先日、持病の「肘の腱鞘炎」が悪化してしまいました。
なので、「ガチガチに固めるタイプ」のサポーターを購入して安静に過ごすようにしました。
このサポーターで肘をガッチリと固定して暫く過ごしたことで、腱鞘炎の状態も大分良くなってきました。
「PROサポーター」は、肘を強力に固定するのにすぐれたサポーターではあります。
ただ、症状が大分良くなってきた後には、
固定しすぎて腕が動かしづらい
ということに、どうしてもなってしまいます。
あと、
着けるのが面倒くさい
というのもあります。
そういう場合は、「固定は多少弱いが肘の動きを補助して装着しやすいサポーター」がまた必要になってきます。
それで、ネット通販をいろいろ探し回った結果、bonboneの
ファンクションエルボープロがよさそう!
ということで購入することにしました。
目次
購入した肘サポーター
購入した「肘用のサポーター」がこちら。
「ファンクションエルボープロ」というサポーターで、日本製です。
サポーター本体
中身を取り出してみると、こんな感じのものが一つ入っています。
実はこれは、以下のような組み合わせとなっています。
- サポーター本体
- ファンクショナルベルト×2
このファンクショナルベルト2本をテーピングを使う要領で貼り付けて利用します。
そのようにすることで、テーピングで腕の動きを補助するような働きをします。
ベルトを取り除いた本体
サポーター本体の外側はこちら。
腕に巻く側(内側)はこちら。朱色のマジックテープがおしゃれ。
単に腕に巻いてマジックテープを2ヶ所くっつけるだけなので、結構簡単に取り付けられます。
ファンクショナル(テーピング)ベルトを取り除いた本体は、こんな感じになります。
マジックテープをとめる面(肘の内側)がこちら。
本体だけだとシンプルな構造になっています。
テーピングベルトの使用例
先程も書きましたが、ベルトはテーピングの要領で腕の動きを補助することができます。
このようにベルトを巻いて使用します。
僕の場合は、「肘を伸ばす補助」をさせたかったので、以下のようにベルトを取り付けました。
上記のようにベルトを貼り付けて腕に装着するとこんな感じになります。
腕のひねりに特化して補助したい場合は、ひねりを補助したい方向に合わせて、以下のようにベルトを貼り付けると良いかと思います。
逆向き。
こんな感じで、「テーピング理論の発想」を取り入れたサポーターです。
ベルトの巻きつけ方によって、様々な動きをサポート出来る仕様になっています。
一応、説明書も載せておきます。
使ってみた感想
実際に1週間以上装着して、生活の中で利用してみました。
良かった点
しばらく使ってみて、良かった点はこちら。
- 腕に巻きつけるタイプなので着けやすい(開放式)
- マジックテープも2ヶ所なのでより付けやすい
- テーピングベルトの取り付け方で意図した動きをサポート出来る
「ファンクションエルボープロ」の良い点は、開放式のサポーターなので腕に巻くだけで装着出来るという「着脱の容易さ」だと思います。
開放式なので装着しやすい
以下のように開いて肘をおいて腕に巻くだけです。
僕は以前、開放式ではなく以下のような「腕に通すタイプのサポーター」を使用したことがあります。
しかしこれだと、キツめのサポーターに腕を通す必要があるので、結構装着がしづらいです。
これに加えて、サポーター内の蒸れを防止する「ストッキネット」も付けていると、より装着しづらかったりします。
マジックテープを2ヶ所とめるだけ
以前紹介した「PROサポーター」はマジックテープを止める部分が6ヶ所でした。
これは、強力に肘を固められる反面、「装着が面倒臭い」という一面がありました。
しかし、今回のサポーターは「取り付け用のマジックテープ」がたった2ヶ所です。
取り付け箇所が少ないと、やはり装着はかなり楽になります。
テーピングベルトで思い通りの補助
あとは、付属のテーピングベルトで意図した通りに、肘の動きを補助できるのはいいですね。
自分の一番弱い部分を、これである程度カバーすることができます。
難点
ファンクションエルボープロの難点も見えてきたので以下に記しておきます。
- 固める力は多少弱い
- サポーターとベルトで分離しているので多少扱いづらい
- 値段もそれなりにする
固める力は多少弱い
ファンクションエルボープロは、「PROサポーター」等と比べると、「肘を固定する力」は弱いです。
それは、ある意味当然で今回は、「装着のしやすさ」を重視したからです。
「肘を固定する力」と「装着のしやすさ」は、どうしても二者択一の選択になると思うので、どちらを重視するかだと思います。
サポーターとベルトで分離しているので多少扱いづらい
通常のサポーターは、全機能を合わせて本体が1つです。
しかし今回のファンクションエルボープロは、「サポーター本体」と「ファンクショナル(テーピング)ベルト」に分かれています。
ですので、以下のような場合は、ちょっと扱いに手間どるかと思います。
- テーピングの巻き方がいまいちわからない
- 本体とベルトがわかれていることで保存管理が面倒
なんてケースはあるかと思います。
値段もそれなりにする
以前購入した「PROサポーター」は、固定力が強く重装備でありながら値段は2,000円前後と比較的リーズナブルなものでした。
しかしながら、今回の「ファンクションエルボープロ」は子供用で3,500円前後。
大人向けで5,000円前後と結構な値段がします。
ですので
テーピングのベルトで腕の動きを補助したい
とか
装着しやすいサポーターが欲しい
ということでもなければ、高い買い物になる可能性があるかもしれません。
まとめ
今回僕は、「装着しやすいサポーターが欲しい」ということだったので、「ファンクションエルボープロ」は、良い買い物になりました。
とにかく着けやすいというのは間違いなかった。
加えて、あまり効果を期待していなかった「テーピングベルト」も思った以上に、肘の動きを補助してくれて、肘の負担軽減にも繋がりました。
ですので、当然洗い替え用も含めて、もう1つ追加注文をしました。
とにかく
着脱しやすく動きやすいサポーターが欲しい
ということであれば、1つの選択肢にはなるかと思います。
あまり肘の動きも妨げないので、「野球やテニスのようなスポーツをしているお子さんの肘の保護」とかにも適しているように思います。
子供用。
固定力がより強いものはこちら。
肘のサポーター内の蒸れを防ぐには、ストッキネット。