「無線式リモコンコンセント」で隣の部屋にあるルーター電源をリセットする方法

無線式のリモコンコンセントの箱

ここ数ヶ月ルーターの調子が悪く、急にネットに繋がらなくなることがあります。

調子が悪いとは言っても、コンセントを抜いて電源を一旦オフにすれば元通りに動作します。大抵のルーターの場合、こういった方法で接続を回復できるものも多いかと思います。

ルーターの不調は、少ない時で月に1回、多いときで週に1回ぐらいあります。ですので、そこまで頻繁というわけではないので「新しいルーターを購入して設定を最初からやり直そう」とまでは面倒くさくてなりません。

けれど、家のルーターは僕の部屋の隣にあるので、いちいち電源を抜きに行ってリセットするというのもまた面倒くさいです。

というわけで、「電源のオン/オフを自分の部屋からリモコン操作できれば…」と考えて、それにちょうどよさそうな、「無線式のリモコンコンセント」を購入してみました。

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実際に購入したもの

で、ルーターの電源を制御するために、今回購入したのがこの無線式リモコンコンセントです。

無線式リモコンコンセントの容器

箱から見てもわかるように、中国製です。

僕は以前、足元ヒーターをリモコン操作するために、同商品を購入しました。

今年は、9月も半ばだというのに朝晩はかなり涼しくなってきました。 寒がりな僕にとっては、涼しいというかもう既に寒いです。で先日、もう早速足...

それで、使い勝手が良かったもので、また同じ商品を購入しました。

中に入っているものは、以下になります。

  • リモコンコンセント本体
  • リモコン(要単四電池)
  • コンセントリモコンとして使用するためのアジャスター

無線式リモコンコンセントの中身3点

リモコンは、単4電池1個で動作します。

コンセントをリモコン操作できるようにする

中に入っていたものを、それぞれ見ていくと、これがリモコンコンセント本体です。

リモコンコンセント本体

本体単体だと、穴が開いているところに、電球などを差し込んで、電球をそのままリモコン操作したりなんかができます。

ただし今回は、電球をリモコン操作するのではなく、コンセント自体をリモコン操作するために、アジャスターとなる以下の部品を差し込みます。

リモコンコンセントにするアジャスター

すると以下のように、コンセントプラグを差し込める状態になりました。

リモコンコンセント本体にアジャスターを取り付けた状態

リモコンの電池を入れる

リモコンは、こんな感じになっています。

リモコンコンセントを操作するためのリモコン

オン/オフ操作するだけの単一トグルボタンになっています。

リモコンを開いた状態

あとは、以下のように単四電池をひとつはめ込めばOKです。

リモコンに単4電池を入れた状態

単四電池は、同梱されていないので別途購入する必要があります。

あとは、このリモコンコンセントを電源とルーターの間にかませればOKです。

リモコンコンセントでルータを制御する

実際に電源をリモコン操作する


photo by Loozrboy

実際に無線式リモコンで、ルーターのリセット制御を行ってみました。

無線式のリモコンの最も良い点は、リモコンと操作物の間に遮蔽物があったとしても、全く問題なく動作するということです。赤外線式リモコンだとこのようにはいきません。

僕の場合は、隣の部屋にあるルーターを壁越しに、手元で再起動するために今回の「無線式リモコンコンセント」を購入しました。

無線式だと、例え操作する物との間にある程度の壁があったとしても、動作してくれるのは助かります。

※操作の有効範囲を超えると動作はしなくなります。今回購入したものの場合、有効範囲は4~5mといったところです。

無線式リモコンコンセントの利点

今回購入した無線式リモコンコンセントの利点をまとめると以下のようになります。

  • 遮蔽物があってもリモコン操作できるので有効範囲内なら何処でも使える
  • リモコンも単純なオン/オフボタンと操作が簡単
  • 同商品を購入しても操作電波が混線しない

今回購入してちょっと驚いたのが、同商品でも製品ごとに無線の電波が違ったことです。

以前僕が購入した、全く同じ以下の商品を同じ部屋で利用しているのですが、それぞれのリモコンで別々に動作します。

今年は、9月も半ばだというのに朝晩はかなり涼しくなってきました。 寒がりな僕にとっては、涼しいというかもう既に寒いです。で先日、もう早速足...
操作電波は、製品ごとに何種類かあるのかもしれません。ただし、たまたま今回僕が購入したものがそうだっただけの可能性もあります。

無線式リモコンコンセントの難点

無線式リモコンコンセントは、有効範囲内なら基本的に何処においても利用できるので、使い勝手は良いです。

ただし以下のような難点があります。

  • 赤外線式リモコンとは違って学習リモコンなどに登録しては使えない

僕は、以下のような学習リモコンに全リモコンを登録して統合的に管理しているので、この難点はちょっと痛いです。

近頃嬉しいことに、環境制御装置(身のまわりの家電を統合的に管理する装置)に使えそうな学習リモコンが多数出てきました。なかでも...
iRemocon Wi-Fiを購入してみました。iRemocon Wi-Fiとは、無線LANでスマホから、いろいろな家電を操...

技術的なことはわからないけど、無線リモコンも登録できる学習リモコンって無理なのかな。

まとめ

とりあえず、今回無線式リモコンコンセントをセッティングしたことで、ルーターが急に繋がらなくなっても、デスクにいながらボタンを押すだけで復帰させられるようになり、とても手軽になりました。

家のルーターは、もう十数年利用しているものなので、経年劣化による不具合が出てきているのかもしれません。

新しいものを購入して、再設定しなおしたほうがスッキリとはするとは思います。やってしまえば、大したことはないのかもしれませんが、十数年やってないルーター設定するのは、とても億劫に感じてしまいます。

とりあえず、今使用しているルーターは使えなくなったわけではないので、しばらくは「ネットに繋がらなくなったら無線式リモコンで電源リセットをする」という使い方で、使えるところまでは使い倒そうと思います。

今回、僕はルーターで使用しましたが、使いようによっては、いろいろな場面で有効利用できるリモコンではないかと思います。

赤外線式ならこちらがおすすめ。

『「無線式リモコンコンセント」で隣の部屋にあるルーター電源をリセットする方法』へのコメント

  1. 名前:ノリマキセンベエ 投稿日:2016/01/07(木) 18:45:45 ID:d805142a5

    わいひらさん

    勝手ながら楽しくブログ拝見させていただいております。
    先月、父が頚椎損傷で身体を動かすことができなくなり
    こちらのブログを見てたくさん有益な情報をいただいております。

  2. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2016/01/08(金) 16:20:33 ID:6e026be79

    こんにちは。

    1ヶ月といえば、自分の経験上、大変な時期だったような記憶があります。
    もし記事が、同じ頚椎損傷の方にお役に立てているのであれば、嬉しく思います。
    最近は、WEB関係の事ばかり書いていますが、何か良いものを見つけたら、また書きたいと思います。