先日、開業し個人事業主となりました。
個人事業主の場合、経費となるようなものを購入した場合、領収書などを7年間保存しておく必要があります。
ただ、最近ネット通販サイトなどで購入した場合は、領収書となるものを印刷でプリントアウトする必要があるものも多いです。
今までは、WiFiで親のプリンターを使っていたのですが、毎回プリントアウトした領収証取りに行くのも面倒くさくなってきたので、自室にプリンターを購入することにしました。
で、できれば、安くてスキャナも付いている複合機が良かったので「エプソンのインクジェット複合機 カラリオ EP-707A」を購入してみました。
目次
実際に購入したもの
で、実際に購入したものが以下です。
なぜ、「エプソンのカラリオ EP-707A」を購入したかというと、WiFi接続ができて、スキャナなどもついて値段が1万円ちょっとと安かったからに尽きます。他にも、いくつか理由がありますが、値段につられたのは間違いありません。
箱を開くと、こんな感じの梱包です。
箱から中身を全て引っ張り出すと、以下のようなものが入っています。
- プリンター本体
- 電源ケーブル
- プリンターインク
- 設定用ディスク(ソフトウエアディスク)
- 説明書(操作ガイド)
箱の中には、必要最低限のものだけが入っていて思っていたよりもシンプルな内容物でした。
基本的に、インクをセットして、電源を差せば利用できるようになっています。
プリンター本体はこんな感じです。
とりあえず、様々なところがこんな感じでガバッと開きます。
以下では、それぞれの機能を見ながら、写真を紹介していきたいと思います。
スキャナー機能
上部のフタみたいなのを開くとスキャナになっています。
スキャンは、ソフトウエアディスクの中に入っているソフトから「スキャン」ボタンを押せば一発でパソコン内に画像として取り込めます。これがめちゃくちゃ簡単。
試しに操作ガイドスキャンしてみたところ、こんな感じになりました。
めちゃくちゃ綺麗というわけではないですが、単に必要書類をパソコン上に保存しておく用途であれば、十分すぎるくらい綺麗に高解像度でスキャンされます。
用紙のセット
用紙をセットする場所は、プリンター本体の下段を引っ張り出すと用紙トレイが出てきます。
用紙を入れたイメージ画像はこんな感じになります。
昔のプリンターでよくあった背面に用紙を立てる方式と違って、これまで何度も使いましたが紙づまりが一度もありません。
やはり、背面に置いておく方式だと、重力により紙の形状が変化してしまうこともあったので、紙づまりの原因となることが多かったのではないかと思います。
今回のEP-707Aのようなトレイ方式だと、紙を重力に対して均一に置いておくことができます。なので、紙づまりがしにくいのではないかと思います。
僕は使用していないのですが、用紙トレイの下には、CD印刷用のトレイも収納してあります。
これを利用すれば、CDやDVDのラベル印刷も可能です。
排紙トレイ
印刷したものを受ける排紙トレイは、用紙トレイの上にあるので、手で引っ張り出します。
印刷物はすべて、ここに以下のように排出されます。
インクのセット
インクは、以下のように購入時に6色付いてきます。
色は、以下の6色。
- ブラック
- ライトシアン
- マゼンタ
- シアン
- イエロー
- ライトマゼンタ
これらの色をセットするには、プリンタの真ん中くらいをガバッと開きます。
そして、中に貼ってある余計なテープなどをすべて取り除きます。
インクをセットする箇所は以下になります。
あとは、インクセット口に書かれているインクを入れる順番を確認し、はめるだけです。
こんな感じに嵌め込んだら、ふたを閉めてOKです。
基本的に、セットアップで特に難しいことはありませんでした。普段、プリンタを利用している人ならば、余裕でセットできるかと思います。
ちなみに、エプソンの純正インクカートリッジは3000円強とかなりお高めです。
プリンター本体の値段が安いのは、「プリンターを安く買ってもらってインクカートリッジで利益を出そう」という企業戦略の影響なので、これは致し方ない部分だと思います。
これはエプソンとか関係なく、どんなプリンタメーカーも現在はインクが高くなっています。
実際に使ってみた感想
それで、このプリンターで何枚も領収証印刷をして、利用してみました。
利用してみて個人的にうれしかった点をまとめると以下になります。
- 使い方が簡単
- 無線LAN(WiFi)なので置き場所に困らない
- 背面式の用紙トレイに比べて紙づまりがない
- スキャナが思っていたより便利
印刷が綺麗なのは、以前のものと変わらないので、あえて書きません。日本のメーカーならどのメーカーでも、昔から綺麗に印刷できるので。
使い方が簡単
これまで、プリンターを少しでも使ったことがある場合は、使い方に特に困らないと思います。
基本的に「ワード」とか「WEBページ」とか「ネットの領収書」とかでも「印刷」と書かれているメニューかボタンを選択しておけば、印刷内容がWiFiで飛んで、勝手に印刷が始まります。
操作パネルも以下のような液晶つきなので、メニューなどが視覚的にわかりやすいです。
セットアップ時などは、メッセージも表示されるので結構簡単に使えます。
そして、使い方がわからなくても、マニュアルにとてもわかりやすく書いてあります。基本的には、読めばわからないところはないかと思います。
無線LAN(WiFi)なので置き場所に困らない
僕が以前持っていたのは、有線式のプリンターだったのですが、有線式で線を差し込む必要があると場所が限られてきて、設置場所に困ってしまいます。
けれど、無線LANで印刷データが飛ばせると、電源コードが届く範囲であれば、どこにでも、置いておくことができます。
最悪、部屋に置き場所がなければ、隣の部屋でも、何処でも家の中に置いておけばWiFiでデータを飛ばして印刷することができます。大体、2、30m内であれば、余裕で使えるかと思います。
背面式の用紙トレイに比べて紙づまりがない
先程、プリンターの機能紹介時にも書きましたが個人的に嬉しいことなのでもう一度書きます。
古いプリンターとかだと、以下のような背面式の給紙トレイとかが主流でした。
けれど、これだと紙の下部に重力がかかってしまい、長い間置いとくと、紙がよれてしまい紙づまりの原因になることが結構ありました。
けれど、今回購入したプリンタは、以下のように「コピー機のようなトレイ式」になっているので、重力が均等に紙にかかり、紙がよれることもありません。
結果、紙づまりを起こす頻度を下げることができます。というか、これまで何度も印刷をしていますが、今のところ1回も詰まったことはありません。
スキャナが思っていたより便利
以前は、古いプリンタをだましだまし使っていたので、スキャナなどは付いていませんでしたが、プリンタにスキャナがついていると実に便利ですね。今更ですが。
前は、スキャナで取り込みたいときは、以下の手順が必要でした。わざわざポータブルスキャナを倉庫から引っ張り出して、コードを繋いでようやく使うことができました。
けれども、プリンターにスキャナーが付属していると、スキャナは、既に出ている状態になります。ですので、蓋をパカッと開いて、紙をセットし、スキャンボタンを押す、といったたった3手順でパソコンにデータを取り込むことができるようになりました。
これで、必要な書類や手紙などを手軽にデータ保存できるようになりました。
商品についてくる紙一枚程度の説明書とかなら、パソコンに取り込んで捨ててしまうという使い方もできるようになりました。
まとめ
僕は、印刷した領収書を、以下のようにファイルに保存しています。
思いついたら、パッとWiFiで飛ばして印刷できるのは、本当楽でいいですね。
たかだか、1万円ちょっとで、印刷がこれほど楽になるなら、もっと早くに自分用のものを買っておけば良かったです。
新しい機種。