ここがスゴイよScanSnap!書類スキャンの時間を劇的削減【レビュー】

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ScanSnap

僕は、手に障害があり「書類を持って見る」なんてことができません。

なので、一旦書類をスキャンしてからパソコン上で読んでいます。

僕が以前使用していたのは、こういったフラットベッドタイプのスキャナーです。

僕の場合は、プリンターにもスキャナがついていたので、こちらを主に利用していました。

先日、開業し個人事業主となりました。個人事業主の場合、経費となるようなものを購入した場合、領収書などを7年間保存しておく必要...

しかし、フラットベッドタイプのスキャナーは、以下の点において結構使いづらかった。

  • 一枚一枚紙をセットする必要がある
  • 紙のセットがずれるとスキャン自体もずれる
  • とにかくスキャンに時間がかかる

先日、とうとうスキャンの面倒くささに耐えられなくなりました。

それで、プリンターのように書類をセットして次々とスキャンできるScanSnapを購入しました。

富士通 ScanSnap iX500 (A4/両面)
富士通
スマートフォン/タブレット、パソコンいずれでも、ストレスを感じることなく書類を電子化。

これを購入して使ってみたとたん「何で最初からこれを購入しなかったんだろう…」と激しく後悔したくらい。

そのくらい簡単で素早くスキャンできる代物でした。

正にスキャン革命!

と思えるほど(今更ですが)。

以下では、そう思った理由を「フラットベッド型スキャナー」と比較する形で、詳しく書きたいと思います。

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購入したScanSnap

まず僕が購入したのは、ScanSnapのiX500です。

ScanSnapの箱

箱の中に入っていたのは、全部でこれだけ。

  • ScanSnap本体
  • ACアダプター(電源)
  • 接続用のUSBケーブル
  • 取り扱い説明書

ScanSnapの同梱物

本当に必要なものだけが入っていて、「何に使うんだこれ?」というものはなく、混乱せずにセッティングできます。

ScanSnap本体

スキャンを行う本体がこれ。

ScanSnap本体

折りたたんだ状態での大きさは横幅29.2cm×高さ15.2cm×奥行き16.1cmのコンパクトなものです。

ScanSnap本体(斜め)

書類トレイ(正式名称:エクステンション)

本体上部がパカッと開きます。

ScanSnap本体の書類トレー

この部分にスキャン対象の書類を乗せて利用します。

ScanSnap書類台

排出紙受け(正式名称:スタッカー)

本体下部には排出した紙を受ける部位もあり、スキャン後の紙をしっかりと受け取ってくれます。

ScanSnap本体の排出紙受けを開いた状態

上部のトレイに紙を置いて、本体でスキャンした後、下部の「排出紙受け」で受け止めるといった感じです。

ScanSnap全開斜め画像

これは、カタログ写真の使用イメージを見ると分かりやすい。

スキャンしている状態のカタログ写真

横から見るとこんな感じ。1度に20枚以上でも余裕でスキャン可能です。

ScanSnap本体を展開した状態(真横から)1

ここがスゴイよScanSnap

実際にScanSnapを利用してみて、良かった部分がこちら。

  1. 1度に何枚もまとめてスキャンできる
  2. スキャン速度が桁違いに速い
  3. 両面まとめてスキャンできる
  4. 紙の上下を気にする必要はない
  5. 正確にスキャンしてくれる

これまでフラットベッド型スキャナーで、一枚一枚チマチマとスキャンしていた自分としては、もう感動以外の何物でもなかったです。

こんなにスキャンが楽になるのか…

と、何回も口にしました。

以下でそれぞれ詳しく説明します。

1度に何枚もまとめてスキャンできる

ScanSnapの場合、紙をトレイにおいてボタンを押すだけです。

これまで、フラットベッド型スキャナーだと以下の手順を行っていました。

  1. スキャナーの蓋を開ける
  2. 紙を正確に置く(正しくおかないとずれるため)
  3. スキャナーの蓋を閉める
  4. スキャンボタンを押す
  5. とにかく待つ
  6. スキャナーの蓋を開ける
  7. 紙を取り出して別の紙をセットする

この無駄な作業が、全て不要になりました。

スキャン速度が桁違いに速い

フラットベッド型スキャナーと比較して、スキャンスピードも段違いでした。

フラットベッド型スキャナーの場合、概ね以下のような時間がかかっていました。

  1. 光を当ててスキャン開始(30秒)
  2. スキャン処理(30秒以上)
  3. スキャンからパソコンへの取り込み(20~30秒)

