先日、腎盂腎炎になり39度近くの高熱が続きガチで辛い思いをしました。
腎盂腎炎とは、腎臓付近まで細菌に感染して炎症を引き起こす感染症です。僕は体質的に、尿路感染症にかかりやすく、腎盂腎炎に良くなるのですが、これにかかるととにかく体が怠くなり、何も喉を通らなくなります。
そんな、超絶食欲不振になったときに、結構助けられたのが市販の経口補水液です。それで病気中、家にあった経口補水液をいろいろ飲んでみて、体調が絶不調の時でも飲みやすかった経口補水液があったので紹介したいと思います。
目次
これまで飲んできた経口補水液
巷では、「不味い」とか「塩味が嫌」と言われている経口補水液ですが、僕は結構好きで普段から飲んでいたりします。
それで、これまで「全部の経口補水液を制覇したい」ということで、これまで購入できるものはいろいろと飲んで来ています。
経口補水液は、体調の悪い時に飲むと、経口補水液が苦手な人でも比較的美味しく感じるとよく言われています。
ただ、体調不良どころではない、体調が最悪の時に4種類を飲み比べてみたら、1つだけ「食欲不振でほとんど何も喉を通らなかった時でも美味しいと感じたもの」がありました。
以下では、僕が超絶体調不良の10日間の間に、手元にあった4種類の経口補水液を飲み比べた結果です。あくまで、僕の好みも加味されているのでご了承ください。
絶不調の時にも飲みやすい経口補水液
腎盂腎炎で絶不調の時に、これまで購入した以下の経口補水液4種がありました。
- 大塚製薬 OS-1
- 日本薬剤 経口補水液
- 明治 アクアサポート
- 味の素 アクアソリタ
この中で、ガチな病気で辛い時も最も飲みやすかったのは、アクアソリタです。
このアクアソリタは、体調絶不調の時でも、とても美味しく感じました。とにかく、飲んだ後も後味がスッキリといった感じで、口の中に甘みも酸味もほとんど残りません。
この、スッキリとした後味は、病気で辛い時には、かなり助かります。
アクアソリタが良かった理由
さすが味の素が製造しているだけあって、味へのこだわりはハンパないのかもしれません。とにかく、熱が39度近く出ていようが、途中風邪にかかって咳がゴホゴホ出ていようが、少し吐き気があるときであろうが、すんなりと喉に入っていきます。
しかも、体の状態がかなり悪いにもかかわらず、「美味しい」とすら感じるくらいです。
その他の、経口補水液は、体調がかなり悪いときは、「美味しい」とまでは感じませんでした。
OS-1の良くなかったところ
個別に、理由を書いていくと、「大塚製薬のOS-1」は、グレープフルーツっぽい味を出すためか、酸味を感じる香料が入っています。
少しくらいの体調不良や、平常時に飲むと、全くその酸味は気にならないのですが、絶不調時に飲むと、その酸味がかなり後味として残り、わずらわしく感じました。
アクアサポートの良くなかったところ
「明治のアクアサポート」もOS-1と同様、リンゴ味を出すために、酸味を感じる香料が入っているようです。こちらも、同様に、体調が絶不調の時には、その酸味が後味として、長く残りわずらわしく感じました。
元気な時なら、気にならない程度のものと思いますが、本当に体が弱っているときは、ちょっとしたことでも辛いと感じてしまいます。
日本薬剤の経口補水液の良くなかったところ
「日本薬剤の経口補水液」は、絶不調時でも、薄味で比較的飲みやすかったです。
ただ、日本薬剤のものは、根本的に他の三つと比べて、味が美味しくありません。なので、平常時や、ちょっとした体調不良時に飲むとしても、正直味は美味しくないです。
当然、成分的には、経口補水液の要件を満たすとは思います。
まとめ
今回、結構しんどい病気にかかって、いろいろ経口補水液を飲んでみたわけですが、アクアソリタが平常時、不調時、絶不調時とかかわらず美味しく飲めるとは思いませんでした。
加えて、アクアソリタは他の経口補水液と比べて、塩分も糖分もカロリーも控えめです。体調不良時に、そこまで気にする人もいないかもしれませんが、塩分・糖分は控えめなのにもかかわらず、味も美味しく、水分補給もしっかりできるというのは嬉しいです。
僕は、アクアソリタを知るまでは、OS-1が大好きで、よく飲んでいました。けれど、アクアソリタを知ってからは、OS-1よりも、アクアソリタを好んでよく飲んでいます。(毎回同じものを飲んでいると飽きるので、常に何種類かストックしてあります)
というわけで、アクアソリタは、体調がどんな状態のときにでも、かなり美味しく飲めるのではないかと思います。ここらへんは、さすが味の素といった感じで、よく研究されているのだと思います。「なるべく飲みやすい経口補水液が欲しい」なんて時は、僕としてはアクアソリタがおすすめです。値段もOS-1より結構安いですし。