僕はいつも、就寝時に以下のような寝具形態をとります。
ポイントは鼻の下から肩にかけて膝掛け(肩掛け)をかけることです。
これにより、以下のような効果を得ます。
- 肩の隙間がなくなるので明け方でも寒くない
- 鼻の下に肩掛けのモコモコを感じることで落ち着く
①の「気温の変化に対応しやすい」、というのもあるのですが、②の「モコモコで落ち着いて就寝」という部分に重きを置いていたりもします^^;
ただ冬ならば普通のモコモコの膝掛けで十分です。
僕の使っているのは、こんな安物のやつ。
ただ冬ならばこれで最適なんですが、夏となるとこういった化学繊維のものは暑くて暑くてしょうがない…。
なので
夏でも涼しい膝掛けはないものか…
とネットで調べたら、綿製のひざ掛け(ベビーケット)を見つけたので即購入しました。
目次
実際に届いたベビーケット
実際に届いたのがこちら。
袋から出すとこんな感じ。
広げたサイズは約70×100cmです。
素材は綿100%です。毛羽部分はオーガニックコットンです。もちろん日本製(泉州産)。
生地はこんな感じで滑らか。
ちょっと、こちらのカメラの腕では伝わりづらいので滑らかさを表現しているカタログ写真がこちら。
肌にあたる部分には、オーガニックコットンを使用しています。
オーガニックコットンとは、以下の3条件を備えた綿のことです。
- 3年以上農薬や化学肥料を使わない有機栽培で作られたもの
- 遺伝子組み換え種子を使用していないこと
- フェアトレードであること(発展途上国の労働力を搾取してない等)
その高品質のオーガニックコットンを使用して、日本の泉州地方(大阪)で縫製されています。
ヘム部分の「ブランケットステッチ」が可愛らしいです。
肌に直接触れるものは、どうしても「日本製」を選びたくなってしまいます。
このブランドは、「Sun & Moon」。
ブランドコンセプトはこちら。
心地よい睡眠は誰しもが求めるところ。
手入れ
洗濯などは簡単です。
綿100%なので洗濯機で丸洗いOKです。
「弱水流」もしくは「手洗いコース」で優しく洗うのがポイントとのこと。
使ってみた感想
実際に夏に2週間以上利用してみました。
良かった点
良かった点はこちら。
- 化繊のひざ掛けよりも涼しい
- 肌触りが滑らかで気持ち良い
涼しい
とにかく、化学繊維の毛布と比較して、熱がこもりにくくて涼しいです。
化繊の毛布は、繊維の中に熱と湿気を閉じ込めて保温する感じ。
それに対して、今回購入した綿100%の毛布は、湿気や熱をそこまで溜め込まない感じがします。
加えて、綿100%生地は、熱を吸収するのか肌に接地する部分は、化繊のものより冷たく感じます
当然毛布なので長時間着用してると暑くはなります。しかし、その「暑くなる度合い」は化学繊維に比べて段違いに低いと思います。
元々の商品名もベビーケットなんですけど、確かに「夏の赤ちゃんの寝具」には最適かもしれません。
比較的涼しいけど、明け方、冷えないという感じというか。
肌触り滑らか
あとこの毛布に、手を置いてスーッと滑らせると分かると思うんですけど、ものすごく表面が滑らかです。
写真でもこんな感じで綺麗に波打つので、ある程度イメージは掴んでいただけるかと思います。
頬ずりをしても、しっとりなめらかで気持ち良いです。
これ確かに赤ちゃんの肌に合いそう。
気づいた難点
基本的に質の良い良質な毛布なんですが、少し思った難点はこちら。
- モコモコ感は化繊の毛布には敵わない
- 値段が多少高い
モコモコ感不足
化学繊維の毛布と比べて、やっぱりモコモコ感は少ないです。
やっぱり、綿100%だと、化学繊維のようなモコモコ感までは出せないと思います。
なので、「モッコモコな毛布」を期待している場合は、候補から外した方が良いかと。
結構値が張る
オーガニックコットンを使用した日本製の「ベビー毛布」なので、「通常の化学繊維毛布」と同サイズのものを比較すると、値段が3~4倍はします。
こればっかりは、「良質な素材」と「泉州ブランド」ということもあるのでどうしようもないかと。
高品質なものを選ぶと、どうしても値段は高くなってしまいます。
まとめ
今回購入したベイビーケットのおかげで、気温が高い夏日でも、ジメジメとした蒸し暑い日でも、比較的涼しくなったように思います。
そりゃ、化学繊維の毛布と比べれば、涼しいのは当たり前なんですが。
ただ、今回
綿100%の毛布なんてあるんだ!
ということに気づいて、それを適切に使用できるようになったことは大きいかなと。
僕自身、ロングスリーパーで毎日グッスリと眠らないと、翌日の仕事にも影響するくらいです。
なので、毎日多少なりとも涼しく睡眠の質が上がったのは収穫でした。
冬は化学繊維の毛布の方が暖かく眠れるかも。