僕はこれまで、「油性ペン」と言えば「ペンとキャップ」がセットのものと思い込んでいました。
ただ先日、「キャップレスの油性ペン」なるものを見つけました。これが、シャープペンをノックするように親指で押すと、ペン先が露出する作りでした。
それを見た瞬間「使いやすそう!」という思いが頭の中に湧き上がってきたので、ついついその油性ペンを購入してみました。
目次
実際に届いたノック式油性マーカー
で、ついつい衝動買いしてしまった油性マーカーがこちら。
1本でよかったんだけど5本入りしか販売していませんでしたが、つい欲しさが勝り5本入りを購入してしまいました。
1本だけ取り出したのがこちら。
以下のように、マーカーの後部を親指で押すと「カチン!」という気持ちの良い音とともに、ペン先が飛び出てきます。
1度、ノックすると以下のようにペン先が出たままで固定されます。
もう一度ノックすると、ペン先が容器内に収納されます。
従来の「キャップ式マーカー」では、利用するのに以下のような手順が必要でした。
- ペンを取り出す
- キャップを外す
- キャップ置く(キャップを裏側にはめる)
- 書く
しかし、今回購入した「キャップレスマーカー」は、以下のように1手順少なく利用することが可能です。
- ペンを取り出す
- ノックする
- 書く
短縮できるのは、ほんのちょっとした動作かもしれません。
けれど、そんな「ちょっとした動作」でも減らそうとする心意気、開発者の「より快適に手軽にペンを使ってもらおう!」という熱い心意気を感じることができました。
ノック式マーカーを使ってみた感想
今回、この油性マーカーを使用してみて感じた利点はこちら。
- ペンを取り出してすぐ使える
- キャップの置き場所について考える必要がない
- キャップをなくすことがない
今回、この油性マーカーを購入して使ってみて、「油性マーカーを使うときにキャップの扱いが煩わしい」と思いのほか思っていることに、初めて気づきました。
ほんの些細なことなのですが、キャップがあるだけで「外したキャップはどうしようか?」とか、「キャップがなくならないように見えるところに置いて置かないと…」と無意識のうちに脳の処理領域を割いているというか何というか。
これまでマーカーを利用しているときに、「置き場所に困って口にくわえてしまった」なんて人も中にはいるのではないでしょうか?
今回キャップがないだけで、「キャップのことについて考える必要がなくなった」というのは、結構心理的負担がなくなったような気がします。ちょっと、大げさな気もしますが、例え些細なことであっても使い勝手が向上することは、積もり積もって、作業効率を上げると思います。
今回、数週間使ってみて思った「気になる点」と言えば、これぐらいでしょうか。
- ペン先をしまい忘れて胸ポケットに入れたら大変なことになりそう
- キャップじゃないのでペン先が乾きやすいのではないか?
とりあえず、シャープペンにしろなんにしろ、ペン先を出したまま収納する人も、そういないのであまり心配する必要もないような気がします。実際僕も、「シャープペンの芯を出したまましまう」なんてことはしたことがないですし。
あと、「ペン先の乾き」についても、以下のように収納時に弁の中にしっかり収納されるので、「ペン先が乾きづらい仕様」にもなっています。
実際、数週間利用後、放置しておいても、ペン先が乾いている感じはありません。
これだったら、キャップ式マーカーの「キャップの閉め忘れ」とか「キャップがきちんとはまっていない」とかが原因で、ペン先が乾く可能性の方が高いように感じます。
まとめ
こういった理由から、今回購入した「マッキーのノック式マーカーの使いやすさ」は、個人的にかなり刺さりました。
ほぼ「キャップの扱い」に関わることだけなのですが、「キャップに頭を悩ませる必要がないだけでここまで使い心地が上がるか!」と思えるくらい、感銘を受けました。僕だけかもしれませんが。
こういった使用感のおかげか、市場などで慌ただしく働いておられる、漁業関係者などに支持されているそうです。
確かに、魚屋さんとかは、発泡スチロールの箱に何かマジックで書いているイメージはあります。それに、何かしらの作業で慌ただしく作業されているので、胸ポケットからポッと出して、すぐさま使えるノック式マーカーの方が作業効率が上がるのは確かに想像できます。
というわけで、「マーカーのキャップをいつもなくす」なんて人や、「胸ポケットにマーカーを入れておいてすぐに使いたい」なんて人は、この「ノック式マーカー」は、かなりオススメ。
5色セットもあります。