僕は基本的に病弱なもので、体調不良な時は経口補水液を愛飲しています。
ただ、経口補水液って基本的に、悪い時に飲むべきものなんですよね。実際に、経口補水液でナンバーワンシェアのOS-1は、わざわざ消費者庁から許可を得て病者用食品と表示しています。
あと、経口補水液は塩分が多めなのも気になるところです。
なので、普段飲むには、体に吸収の良い経口補水液に似た成分からできており、しかも塩分も控えめなハイポトニック飲料を飲むようにしています。
例えば、前回飲んだもので言えば「Newからだ浸透補水液」とか。
で、今回も同じものを買おうと、ネットを見ていたら初めて見る「アサヒ飲料 スーパーH2O」というハイポトニックスポーツドリンクがあったので、こちらを購入してみることにしました。
目次
アサヒ飲料 スーパーH2O
で、実際に届いた「アサヒ飲料 スーパーH2O」が以下です。
段ボールを開けると、以下のような600mlのペットボトルが24本入っています。
通常、こういった24本入りのペットボトルだと、500mlだったりするんですけど、このH2Oは何と600mlなんです。手にすると、ずしりと重みが伝わってきます。単純計算で、通常の500mlペットボトルの1.2倍の重さがあるので当然といえば、当然なんですが。
で、ペットボトル自体のデザインは以下のようになっています。全体的に寸胴で太いといった印象です。
一応、熱中症対策仕様として成分が配合されている「ハイポトニック飲料」となっています。
ハイポトニック飲料とは
ちなみに、ハイポトニック飲料とは、体の血液や体液よりも、浸透圧(ハイポトニック)が低い飲み物のことを指します。
体より、浸透圧が低いことで、より体への吸収が速くなるように考えられて設計されています。なので、スポーツ中や、体調不良で高熱などが出たときの水分補給(熱中症時など)に非常に適した飲料になります。
よく一般的に通常のスポーツドリンクは、「アイソトニック飲料」と言われます。CMなどで一度は聞いたことがある方もおられると思います。
けれど、一般的なスポーツドリンクの「アイソトニック飲料」というのは、スポーツ後に失った水分をゆっくりと吸収するように設計されています。なので比較的濃い目に作られています。
よく、「スポーツ中に飲むならポカリスエットを薄めた方が良い」と言われることもあるかと思います。あれはまさに、「アイソトニック飲料」を薄めて浸透圧を低くして「ハイポトニック飲料」とすることで、より体に吸収されやすいようにしています。
僕も、昔部活中に先生などからそのように言われた事がありますが「あれはちゃんと理にかなっていたことなんだなぁ」と今更ながらに知りました。
訂正:大塚製薬のポカリスエットは薄めずに飲むのが正しいようです。
というわけで、「ハイポトニック飲料」と「アイソトニック飲料」の違いは簡単に言うと以下のように覚えておけばよいでしょう。
- ハイポトニック飲料:
スポーツ中発熱中や脱水時にすぐにでも体に吸収したい時に飲む - アイソトニック飲料:
運動後などに失った水分をゆっくりと(30~40分かけて)吸収するために飲む
人間は、安静時と運動時に血液中の糖分の浸透圧がそれぞれ変わります。なので、安静時に飲むには「アイソトニック飲料」。運動時や体調不良の脱水時などに飲むには「ハイポトニック飲料」が適しています。
原材料
あとついでに「アサヒ スーパーH2O」の原材料は以下のようになっています。
以前購入した、からだ浸透補水液は、人工甘味料は使われていませんでしたが、「アサヒ スーパーH2O」は、アセスルファムKが使われています。
経口補水液との違い
では、実際の経口補水液と比較して、ハイポトニック飲料は、どれほど違いがあるのかをみてみたいと思います。
経口補水液の成分比較表
で、市販されている経口補水液の成分比較表が以下です。
OS-1 | 日本薬剤 | 明治 アクア | アクア ソリタ | スムーズ イオン | |
---|---|---|---|---|---|
エネルギー | 10kcal | 10kcal | 9kcal | 7kcal | 9kcal |
タンパク質 | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 2.5g | 2.5g | 2.3g | 1.8g | 2.3g |
ナトリウム | 115mg | 100mg | 115mg | 80mg | 110mg |
食塩相当量 | 0.292g | 0.254g | 0.292g | 0.2g | 0.279g |
糖類 | 1.8g | – | 2g | 1.5g | 1.6g |
