カチカチなアイスでも楽に食べれる高級アイスクリームスプーン「Lemnos 15.0%」を購入してみました

Lemnos 15.0% アイスクリームスプーン No.01 vanilla JT11G-11

最近、カップアイスを食べるのが億劫な自分がいます。

というのも、冷凍庫でカチカチに冷えたカップアイスは、硬くて硬くて表面にスプーンが入らないからです。ガリガリやったらスプーンが曲がっちゃうんじゃないかってくらいに。

そんな時は、冷凍庫から出してしばらく放置しておけば良いのですが、その待つ時間が正直かったるいです。時間調整に失敗すると、せっかくのアイスがグジュグジュになってしまいますし。

なので、「アイスを食べよう!」と冷凍庫の扉を開けてハーゲンダッツを食べようと思っても、そういった面倒くささが頭の中で予想できてしまって、なかなか手が伸びません。

それで先日、テレビを見ていたら「カチカチに凍ったアイスでもサクッとすくえるスプーン」があるというじゃないですか。

それを見て「これなら冷蔵庫にたまったカップアイスが気軽に食べれるかも!」と思い早速購入してみました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

実際に購入したもの

で、実際に購入したものが、以下の「Lemnos 15.0% アイスクリームスプーン」です。

15%アイスクリームスプーンのパッケージ

なんか、高級ブランド店で小物を買った時みたいなオシャレな箱に入っています。

そして、箱を開けて中身を取り出してビックリ、こんな趣向を凝らした梱包に。

15%アイススプーンのオシャレな梱包

なんと、「アイスカップにアイススプーンが刺さっている状態」を模したように、箱の中に収納されています。第一印象としては正直「オサレやなー」と、そして「これ、よく考えたなー」と思いました。

僕が乙女なら、胸の前で小さな指拍手を作ってしまうようなオシャレ感満載の包装です。

それにしても、さっきから「パッケージや、アイスカップなどに書かれている15%って何なの?」と思ったもので、ついでに調べてみました。

すると、「15%」というのは、「アイスクリームが大好きな人にもっともっとアイスクリームを大好きになってもらうためのプロジェクト」なのだそうです。

そして、「なぜ15%なのか?」というと、「アイスクリーム=乳固形分15.0%以上」という日本の成分規格から、アイスクリームの成分をそのままブランド名にしたそうです。

15%の由来

コンセプトも、オシャレ感が前面に出ている感じですね。こういった、コンセプトも刺さる人には刺さるので重要です。

話は戻って、スプーンの中身を取り出してみると、以下のような綺麗な鏡面加工になっています。

鏡面作りになっている15%アイススプーン

実際に、顔が映るくらいピカピカに磨かれています。さすが、高岡銅器などの金属加工で有名な、富山県高岡の会社が作っているだけはあると思います。

裏面も同様にピカピカ。

とにかく、パッケージや包装、スプーンの見た目に至るまで、すべてがオシャレ感満載の作りになっていると思います。

僕は今回、普段よく食べるバニラ用のアイススプーンを購入しましたが、その他にもチョコレート、ストロベリーアイス用のスプーンがあります。

15%アイススプーンの種類
中に入っていったカタログより

使ってみた感想

で、実際に僕の冷蔵庫の中にあったハーゲンダッツを食べる時に使ってみました。

食べやすさ

このアイススプーンを、アイスに押し当てると、本当にスーーーっとスプーンの先がアイスにめり込んでいきます。

15%アイススプーンをハーゲンダッツにさしてみた

普通のスプーンなら、強く力を入れても、木材にカンナをかけるがごとく表面しか削れてこなかった硬いアイスでも、スルスルとスプーンがめり込んでいきます。

これは、スプーンの素材がアルミなので、熱伝導率が高いため、手の熱がアイスクリームに伝わり、アイスを溶かすことで食べやすさを実現しています。

ちなみに、通常のステンレス製とアルミ製のスプーンを比べると、熱の伝導率はこれだけ違います。

材料熱伝導率
ステンレス16.7 – 20.9
アルミニウム236

つまり、通常のスプーンの11~14倍くらい熱伝導率が高いので、それだけ手の熱がアイスに伝わりスプーンが当たったところを溶かしてくれます。

ただ、「手の熱がアイスに伝わる」ということは、逆に言えば、「アイスの冷たさが手にも伝わる」ということです。

アイスを食べていると、そのうちにスプーンがキンキンに冷えてしまいます。なので、夏はちょうど良いのですが、冬にアイスを食べると、指先が冷たくなってしまうなんて事はあるかもしれません。

お手入れ

あと、このスプーンを洗うときは、手洗いをすることをおすすめします。

というのも、この15%アイススプーンは、非常に綺麗な鏡面加工になっています。

なので、スプーンを洗うときにスポンジの硬いところなどで洗ってしまうと、表面に細かな傷ができてしまいます。

僕も数回、アイスを食べたら、以下のようなちょっとした傷はできてしまいました。

15%スプーンは表面に傷ができやすい

この傷は、使っていけば使っていくほど付いていくでしょう。

そんなときのために、有償で、表面を磨き直してくれるリペアサービスも一応あります。

15%アイススプーンの有償リペアサービス

有償リペアサービス

当社では、アルミ製品ご使用中についた傷や、洗浄後長時間放置して付いた、くすみ・汚れなど、ご購入時に近い状態までに補修することが可能です。(中略)

修理費用は一律1,000円となりますので、1,000円分切手をご用意いただき、商品に同封し、当社(本社)宛にお送りください。

ただ、手続きがちょっと面倒ですし、安くもないので、あまりおすすめではありません。

まとめ

このスプーンを使うことで、カチカチのアイスも、とても食べやすくなります。

ただ、「食べやすくなればよい」というだけでなく、見た目も美しく維持していきたいという方には、ちょっと不向きなスプーンかもしれません。それでいて値段も結構しますし。

で僕は、このスプーンを使っていて、個人的には「贈り物向きだな」と思いました。

というのも、これほど見栄えのするアイス用の贈り物もそうないからです。もし周りに、アイス好きな友人・知人がいて、その方に「何か贈り物がしたいな」と思ったときは、おすすめだと思います。

上で紹介したように、とにかくパッケージなどには、こだわった作りになっています。贈り物は、やはりインパクトも重要です。そういった意味では、贈られた側が「えっ!何これ!」と思うほどのインパクトは与えてくれるのではないかと思います。

特に、アイス好きの女性に、ちょっとした贈り物をしたい場合は、値段も高すぎず、安すぎず、ちょっと小粋な贈り物になるのではないでしょうか。

使っているうちに細かな傷ができたとしても、心理的に自分で高い金を払って購入した物ならともかく、もらい物ならば、そこまで気にならないかと思います。