夏本番、暑いですね。。
僕はとても暑さが苦手です。ですので夏になると常に「涼しくなる方法はないか?涼しくなるにはどうしたらいいか?」と情報センサーを張り巡らしています。
そんな情報センサーにある日引っかかってきたのが、「ハッカ油」です。なんでも、体につけるとヤバイぐらいに涼しくなるんだとか。
ということでハッカ油について、Twitterで情報収集してみました。
目次
Twitterの反応
Twitterでも多くの利用者がいるようです。僕が見たときも大体こんな感じの反応でした。
こめかみと首筋、耳の裏にハッカ油を『1滴』ずつ塗ると、たちまちヒンヤリ、目元スッキリ、頭ハッキリして集中力がアップ。でも、実際体温を下げる訳じゃないから、ボーッとしてくる前に日陰でちゃんと休んでくださいね。
— ハッカ油は超ベンリ~ (@Peppermint_oil) July 30, 2014
うおおおハッカ油効くぅぅぅぅヒャァァァ!
— 氣之精@おそ松推し (@kinosei23) July 30, 2014
顔汗対策ハッカ油スプレーつくった!スースー*´▽`*
— KROV̈A (@yOc_Opyu) July 29, 2014
@misoniko_min 水100ccにハッカ油5-10滴ほどを垂らしてまぜまぜよ!霧吹きに入れてたら使い勝手が良いよ!ただし、くさい!
— りんこ (@rinko89) July 29, 2014
ハッカ油を水で希釈したものを身体に霧吹くと涼しいと聞き、早速やってみたけど、なめとりました。 かなり涼しく感じて風があたると寒いくらいだ( ; ゜Д゜)
— 将園 (@shoen_ryutai) July 29, 2014
ハッカ油希釈水、濃度間違えるとあせめっちゃ出てるのに寒いかんね(笑)
— ゴック(ºゴº)コミケ2日目R-25a委託 (@gok529) July 29, 2014
ハッカ油風呂に垂らして入ったら背中とケツの穴と大事なところがブリザード
— 大狗だーさん (@darvla) July 29, 2014
ジョギングの後、お風呂の冷めた残り湯に「ハッカ油」5~6滴混ぜて浸かるの気持ちいい。
— ウシダトモユキ (@ussiinet) July 29, 2014
ハッカ油風呂してきました。
全身湿布しましたーっていうにおい。
汗がひく感じはいいね! pic.twitter.com/16kataWzKo
— みんし*おちびとおまめ (@mingxi0521) July 29, 2014
ていうか今までスプレーにくらいしか使ってなかったハッカ油をぬるま湯に5滴くらい入れたら尋常じゃなく寒くて凍えてる夏とは一体なんだ
— おじょうは愉悦部 (@nako_ozyo) July 29, 2014
ハッカ油をナメてはいかん・・・入れすぎるとマジで夏の風呂場で凍死しそうになる
— スズコ (@szk003) July 29, 2014
どうやら、みんなはこれらを使っているみたいです。
なんでも、以下のようなことをするととても涼感が得られるのだそうです。
- ハッカ油を薄めてスプレーボトルに入れて体に吹きかける
- ハッカ油を薄めた水に浸けたタオルで体を拭く
- 入浴剤代わりにハッカ油を何滴かお湯に入れて風呂に入る
中でも、風呂に入れて使用するのが効果がありそうです。クールバスクリンの猛烈バージョンといった感じ。しかし、量を間違えると、かなりヤバそう…。
そういえば昔、探偵ナイトスクープでハッカの入浴剤入りの風呂に入って凍えているのを見て爆笑していたのを思い出しました。
この入浴剤は「アイヌの涙」と言ってハッカ油と同じ成分でできている入浴剤です。通常、4~5滴で良いところをキャップ3倍も入れてしまったため、涼しいを通り越して凍えていた探偵たちを思い出しました。
ただ、にわかハッカアブラーの僕が、凍えるほどの冷感に襲われる入浴剤を使うのはレベルが高すぎます。
そんなわけで、入門編に良さそうな北見ハッカ通商のハッカ油スプレーを購入してみました。
購入したハッカ油
で、購入して届いたのがこれです。
内容量は10ml。製造は北海道の北見市で作っているようです。
中にはこんな感じのスプレー瓶が入っています。
なかには確かに油っぽいトロリとした液体が入っています。
使い方
箱の側面には使用方法が書かれています。
本品はハッカ草(ミント)から蒸留抽出した天然添加物です。食品の香料にご使用いただけます。
どうやらこれは、本来は食品の香料として使う模様。どうりで箱にも食品添加物と書かれていたわけだ。けど、口に入れていいものならなおさら安心して使えます。
使い方はこう書かれています。
