僕は、毎日パソコン仕事で肘を細かく動かしています。
そのせいで「慢性的な腱鞘炎」となってしまい肘を少しひねったりすると、ピリッと痛みます。
普段なら、騙し騙し肘を使っているのですが、先日ちょっと仕事で無理をした際に痛みが増して我慢ができなくなってしまいました。
マジで痛い…。これ何とかしないと仕事にならない…。
というくらい。
強くなった痛みは、肘をひねったり、肘を伸ばそうとした時に現れます。
なので「肘を固定し動きを制限し、加えて腕を伸ばす時のサポートをしてくれるサポーター」を必死で探して購入してみました。
それがこの「PROサポーター」です。
目次
実際に届いた肘用サポーター
で、届いたサポーターがこちら。
パッケージにも「しっかりした圧迫・固定に」と書かれているように、ガッチリと肘を固める用に作られたサポーターです。
「ネオプレンゴム」を利用することで、保温性と耐久性にすぐれ、肌にも快適で軽快な装着感を実現できると謳われています。
裏面はこんな感じ。
「PRO」というブランドは、NFL(プロアメリカンフットボールリーグ)の現場で生まれたサポーターブランドです。
アメフトの現場で生まれたサポーターなので「ガチガチに固めるサポーター」なのも、なんか納得です。
あれだけガチガチのスポーツ発祥ならさもありなん。
アメリカで40年の歴史があるこの「PRO」ブランドは、「NFL(アメフト)」の他にも「NBA(バスケ)」、「MLB(野球)」、「NHL(アイスホッケー)」といったプロスポーツの現場でも利用されています。
サポーター本体
箱から中身を取り出してみると、こんな感じの黒いサポーターが入っています。以下が肘の外側面。
以下が肘の内側面です。
マジックテープが沢山ついていて、しっかりと肘を固定できます。
サポーターを広げてみるとこんな感じ。
二の腕部分に3つ、肘の下に3つ、合計6つも固定用のマジックテープがついていて、キッチリと肘を固めることができます。
肘を入れる内側はこんな感じです。
ここに「肘を入れてマジックテープを締める」という使い方になります。
一応、パッケージに掲載されていた装着方法も載せておきます。
装着例はこんな感じ。
装着時のマジックテープベルトは、伸縮性のある素材でできています。
しっかりと固まりますが、締まりすぎるということも、なるべくないように設計されています。
使ってみた感想
今回、このプロサポーターを使用してみて、「肘をキッチリ固める」という目的であれば、非常に有能なサポーターだと感じました。
とにかく肘を強力に固定し、余計な動きを制限してくれます。
具体的に言うと以下のような動きを制限します。
- 肘のひねり
- 肘を曲げる
逆に、サポーターの弾力性で、以下の動きを補助してくれます。
- 肘を伸ばす
加えて、このサポーターはマジックテープの締め具合で「固定する強さ」をある程度自由に調節できるのも利点かと。
僕は以前、以下のように”調節用のマジックテープのない”「PRO」サポーターも購入して使ったことがあります。
これ自体は、装着は楽なのですが、以下のような難点がありました。
- 固定を調節するがないので「二の腕」と「肘の下」部分に隙間が出来てユルユル
- 反面、肘の部分は狭すぎて強力に締まり翌朝腕が大きくむくんでしまった
今回のサポーターは、上記のような不満を解消してくれ、固定用としては非常に有能なサポーターとなってくれました。
難点といえば、「マジックテープを何ヶ所も固定する必要があるので装着が面倒臭い」ということぐらいでしょうか。
ただ、こればっかりは「肘へのフィット感」をとるか「肘への装着のしやすさ」をとるかのトレードオフ(二者択一)だと思います。
まとめ
今回、僕は「肘をできる限り固定したい」と「腕を伸ばす補助をしたい」という目的でサポーターを購入しました。
その要望に対して「PROサポーター」は、想像以上の効果を発揮してくれたと思います。
実際、2週間以上装着しているのですが、肘の腱鞘炎の痛みも、少しずつではありますが確実に軽減してきています。
あまりにも気に入ったので、「装着用」、「洗い替え用」、「予備」と全部で3つも購入してしまいました。
今回、僕の腱鞘炎にとって、とても良い買い物となりました。
なにせ、仕事をしないわけにはいかないので。
ということで、しばらく今回の「PROサポーター」で肘を守って、痛みが治まってきた頃に、もう少し簡易的なサポーターに変更しようと思っています。
スポーツ中の肘の衝撃も吸収したい場合は。
腱鞘炎の症状が緩和してきたら購入予定しているPROよりは簡易的なサポーター。
あと僕は、サポーター内が蒸れないように、サポーターの靴下代わりともいえる「ストッキネット」を利用して、清潔を保つようにしています。