経口補水液「アクアソリタ」の美味しさは業界ナンバーワン。流石、味のことなら味の素。

味の素の経口補水液「アクアソリタ」

僕は、経口補水液が、かなり好きです。

けれど、一般的には経口補水液は「何だかしょっぱい」とか「微妙な味」ということで、「経口補水液が好き」という人の方がマイノリティーのように感じます。

確かに、「経口補水液が苦手」という人の意見もよくわかります。僕もOS-1(大塚製薬の経口補水液)を最初に飲んだときは、「なんだこれ?」と思いましたから。

けれども先日、味の素が出している経口補水液「アクアソリタ」を購入して飲んでみたのですが、一口目から「何これ!美味しい!」となったので紹介です。

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実際に購入したもの

僕が購入したのは、以下の「アクアソリタ 500ml×24本入り」です。

アクアソリタケース

箱を開けると、以下のような感じで、500mlペットボトルが入っています。

アクアソリタのケースを開封

こんな500mlペットボトルが24本入っています。

味の素の経口補水液「アクアソリタ」

味はさっぱりとした青りんご味となっています。

アクアソリタは青りんご味

水分の吸収・体内保持には、バランスの良い電解質補給が重要です。

アクアソリタは、2006年に発売以降、医療施設・老人福祉施設等でも使用されている清涼飲料水(栄養ケア食品)です。

アクアソリタとその他経口補水液の成分分析

僕はこれまで以下のOS-1、日本薬剤の経口補水液、明治アクアサポートを購入してきました。

先日、体調不良のときに冷蔵庫にOS-1が1本たまたまあったので飲んでみました。 そのときは、膀胱炎の熱で、ちょっとした脱水症状...
体調不良で何も食べたくないときは、経口補水液にいつも助けられます。 僕はこれまで、経口補水液は、大塚製薬のOS-1を何度も購入...
僕は、体調不良で脱水になることが結構あります。 ですので、普段から経口補水液を愛飲しています。 それでこれまでは...

せっかくなので、それぞれの成分を比較したいと思います。

まずは、アクアソリタの「100mlあたりの成分分析表」は以下になります。

OS-1と、日本薬剤経口補水液、アクアサポートの成分表はそれぞれ以下になります。

OS-1の成分分析表(100mlあたり) 日本薬剤の成分分析表(100mlあたり)

これらから、値を取り出した成分比較表が以下になります。

OS-1 日本薬剤 明治アクア アクアソリタ
エネルギー 10kcal 10kcal 9kcal 7kcal
タンパク質 0g 0g 0g 0g
脂質 0g 0g 0g 0g
炭水化物 2.5g 2.5g 2.3g 1.8g
ナトリウム 115mg 100mg 115mg 80mg
食塩相当量 0.292g 0.254g 0.292g 0.2g
糖類 1.8g 2g 1.5g
カリウム 78mg 80mg 78mg 78mg
塩素 177mg 177mg
マグネシウム 2.4mg 2.6mg 1.2mg 3.6mg
リン 6.2mg 6.1mg 13mg 15mg

表を見るとわかるように、アクアソリタには以下の特徴があります。

  • カロリーが最も低い
  • 塩分量が最も低い (他社製品の約3分の2)
  • 糖類が最も低い

かなり、カロリー・塩分・糖分に配慮した作りになっています。

また、アクアソリタは、かなり味にもこだわっているようです。一般的に経口補水液が「甘みが少なく塩辛くて不味い」と言われています。そのため、アクアソリタでは通常はブドウ糖が使われているところを、ショ糖(砂糖)を使用しています。加えて、味の素独自の甘味料配合技術で風味の調整を行うことで、おいしい経口補水液を実現しています。

なので、原材料は以下のようになっています。

アクアソリタの原材料表

アクアソリタの場合、他の経口補水液では利用されていない甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)が利用されています。

他の経口補水液の原材料は以下のようになっています。

OS-1の成分 日本薬剤経口補水液の成分

左からアクアサポート、OS-1、日本薬剤の経口補水液。その他の経口補水液は甘味料にスクラロースのみを使用しています。

実際に飲んでみた感想

実際に、十数本ほどこれまで飲んでみました。

最初に一口目を飲んで思ったのが、「何これ!本当に経口補水液なのか!?ほぼジュースじゃないか!」でした。

味はほとんど「青リンゴジュース」なので、かなり飲みやすいと思います。なので、これまで経口補水液を飲んで苦手意識がある人でも、結構余裕で飲めるのではないかと思います。

夏の暑い時期などに、熱中症対策として、子供に出しても喜んで飲む味になっていると思います。ここらへんは、流石味の素といったところでしょうか。味へのこだわりが半端なく感じます。

加えて、上の成分分析表にもあったように、塩分・糖分濃度が抑えめな組成というのもポイントが高いです。というのも、ある程度年齢を重ねてくると、できれば糖分や塩分は、病気の元なので控えたいものです。なので、アクアソリタは、塩分・糖分の摂取の管理が必要な人が飲むには最も適した経口補水液といえるかもしれません。

追記:90歳超の祖母にも好評

2018年夏の猛暑が続いたある日、母方の祖母(90歳超)の様子を見に母が家を訪ねました。

すると、祖母は40℃近い部屋の中で毛布を着て寝ていたそうです。どうやら、歳を重ねているせいかあまり暑さを感じないみたいです。

すぐに、母はクーラーをつけて「これじゃ脱水になるから経口補水液(OS-1)飲んで!」と言ったらしいのですが、祖母は「経口補水液……」といってあまり気が進まなかった模様です。

その後、その出来事を母から聞いて僕は「それは味があまり好きじゃないんじゃない?そういう場合.美味しくておすすめなのはアクアソリタだよ」と僕が常飲しているアクアソリタを1ケース(500ml×24本)、祖母の家に持っていってもらいました。

持っていった結果、祖母は「美味しい!」と飲んでくれたそうです。

その後、持っていった1ケースが、十数日で無くなったそうなので、1日あたり2本以上は飲んでくれているようです。

もしかしたら、「孫がくれたものだから」という理由で飲んでくれたのかもしれません。

けれど、おそらく味も気に入ってくれたのではないかと思います。でないと、90歳を超える祖母が、そんな24本も飲めないと思うので。

僕も、熱中症を予防するためにも、気に入ってもらえて、適度に飲んでくれているようで嬉しかったです。

アクアソリタが一番美味しいと僕が思っている理由はこちら。

先日、腎盂腎炎になり39度近くの高熱が続きガチで辛い思いをしました。 腎盂腎炎とは、腎臓付近まで細菌に感染して炎症を引き起こす...

まとめ

これまで、販売している経口補水液はすべて購入して飲んできましたが、「飲みやすさ・美味しさ」で言えば、アクアソリタが一番ではないかと思います。

僕は基本的に経口補水液はどれも結構好きなのですが、その中でもアクアソリタは、「また購入して飲みたい」と思えるほど美味しかったです。

あと、糖分・塩分控え目なものも健康面からみて「飲みやすい」と思わせる一因となっていると思います。

というわけで、「熱中症対策に子供にも飲みやすい経口補水液が欲しい」とか「食事の摂取管理上、なるべく糖分・塩分が少ない経口補水液が良い」なんて場合は、アクアソリタが最も適していると思います。