昨日、「Ptengine」というアクセス解析サービスを知りました。
僕はこれまで、アクセス解析といえばGoogle Analyticsと思っていました。しかし、昨日初めてPtengineに登録して使ってみたところ、その使いやすさと見やすさに、登録後小一時間ほど解析画面に見入ってしまいました。
Ptengineは、とにかく見やすく、何がどこにあるのかすぐにわかります。それに加えて、行きたいところにほぼワンクリックで移動できるようにできているので、「あー、あの機能どこにあったっけ?」とメニューを探す必要がほとんどないです。
僕も使用してまだ半日ちょっとですが、主な機能のほとんどは使い方が理解できるほど簡単です。今回はこのPtengineの使いやすさを画像を使って説明したいと思います。
ちなみに、月25000PV(ロゴ表示で35000PV)までは無料なので、ブログなどを始めたばかりで、「Analyticsの使い方がよくわからん」という方にお勧めです。
目次
アクセス解析画面
まず、アクセス解析を始めたら、最も利用するであろう解析画面を紹介します。
デフォルトのサマリー画面
解析画面の中でも、最も表示するであろうダイジェスト画面です。
以下のように、見たい情報が一目で見れるように配置されています。
サイト運営者として、見たい情報が一目瞭然に配置されています。
流入元(参照元)
右上の詳細ボタンを押すと、さらに詳しい情報にワンクリックで飛ぶことができます。
詳細画面から、以下のように、キーワードごとの「平均滞在時間」「新規率」「直帰率」を見ることができます。
端末情報
このように、どんな端末・OS・ブラウザでユーザーが訪れているか一目でわかります。詳細からは、さらに詳しい情報を見ることができます。
こんな感じで端末ごとのアクセス状況を詳しく見ることもできます。
さらに詳細画面から、端末情報ごとの「平均滞在時間」「新規率」「直帰率」を見ることができます。
OSごとにも
モバイルOSごとにも
ブラウザごとにも
解像度ごとにも
「平均滞在時間」「新規率」「直帰率」を見ることができます。
これにより、自分のサイトは、どの端末に強い弱いがすぐわかるので、サイトデザインの改善点も、とてもわかりやすいのではないでしょうか。
訪問ページ情報(PV)
現在どのページがよく読まれているかというのも、一目瞭然です。Analyticsと違って、デフォルト状態でページタイトルまで出るのはわかりやすくてありがたいです。
もちろん、ページごとの「入口数」「離脱率」「平均滞在時間」「新規率」「直帰率」を見ることができるので、「あーこのエントリーは真剣に読まれているな」とか「このエントリーのように誘導すると、次のページも読んで貰えるんだな」とかが、わかりやすいようになっています。
地域情報
どこからアクセスしてきているのかもすぐわかります。
詳細画面では、このようにしてマップにして、世界のどこから見られているのか、わかりやすくみることもできます。
拡大機能もついているので、日本を拡大して、どの地域からアクセスがきているのかがよくわかります。
リアルタイム解析画面
Ptengineでは、このリアルタイム解析に、かなり力を入れているようで、デフォルト画面がリアルタイム解析画面になっています。
リアルタイム画面では以下の3画面から構成されています
- サマリー(ダイジェスト)
- ページとアクティブユーザー
- 地域
サマリー(ダイジェスト)
このリアルタイムサマリー画面で、見たい情報のほとんどを消化できます。「現在のユーザー数」「読まれているページ数」「端末情報」「OS」「ブラウザ」「流入元(参照元)」「検索キーワード」などを見ることができます。
ページとアクティブユーザー
アクティブユーザーが、どのページを読んでいるのか、とアクティブユーザーの「地域」「国籍」「OS」「ブラウザ」「どのページを読んでいるか」「どこから来たのか」が一目でわかります。IPなどの個人情報は表示されることがないので、サイトに訪れているユーザーにとっても安心です。
地域
現在、ユーザーがどの地域からアクセスしているのかすぐにわかります。
ヒートマップ分析
これもGoogle Analyticsにはない機能ですが、サイトのヒートマップ分析もすることができます。
無料プランでは、1ページしかできませんが、有料プランだと無制限に分析することができます。
僕の場合はまだ半日ちょっとしか使用していないので、データが少ないのですが、こんな感じでクリックする箇所や、ユーザーがよく読む位置を視覚的に見ることができます。
サポートページ、ヒートマップとはには以下のように説明されています。
クリックヒートマップ
クリックヒートマップはユーザーがサイトをタップした場所がヒートマップで表されます。良くタップされた場所ほど赤くなります。スマートフォンの場合、スクロールやフリック等、タップ以外での画面タッチがありますが、それらのタッチは除外されて表示されます。
アテンションヒートマップ
アテンションヒートマップはユーザーがサイトで見ていたエリアをその場所での滞在時間から総和し、ヒートマップの濃淡で表します。よく見られている場所ほど赤くなります。
その他の機能
その他に、気に入った機能を紹介します。
コンバージョン設定
その他の機能としては、コンバージョン設定がとても簡単です。
CVとはコンバージョン(Conversion)であり、サイト上でユーザーに到達してもらいたい目標、アクションを指します。
Ptengineでは、以下の2つがコンバージョンとして計測されます。
- 目標ページURLへの到達
- 目標ページグループへの到達
サポートページのCVの設定方法で設定方法が画像入り(←これ重要)でわかりやすく紹介されています。
イベント機能
イベント機能は有料プランユーザーのみの特典ですが、有料プランに登録すれば以下のことが自動で計測されます。
オート計測
- 外部リンクのクリック
- ファイルのダウンロード
- メールの送信
ブログなどで、アフィリエイトを行っている場合は、外部リンクのクリックを仮想コンバージョンとして観察するのもいいかもしれません。
カスタム計測
トラッキングコードを埋め込むことで、次のようなこともできます。
- 動画の「Play」ボタンのクリック数
- 資料請求ボタンのクリック数
サポートサイトがわかりやすい
Ptengineを使っていてわからないところは、Ptengineサポートサイトを見ると大抵の事は解決出来ると思います。
サポートサイトにも、
このサイトではPtengineを利用する皆さんが設定方法の疑問点などを
解決してもらうための情報サイトです。
と書いてあるだけあって、設定方法など、画像を使って、とてもわかりやすく書いてあります。
左カラムには常にメニューがあるので、行きたいところにもすぐに飛べます。
無料版と有料版の違い
無料版と有料版の機能面での違いは以下のようになっています。
無料版は、以下のような制限があります。
- 月2万5000PVまで計測(ロゴを表示すれば3万5000PVまで)
- 1つのドメインしか登録できない
- ヒートマップ解析ページ数が1ページしかできない
- イベント機能が使えない
けれど、月3万5000PV計測できれば、始めたばかりのページでは十分なデータを提供してくれると思います。というか、解析初心者の場合は、こっちの方が見やすいかと思います。
まとめ
こんな感じで、とても見やすくて使いやすいアクセス解析なので、早速有料プラン料金を問い合わせ中です。
Google Analyticsは、データ蓄積用として、普段見る解析画面は、「Ptengine」という使い方もいいのではないでしょうか。
解析好きには、これでご飯が3杯は食べれると思います。割とマジで。