中国・武漢発祥の「新型コロナウィルス」が流行っています。
その予防対策として、まず重要なのが「こまめな手洗い」でしょう(難しい場合はアルコール消毒)。
とにかく、手で何かに触ったら「洗う」、もしくは「消毒する」という習慣づけが重要。
そして、たとえ手を洗っていたとしても、素手で自分の「目」や「鼻」や「口」にできるだけ触れないようにするというのも重要でしょう。
手づかみで食すものはなるべく避けて、箸で食べられる食事にするとか。
ただ僕は食後、毎回薬を飲みます。
その際、薬をカプセルから出すときに、一旦手のひらに出して、指先でつまんで飲んでいました。
手で目や鼻や口に触れない
ということを徹底するのであれば、薬の服用時も気をつけるべきかなと。
ということで僕は、
薬服用時に素手で触れずに飲むにはどうしたら良いだろう…
と考えた結果、「薬を服用するための容器を購入してそれを介して薬を飲む」ことにしました。
目次
薬に直接触れずに服用するための容器
これを実現するために、今回僕は「小鉢型のドレッシングポット」というものをいくつか購入してみました。
こういう容器に、直接触らないように薬を出して、まとめて飲むという寸法です(※薬はカプセルの背面から押し出す形で直接触らずに器に出します)。
ネットで調べてみたら、こういった「ドレッシングポット」にはいくつかタイプがあったので、
どれが一番薬を飲みやすいんだろう…
と、3つほど購入して試してみることにしました。
購入した「薬まとめ飲み」のためのドレッシングポット
で、今回購入したのが以下の3種類。
1つずつ見ていきます。
ガラスタイプ
サイズが小さめなガラスタイプを1つ購入してみました。
ガラスタイプは、透明なので横からでも薬が入っているのはよく見えます。
サイズはこんな感じ。
サイズも手頃で見た目的にも清潔感があります。
ガラスは汚れが目立つので、汚れていたらすぐに「洗う必要がある」と気づくことができます。
白い小鉢型
今回調べた際に、でてきたドレッシングポットで、一番小さめのサイズがこの「白い小鉢」型です。
とにかく、ちょうど片手に収まるくらいのサイズ。
縦横高さのサイズは、こんな感じ。
小型のものは場所を取らないということで、選んでみました。
鳥の小鉢型
3つ目は、見た目的に面白かった、「鳥の小鉢」型です。
側面に、しっかりと目もついています。
綺麗な流線形をしています。
これが今回購入した中では、一番長い。横幅はそれほどでもないですが大きく感じます。
波佐見焼というそうです。
結局どれが薬を飲むのに良かったか
今回購入した中で、一番薬が飲みやすかったのはこちらの「ガラス型」。
これがよかった点はこちら。
- 素材がガラスのおかげか薬の滑りが良い
- ガラスなので薬が入っているのが見やすい
- 器の傾斜が薬を飲むのにちょうど良い
- コンパクト
- 椅子(車椅子)に座っているときに飲みやすい角度
- ガラスは汚れが目立つので洗い時が分かりやすい
この容器に、以下のように薬を入れて飲んでいます。
次点で良かったのは、こちらの「白い小鉢型」。
この「白い小鉢型」のよかった点はこちら。
- サイズ感的に最もコンパクトで持ちやすい
- 底面が平面で安定して薬をカプセルから出せる
- ベッドで寝ながら飲むのに飲みやすい角度がついている
こちらは、「ベッドで薬を服用する時用」に利用することにしました。
残った「鳥の小鉢型」は、とりあえず割れた時用の予備とすることにしました。
まとめ
この飲み方、「(僕のような)手の自由のきかない要介護者」が、介助者に薬を飲ませてもらうときに、結構重宝します。
この飲み方の利点はこちら。
- 薬に直接手を触れない
- 器に向かってカプセル(錠剤)を押し出すだけなので薬が出しやすい
- 薬が多いときにまとめ飲みが楽
- 器にちょうど良い傾斜角度がついているので口に触れずに飲める
- 器は小まめに食器用洗剤で洗えば清潔
新型コロナウィルスが流行っているこのご時世、なるべく自分でも、他人でも、手が直接触れたものを口に入れるのはリスクがあります。
今回の方法で、全く「薬に手を触れないで飲むこと」で、多少なりともウィルスの感染リスクを減らせればと思います。
もちろん、容器が汚れていると意味がないので、小まめに洗いましょう。
薬を飲むのにおすすめな容器はこちら。