い(土台がプラスチック製である)せいかと思われます。軽いと不安定なため、転倒防止用に土台を大きくせざるを得なかったのだろうと推測されます。
といっても、10cm程度の差ではありますけど。
まとめ
これで、いつ体調不良になっても点滴を吊るすことができます。
現在大変お世話になっている主治医は、感染症になるとしっかりと5日間抗生剤を処方される方です(以前は現在の主治医のお父さんで、90代近いおじいちゃん先生だったのが引退されたため代わった)。
なので、今後また僕が急に高熱を出して、感染症が疑われる場合は、5日間点滴を打つことになると思います。その時に、今回購入した点滴台が活躍してくれるのではないかと思います。
もちろん、全く活躍しないで物置に置いたままとなってくれるのが、一番ありがたいのは間違いないですが。
僕は安かったのでブルーを購入しましたが、ピンクやシルバーの点滴台もあります。
ピンクの点滴台というのも、用途となんだかミスマッチでかわいいですね。