Amazonの紹介料率が、またまたまた大幅に下がるようです。
今回の紹介料率ダウンには、以下のような大きな特徴が、あります。
- 8月31日をもって出荷数に応じた段階制料率を廃止し全て固定紹介率へ
- PC・カメラ・家電・カー用品・バイク用品などの紹介率が大幅ダウンの2%固定へ
- キャンペーンが終わると10%、8%紹介料率の商品も、さらに下がる可能性が
- 出荷数の少ない(30未満の)サイトでは4%以上の商品を売れば平均数十円~数百円の紹介料アップかも
- Kindle、飲食料品、コスメなどは紹介料アップ
おいおいおいおい…、Kindleのところ以外、流石に今回のは酷すぎるような…。
photo by Tim Caynes
目次
Amazonアソシエイトのアナウンス
Amazonアソシエイトでは、以下のようにアナウンスされています。
Amazonアソシエイトプログラムからのお知らせ
【2014/7/31: 紹介料率変更のお知らせ】Amazonアソシエイト・プログラムでは長期的なサービス品質向上を念頭に、Amazonアソシエイト・プログラム運営規約第 15条に従い、2014年9月1日よりアソシエイト・プログラム紹介料率表を改訂いたしますので、主要な変更についてお知らせいたします。
新紹介料率は下記の通りです。(*)は2014年9月末までの期間限定キャンペーンです。
(**)は2014年12月末までの期間限定キャンペーンです。2015年1月より変更になる場合があります。
(***)22014年9月末まで特定商品カテゴリー(服、ファッション小物)のみ紹介料上限はありません。これまでの出荷数に応じた段階制料率を廃止し、商品カテゴリ毎に固定で紹介料を設定することで、より透明性の高い体系に見直しをいたしました。
いずれも9月1日以降に生じた出荷、ストリームもしくはダウンロードがなされた適格販売分より対象となります。
「(***)22014年9月末まで特定商品カテゴリー(服、ファッション小物)のみ紹介料上限はありません」となっていますが、これは20000年後まで紹介料上限がないのか、それとも単なる誤植なのか、おそらく後者だとは思いますが、もし後者ならば、キャンペーンが終わると以下のものまで紹介料率が下がる可能性があります。
それにこの言いようも凄いですね。
これまでの出荷数に応じた段階制料率を廃止し、商品カテゴリ毎に固定で紹介料を設定することで、より透明性の高い体系に見直しをいたしました。
いやいやいや、確かに透明性の高いというか、分りやすい料率体系にはなったけど…。
改定紹介料率
10%(2014年9月末まで)
- Amazonインスタントビデオ
8%(2014年12月末まで)
- Kindle
- Kindle本
- Kindleアクセサリ
- Androidアプリ
- デジタルミュージックダウンロード
- 服
- ファション小物
- バッグ
- シューズ
- ジュエリー
- 食料&飲料
- お酒
- コスメ
5%
- ヘルス&ビューティー用品
- ペット用品
4%
- DTY用品
- ベイビー・マタニティー用品
- スポーツ用品
- ギフト券
3%
- 本
- オフィス用品
- おもちゃ
- ホビー
- 家具
- インテリア
- キッチン用品
- 雑貨
2%
- CD
- DVD
- ソフトウェア(含 ダウンロード)
- TVゲーム
- PCゲーム
- カメラ
- PC
- 家電(含 小型白物家電)
- カー用品
- バイク用品
- 腕時計
- 楽器
0.5%
- フィギュア商品
0%
- ビデオ商品
以前の紹介料率
以前の紹介料率はこんなでした。
その後、度々このように主な商品の紹介料率はカットされてきました。
変動日 | 紹介料率カット商品 |
---|---|
2012/8/1~ | CD/DVD/TVゲーム 固定2% |
2013/6/1~ | PCソフト/おもちゃ(ホビー) 固定2%、本(Kindle除く) 固定3% |
2014/1/1~ | フィギュア 固定0.5% |
そして、今回これに以下が加わるようになりました。
2014/9/1 出荷数に応じた段階制料率を廃止、ほぼ全ての紹介料率削減へ
まとめ
要は、「ネットで大体の商品市場はAmazonがおさえた、あとはまだおさえていない電子書籍とか、ファッションものとか、食べ物を重点的に売れよ。それも、そのうち紹介料率を下げるかもしれないけど。」ってことだと思います。
このブログのAmazon収益もざっと計算してみたところ半分以下になるかと思われます。
恐アマゾン。