下手をすると1枚あたり2分以上かかっていたと思います。

しかしScanSnapだと、1枚あたりのスキャン時間は1秒とかかりません。おそらく、1枚あたりゼロコンマ何秒程度で、スキャンできます。

それも複数まとめて次々と。

僕はこれまでどれだけ無駄に待つ時間を浪費していたのか…。

両面まとめてスキャンできる

ScanSnapは、スキャンのスピードが速いことも便利なんですが、両面一度にまとめてスキャンできます。しかもゼロコンマ何秒で。

これまで、フラットベッド型スキャナーだと、表をスキャンしたら、ひっくり返して裏面もスキャンする必要がありました。

両面一度にスキャンできると手間が半分なんてもんじゃないです。

紙の上下を気にする必要はない

仮にScanSnapに書類の上下を間違えてセットしても大丈夫です。

ScanSnap自体が書面の上下を勝手に判断して、パソコンに出力してくれます。

僕が使用していたフラットベッド型スキャナーだと、「スキャンを行った向きそのまま」で出力されるので、画像編集ソフトで向きを直す作業が必要でした。

ScanSnapを利用した場合、画像ソフトによる修正も不要になりました。

正確にスキャンしてくれる

以前フラットベッド型スキャナーを利用していた際には、少しでも紙の向きがずれると、以下のように曲がってスキャンされていました。

以前のスキャナーでは

こちらは、フラットベッド型スキャナーで2分かけてスキャンしたもの。

フラットベッドスキャナで曲がってスキャンされた状態

文字を読むだけなら、曲がっていても問題ないのですが、この微妙な傾きが地味に気持ち悪い。スキャンし直すと、さらに2分かかりますし、画像編集ソフトで直すにしても面倒です。

ScanSnapでは

けれど、ScanSnapの場合は紙をトレイにのせてスキャンするだけで、綺麗にスキャンできます。

こちらはScanSnapで1秒でスキャンしたもの。

ScanSnapでスキャンした取り扱い説明書

水平、気持ちいいです。

ScanSnapの弱点

これまで、ScanSnapの良い部分を書いてきましたが、もちろん弱点もあります。

それがこちら。

  • 定形の紙以外は苦手
  • 紙づまりがある

これら弱点部分は、フラットベッド型スキャナーが得意とするところなので、併用する必要があります。

定形の紙以外は苦手

ScanSnapの得意とする用紙は、「オフィス用紙、はがき、名刺」となっています。

例えば、僕の場合「クレジットカードが届いたので、番号を控えておきたい」とScanSnapでやろうと思っても難しいです。

SBIデビットカード

その他にも、「分厚いもの」、「書類の厚さに違いがあるもの」、「粘着物が付いているもの」、「まとめられていてバラせないもの」とかに関してはフラットベッド型スキャナーに分があると思います。

紙づまりがある

あと、ScanSnapの場合例えば、以下のような場合に、紙づまりを起こしてしまうことがあります。

  • 紙でないものをスキャンしようとしたとき
  • 定形以外の紙をスキャンしようとしたとき
  • 紙にテープの糊などが残っていたとき
  • 紙がホチキスなどでまとめられていたとき

こういう場合もどうしようもないので、フラットベッド型スキャナーに頼った方が良いでしょう。

紙づまりした場合は、紙を引っ張れば結構簡単に取れるようにはなっています。

まとめ

今回、ScanSnapを初めて利用してみて真剣にこう思いました。

何でもっと早く買っておかなかったんだろう…

ScanSnapが便利とは、風の噂で聞いてはいたのですが、まさかここまで便利とは。

ほんと今まで、「スキャンに無駄な時間を取られていたな…」とすら思いました。

例えば、「20枚のA4用紙の書類」があったとして、ScanSnapだと1分もかかりません。

しかし、以前使用していたフラットベッド型スキャナならば、1時間はかかっていたと思います。

1時間もあれば、他に何ができたか…。

本当に、「人生の貴重な時間をどれだけスキャンに取られていたんだ…」感がハンパなかったです。

機関銃に対して火縄銃で挑んでいたとでも言いましょうか。

それぐらい、ScanSnapは定形紙をスキャンする上で鬼のような威力を発揮します。

ScanSnapの最新版はこちら。

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