介護用呼び鈴に配線不要のワイヤレスドアチャイムを購入

先日、ワイヤレスドアチャイムを購入しました。

先日、家庭内ナースコール環境を作る方法を紹介しました。この方法は、安価かつ増設も簡単で、手っ取り早く「呼び出しチャイ...

これが、タッチセンサー式で思いのほかよかったです。

なので似たようなものでよさそうなドアチャイムを他にも2つ購入して試し、一番よかったものを採用することにしました。

で、今回はCASE-DOORBELL-003A01のブラックタイプを購入してみました。

ワイヤレスドアチャイムをいろいろ購入

今回は、ワイヤレスドアベルのブラックタイプのレビューを書きたいと思います。

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実際に届いたもの

で、購入して届いた物が以下です。

ワイヤレスドアチャイムの箱

というか、箱はホワイトタイプと全く同じものでした。というか、このX-Flashboxというメーカーは、どのドアベルを購入しても、箱はすべて同じもののようです。

実際、今回僕がX-Flashboxから試験的に購入したドアチャイムすべてが同じ箱でした。

それはさておき、今回購入したドアチャイムの中身は以下です。

ドアチャイムブラックタイプの中身すべて

内訳はこんな感じです。

  • チャイム受信機(黒と白ツートーンの正方形型のもの)
  • チャイム送信機×2(黒いボタンがある長方形型のもの)
  • 送信機を貼り付ける両面テープ×2
  • 送信機固定用のネジなど×2
  • ドライバー
  • ワイヤレスドアチャイムの説明書(英語)

とりあえず、送信機などの電池は、あらかじめ入っているので、購入したもの以外で必要なものはありません。家庭用電源から電力を得るのにACアダプターも必要ありません。

一応、それぞれのパーツの大きさはスマホと比較して以下のようになっています(iPhone 5Cと比較)。

ドアチャイムブラックタイプの大きさをスマホと比較

受信機は手のひらサイズ、送信機も手のひらにスッポリと収まるくらいの大きさです。介護用のナースコールに利用するには、ちょうど良い大きさだと思います。

受信機本体

受信機は、ツートーンカラーのスクエア型です。

受信機は白黒2色の正方形型

ひっくり返すと以下のようになっており、コンセントにそのままプラグを挿してすぐに利用できるようになっています。

受信機の裏側

コンセントプラグ左下の穴が多数開いているところがスピーカーになります。

受信機の側面は以下のように2つのボタンがついています。

受信機の側面ボタン

それぞれ向かって左側が「音量調節ボタン」、向かって右側が「メロディー変更ボタン」です。

音量変更ボタンとメロディ変更ボタン

それぞれの機能は以下です。

  • 音量調節ボタン:音量の4段階調節(25~85dB)
  • メロディー変更ボタン:52種類のチャイム・メロディの中から選択可能

個人的に、音量が4段階も調節できるのはありがたいですね。最大音量の85dBと言ったら、地下鉄の車内よりは少し大きな音のようです。

メロディーは、52種類もあります。個人的には、こんなに多い必要はなくて10種類ぐらいで良いのではと思います。というのも、全部の音を試し聞きするだけで結構大変だったので。けれど、呼び出し音にこだわりのある人は、多くの中から選べるということは良いことなのではないでしょうか。

送信機

チャイムを鳴らすための送信機は以下のようになっています。

ボタンは単なる押しボタン式の送信機です。

Amazonの商品タイトルや説明欄に「タッチセンサー」と書いてあったので、タッチセンサーとばかり思っていたのですが、押しボタン式ですのでご注意ください。

商品タイトルにタッチセンサーと書いてあった

こういった、紛らわしい書き方は勘弁して欲しいところ。タッチセンサーだと、障害等により握力がない人にでも押せますが、これはちょっとボタンが硬めです。

障害等により指に力が入らない人は、タッチセンサー式のホワイトタイプの方が良いかと思います。

普通に使う分には、このボタン式でも全然問題ないかと思います。

送信機を押した際の電波到達距離は、280m~300mとかなり広いです。これなら、たいていの日本家屋なら十分すぎる到達距離だと思います。

裏面

送信機の裏面は以下のようになっています。

送信機の裏面

ブラックタイプのものは、穴が開いているので、防水タイプではないようです。

防水目的で、玄関や、風呂場などで利用するときはホワイトタイプを購入した方が良いと思います。

ちなみに、送信機に附属している丸いビラビラの紙みたいなものは、電池が使用状態になるのを防ぐ絶縁テープみたいなものです。使用時には、これを引っ張って電池を有効化して使用します。