- 紅茶やリキュール等に使用するときは、ようじの先がぬれた程度の加減でお試しください。入れすぎは風味を損ないます。
- ゴルフ・釣り・登山等、アウトドアのお供に最適です。
- おしぼり、ハンカチ等の着香料、お部屋の芳香を、アロマテラピーにもご使用ください。
- お風呂に数滴、ミントバスをお楽しみください。
本来は、飲み物や、おしぼりなどの香り付けに使用するようです。ただ、使用方法にも「風呂に入れて(香りを)お楽しみください」と書かれているので、体に使っても問題なさそう。
実際に使ってみた
で、実際に涼しいのか?以下のように段階を踏んで使ってみました。
- お湯に数プッシュ混ぜて体を拭く
- シャンプーに混ぜてクールシャンプーにする
- 濡れタオルにスプレーを吹きかけて体を拭いてみる
- 直接体に吹きかけてみる
1と2ですが、使ってみると確かに良い香りとともに、しばらくするとスーっとしてきます。
ただ、量が少ないと香りだけで、かなり物足りないです。なので効果を感じるくらいになるには、洗面器一杯に混ぜて使うなら20プッシュぐらいは必要かと思います。シャンプーも同様に、1回に10~20プッシュぐらいは必要かと思います。(あくまで僕の使用感です。)
3と4は、かなり効果的というか強烈です。肌に吹きかけると、強烈に香ってくるハッカ臭。僕はとても良い香りだと思いますが、いかんせん強烈です。香りを嗅いだ瞬間、昔よく怪我をして通っていた接骨院思い出しました。そう、これは湿布の香り!それも結構高級な湿布の香りといった感じです。僕は、湿布のニオイは好きですが、苦手な方は止めた方がいいでしょう。
で、肌に吹きかけてみた感覚ですが、最初は全く何も感じません。「えっ?何これ!?」って感じでつけたのかさえわかりません。しかし3分ほどすると、じわじわとスースーが襲ってきます。5分もすると猛烈な冷感に襲われ、スースーすぎるくらいスースーします。特に、肌の薄いところは肌を刺すような冷感が襲ってきます。
この感じを、なんとたとえたらいいか…。そう!ムヒやエアーサロンパスを体中に塗ったような感覚です。もちろん、薬効成分は入っていないので、塗ってもあんな感じでベタベタしません。ベビーオイルと一緒でサラっとした感じです。
しかし、ムヒやエアーサロンパスを凌駕するスースーが塗ったところを、これでもか!というくらいに涼しくさせます。なんか、涼しいというよりも、「強烈にスースーしすぎて暑さを感じさせない」と言った方が近い感じ。これをキャップ3杯(おそらくこのボトルの半分くらい)を湯船に入れて使ったら寒いというのも納得の威力です。そりゃ凍えるわ。
冷感の効果のほどは、だいたい30分~1時間半ほどといったところです。ハッカ油を使用する量によって異なってきます。
まとめ
一通り、体に使ってみて僕のお勧めの使い方は、「どうしても体が火照って暑いときに、濡れタオルに吹きかけて、少しなじましてから体を拭く」です。
こうすることで僕の場合、暑い場所でも、かなり冷感は感じることができます。スースー具合もちょうどいい感じ。(あくまで僕の使用方法です。)
ただし、メーカーが推奨する使い方とは違うので、使用は自己責任でお願いします。あと、体は涼しく感じますが、実際に体の熱が下がっているわけではないので、涼しいからといって水分補給を怠っては、熱中症になる恐れもあります。暑いときはこまめに水分補給をしてください。
風呂で使用する場合の注意点として、Amazonレビューには以下のように書かれています。
ハッカ油が冷たく感じられるのはハッカ油に含まれるメントールが皮膚表面の冷感受容体を刺激して「冷たい」という信号を出させるためです。ハッカ油にはこのような特徴がありますので、ハッカ油を入れた湯船に浸かりますと、投入量によっては40度以上のお湯に入っていてもゾクゾクと寒気を感じることさえあります。しかしながら寒気がしたからといって追い炊きしたり長風呂をしますと、身体の実際の体温は高くなっていますので高温浴したときと同様の体力消耗や血圧上昇を招いたり温度によっては低温やけどをすることもあります。
気をつけましょう。
何はともあれ、ネタとして結構面白い商品であるのは間違いないと思います。
「手っ取り早く冷感を感じたい」「ミントの香りが好き」とか「ちょっとどんな感じになるのか体験してみたい」なんて人には、なかなか良いアイテムではないかと思います。
あと、これからの季節、キャンプ場などに持っていくといいかも。ハッカ油は、虫やネズミが嫌がるニオイなので虫除けとしても使われています。これからの暑苦しい季節、キャンプ場で「虫除け&冷感スプレー」としての使用は、かなり理にかなった使い方かもしれません。