カリウム | 78mg | 80mg | 78mg | 78mg | 74mg |
塩素 | 177mg | – | 177mg | – | – |
マグネシウム | 2.4mg | 2.6mg | 1.2mg | 3.6mg | 2.4mg |
リン | 6.2mg | 6.1mg | 13mg | 15mg | 6.0mg |
参考 脱水・熱中症予防に!市販の経口補水液の特徴や成分比較まとめ
ハイポトニック飲料の成分比較表
ハイポトニック飲料の成分比較表は以下のようになります。
からだ浸透補水液 | スーパーH2O | |
---|---|---|
エネルギー | 9kcal | 12kcal |
タンパク質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 2.3g | 2.9g |
ナトリウム | 44.7mg | 40mg |
食塩相当量 | 0.1135g | 0.1016g |
ビタミンB1 | 2.5mg | – |
カリウム | 1.6mg | 4.6mg |
カルシウム | – | 1.3mg |
マグネシウム | 5.1mg | 0.6mg |
ハイポトニック飲料は塩分量が少ない
基本的な栄養成分は、ほぼ同じであるものの、塩分量(ナトリウム)が大きく違います。
経口補水液が100mlあたり80~115mgであるのに対して、ハイポトニック飲料は40~44.7mgと塩分量がかなり控えめになっています。塩分量で言えば、経口補水液はハイポトニック飲料の2~3倍近く塩分に相当するナトリウムが入っています。
ですので、普段血圧が高めな方や、医師から塩分量を控えるように言われている方は、経口補水液を飲むより、ハイポトニック飲料の方が適しているかもしれません。
ハイポトニック飲料はカリウム・リンが少ない
あと、ハイポトニック飲料は、カリウムの含有量が1.6~4.6mgと低くなっています。経口補水液は、どの商品もだいたい80mgだったので、かなり少ないのが分かると思います。
一般的に、腎臓病を患っている方は、医師からカリウム・リンを控えるよう言われるそうですが、そういった場合は経口補水液は避けたほうがよさそうです。
ですので、腎臓に不安のある方が、どうしてもこういったものを飲みたい場合は、カリウム・リンの配分量が少ないハイポトニック飲料を飲んだ方が良いかと思います。
飲んでみた感想
それで、実際に購入してからもう、十数本は飲んでいます。
肝心の味はというと、「めちゃくちゃ美味しい」です。
これまで飲んできた経口補水液たちや、からだ浸透補水液と比較しても、味はダントツに美味しいです。
というのもそれはそうで、元々経口補水液などは「病気になった時に美味しく感じる」ように作られているといいます。通常時に飲んで、味がイマイチと感じるのは致し方ないことかもしれません。
あと、同じハイポトニック飲料である「からだ浸透補水液」は、良く言えばシンプル、悪く言えば非常に味が薄い作りになっています。人工甘味料も使用していません。
ですので、そういったものと比べると、「味が美味しい」と感じるのは当然といえば当然かもしれません。
けれど、「アサヒ スーパーH2O」自体を、普通のスポーツ飲料と比較しても、かなり美味しい部類に僕は入ると思います。とりあえず、アクエリアスよりも味はしっかりしているし、ポカリスエットほど甘くはなく、非常にスッキリとした喉越しです。
飲んだ後に、甘ったるいものが残らないのもポイントが高いです。個人的には味に関しては、「薄くもなく甘くもなくスッキリとした味わい。しかも後味が残らない」と素晴らしい飲み物だと思います。
まとめ
とこのように、僕はこの「アサヒ スーパーH2O」が非常に気に入りました。やっぱり普段飲むものになるので、味が美味しいことに越したことはありません。
あとやっぱり、量が通常500ml→600mlと100mlも多いのも、お得感があります。通常こういった、スポーツ飲料系の飲み物を飲むときは、ガブガブ飲みたいものです。そのような喉が渇いて、ガッツリいきたいときの100ml増量は、非常に満足感があります。
今回は非常に良い物をたまたま見つけることができました。こういう発見があるので、新しい商品発見時の購入は止められません。逆に、それで失敗することも多々あるのですが…。
とはいえ今回は、会心の買い物だったと思います。
当記事中で「ポカリスエットは薄めて飲むのが正しい」 と書かれておりますが、これは完全なる誤りです。
大塚製薬が「とにかく薄めずに」飲むことを推奨していることが、2020年に話題となりました。
検索するとニュース記事等がたくさんヒットしますよ。