年間3万円の節水効果!シャワーヘッド「タカギ キモチイイシャワピタT」をレビュー

タカギ(takagi) キモチイイシャワピタT 節水・低水圧 ハンドタイプ JSB012

家の十数年使っているシャワーヘッドがもう限界のようです。

というのも、手元スイッチでシャワーを止めると以下のように、結構な量の水がしたたるようになってしまいました。

水が滴る古いシャワーヘッド

水がしたたるのは、もう何年も前から、徐々に進行した感じです。けれど先日、余りにも水がポタポタ落ちるもんで、ついに我慢の限界を超えました。

で、代わりに購入したのが「タカギのシャワーヘッド」です。新しいシャワーヘッドは、取り付けも簡単だし、水漏れはなくなるし、節水にもなるし、水圧が気持ち良いしで、値段の割には、かなり良いもので、とても気に入ったので紹介です。

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実際に届いたもの

で、ネットで購入して、実際に届いたシャワーヘッドが以下になります。

タカギのシャワーヘッドのパッケージ

箱の中身は、以下のものが入っています。

  • シャワーヘッド本体
  • 取り付け用のシャワーホースナット(2種類)
  • 漏れ防止用のゴムの輪っか(取りかえ用?)

タカギのシャワーヘッドの中身

取り付けは簡単で、通常家庭で使用しているシャワーヘッドであれば、根本を手で回して取り外して、取り付けられるようになっています。特に工具などは必要ありません。

取り付け用のシャワーナットは、2種類あるので、大抵の家庭用シャワーなら、取り付け可能になっていると思います。

シャワーホースナットとゴムパッキン

肝心の本体部分は以下のような作りになっています。

タカギのシャワーヘッド本体

僕は、手に持ってシャワーを使用するために「ハンドタイプ」のシャワーヘッドを購入しました。

ハンドタイプ、フックタイプって?

タカギのシャワーヘッドには主に以下の2種類があります。

  • ハンドタイプ(手に持って利用したい場合)
  • フックタイプ(壁などにかけて利用したい場合)

ハンドタイプ

僕は、シャワーヘッドは手に持って「シャワー角」や「距離による水圧の違い」などを自在に操って使用したいため、「ハンドタイプ」を購入しました。

タカギのシャワーヘッド(ハンドタイプ)

ハンドタイプは、以下のように水が集中して出るようになっていて、シャワーのお湯を当てたいところに的を絞って当てられるようになっています。

ハンドタイプの水の飛び方

集中して、お湯をかけられます。

フックタイプ

シャワーを「壁などのフックにかけて両手を使って利用したい」なんて場合は、「フックタイプ」の方が良いかと思います。

タカギのシャワーヘッド(フックタイプ)

フックタイプは、壁掛けフックなどにかけて利用するのが主目的なので、体全体にシャワーが当たるように、お湯は以下のように広がって放出されます。

フックタイプの水の飛び方

両手を使って体を洗いたい場合は、こちらの方がおすすめかもしれません。

シャワーヘッドの取り付け

シャワーヘッドの取り付けは、とても簡単です。

とりあえず、僕の家のシャワーを例にして説明したいと思います。

まず、古いシャワーヘッドの矢印部分を手で緩めて取り外します。

シャワーヘッドの取り外し部分

ある程度握力さえあれば特に工具なども必要なく、手で簡単に外れると思います。

あとは、外した部分に、以下のシャワーヘッド本体を差し込みはめるだけです。

シャワーヘッド本体を取り付ける

シャワーの取り付け部分は、古いシャワーホースナット(取り付け部品)でもピタリと嵌りました。

新しいシャワーヘッドに交換した状態

というわけで、購入時についてきた以下のシャワーホースナットは、利用する必要もなく、3分ほどで取り付けることができました。

購入時についてきたシャワーホースナット

実際にシャワーを出してみた

新しいシャワーヘッドを1ヶ月ほど使って試してみました。

以前の十数年使用したシャワーヘッドだと水は、以下のように「大きな水の粒でバラバラに拡散」している感じです。

古いシャワーヘッドの水の拡散具合

けれど、新しい「タカギのシャワーヘッド」で水を出した場合は「高密度の細い水の束が均一に飛び出す」といったように水を放出します。

新しいタカギのシャワーヘッドの水の拡散具合

上の2つの写真を見比べてもらえるとわかると思うのですが、「タカギのシャワーヘッド」がいかに均一に、細い線でムラなく射出されているかわかるかと思います。

なぜ、「タカギのシャワーヘッド」が、これほどまでに均一に水を放出するかというと、やはりシャワーヘッドの穴によるものだと思います。

シャワー穴は、以下のようにとても細く均等に開けられています。

タカギのシャワーヘッドの穴

この細く均一な穴によって、水の勢いはそのままに、最大約31%の節水効果まで期待できます。

タカギのシャワーの節水効果

家族構成4人で、1人当たり1日1回使用、1回の使用時間は5分で1年間の料金を算出すると、年間あたり3万4692円もの節約効果もあるようです。

シャワーを浴びた感想

シャワーを使って体を洗ったり、頭を洗ったりしてみました。

実際に顔や体などにシャワーを当ててみると、水圧は以前よりも強いぐらいに感じます。

これは、以下のように細い穴から勢いよく水が出ているからだと思います。

綺麗にシャワーから水が放出する

ですので、最大31%の節水効果があるからといって、水の圧力が以前より弱くは特に感じませんでした。逆に、心地よい強さで肌に均等に当たって気持ち良いといった感じです。

シャワーヘッドのシャワー板には、234個のシャワー穴が均等配列されています。

均等配列されたシャワー穴

そのシャワー穴から、肌全体に満遍なく同じ水圧がかかるため、シャワーの水で押されているはずなのに、逆に肌に吸いついてくるような錯覚すら覚えるほど、浴び心地は爽快です。

とにかく、極細のシャワー水が適度な圧力で、高密度で均一に当たるため、肌に残った石鹸や、角質などを、細かくこそげ落としてくれているんじゃないかと思うくらいに、綺麗に洗い流してくれます。

まとめ

正直「タカギのシャワーヘッド」は、値段の安さから「水漏れさえ直ればいいや」くらいにしか思っておらず、あまり多くを期待せずに購入していました。

けれど実際に、1ヶ月ほど使って試してみたところ、気づいただけでも以下のような良い点がありました。

  • 水漏れは完全に無くなった
  • 節水効果が高く、水道代よりも、ガス代がかなり節約になる
  • 細い水流で逆に水圧が強くなったと思うくらいに気持ち良いシャワー
  • 細い水流が均一に当たるので洗い流し効果も高い

使用して1ヶ月くらいでは、今のところダメなところも見当たりません。若干シャワーヘッドが(以前のものより)大きめということぐらいでしょうか。

家の風呂場には、ヘルパーさんも出入りしていて、シャワーを使うこともあるのですが、皆さんにも結構好評です。

というか、前のTOTO純正のシャワーヘッドが、17年も利用していてヘタり過ぎていたということもあると思います。

正直、「古いシャワーヘッドがヘタってきたときに、すぐに変えていれば…」と思うくらい、家のシャワーが使いやすくなりました。

というわけで「最近シャワーから水漏れがする」とか「節水できて洗い流し効果も高いシャワーヘッドが欲しい」なんて人には、おすすめのシャワーヘッドだと思います。