使用説明書

このワイヤレスドアチャイムの説明書は、英語で書かれています。

けれど、使ってるのは簡単な英語ですし、図などを眺めているだけでも、ある程度書いてあることは把握できるので、説明書のスキャナー画像も掲載しておきます(クリックで拡大)。

説明書1

説明書2

説明書はCASE-DOORBELL-021A01に附属していたものと全く同じものでした。外国メーカーということで単なるミスなのか、同じような機能なので同じ説明書で済ませているのかは不明。

メロディー変更方法

ちなみに、以下の手順を行うことでメロディー変更を行うことができます。

  1. メロディー変更ボタンを押してメロディーを選択
  2. メロディが決まったら「メロディーボタン」と「音量ボタン」を同時に押す

電波の同期方法

同じX-FlashBox社製のドアチャイムなら、電波を同期して送信機と受信機を増設することもできます。

  1. 好みなメロディーを選択する
  2. 送信機のボタンを押しっ放しにする(LEDが点滅し続けるまで)
  3. 送信機のボタンを押したまま受信機の「音量ボタン」を5秒以上押す(「メロディーボタン」と「音量ボタン」の同時押しでも可)
  4. チャイム(メロディー)が鳴ってLEDが点滅したら設定完了
  5. その他にも送信機の電波を同期するには2~4の動作を繰り返す

僕は、いろいろ試行錯誤の上、上記の方法で設定できました。

購入した機種やバージョンによっては、上記方法でうまくいく保証はできないので、お手持ちの説明書を参照してください

このチャイムのおすすめなところ

特に、タッチセンサー・防水機能などにこだわりがない場合は、以下の観点から良いドアチャイム・介護用ナースコールになると思います。

  • ボタン式で押すところが分かりやすい
  • 取り付けが配線不要で簡単
  • 何台でも増設可能
  • 家庭用電源から電気を取るのにACアダプターが不要
  • 値段が安価

このチャイムのおすすめでないところ

反面、このドアチャイムには以下のような難点があります。

  • マニュアルが英語で分かりづらい
  • 増設するのに1台1台設定を繰り返す必要がある
  • タッチセンサーと商品説明に書いてあるけどタッチセンサー式ではない

もし、増設する場合は、それぞれの機器で電波の同期設定を行わなければならないのが少し面倒です。

加えて、マニュアルがすべて英語なので設定に戸惑うかもしれません。設定方法については、「使用説明書」の項目にやり方を書いておいたので、参考になれば幸いです。

増設時に特に設定も必要なく、コンセントに刺していくだけで簡単に行えるものをお望みであれば、「リーベックス 呼び出しチャイムセット」が最も手軽かと思います。

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まとめ

僕は、タッチセンサーだと思って購入したので、このドアチャイムをナースコール用としては利用しませんでした(手の障害によりボタンが固くて押せなかったので)。

ただ、箱が全く同じであったX-Flashboxのドアチャイム同士は使用電波が同期できます。なので、ホワイトタイプの送信機で、今回購入した受信機の電波を合わせて、受信機だけ利用できるようにはなりました。

X-Flashboxから購入したドアチャイムはすべて同じ箱

X-Flashboxの機種同士のドアチャイムは、おそらくどんなタイプでも同期できるのではないかと思います。

というわけで、「押しボタン式の増設可能なドアチャイム(ナースコール)が欲しい」とか「チャイムは欲しいが配線が面倒くさいのは嫌」なんて人には、良いのではないかと思います。

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