先日、エアコンのリモコンが壊れました。
それで、ネットで代わりとなるリモコンがないものかと探したら、1000種類以上の機種に対応している「エアコン用ユニバーサルマルチリモコン」というのを見つけました。
見ると、値段もかなり安く「これならもし失敗しても惜しくないな」と思ったので早速購入し、設定をしたところちゃんと動作してくれました。
ただ、この汎用リモコンは、英語表記がため、設定に少し戸惑うかもしれません。なので、自分の備忘録がてら、設定方法も記しておきたいと思います。
目次
ユニバーサルマルチリモコン K-1028E
それで、実際に購入して届いたのが以下のリモコンです。
箱の裏面には、対応メーカーが書かれています。ただし英語。
日本で主に使われているメーカーだと、以下などに対応しています。
- サンヨー(SANYO)
- NEC
- 三菱電機(MITSUBISHI)
- 三菱重工
- コロナ
- 富士通(Fujitsu)
- シャープ(SHARP)
- 東芝(TOSHIBA)
- 日立(HITACHI)
- ナショナル(National)
- ダイキン(DAIKIN)
- サムスン(SAMSUNG)
- LG
中に入っているリモコン本体は、以下のようなボタン配置になっています。
表記はすべて英語ですが、エアコンのリモコンを使った事がある方ならば、問題なく利用できるデザインになっているかと思います。
一応英語は苦手な方向けに、ボタン動作を書くと以下のようになります。
- LIGHT : LEDライトのスイッチ。ちょっとした懐中電灯みたいになります。
- ON/OFF : 電源オン/オフ。
- MODE : 冷房、暖房、ドライなどの切り替えボタン。換気→冷房→ドライ→送風→暖房の順番で変わる。モードは液晶画面上にアイコンが表示されます。
- TEMP : 通常は温度の上下を設定します。リモコンコードを設定したり時間設定したりするのにも利用します。
- WIND : 風量を自動、もしくは1~6の段階で風の強さを設定します。風の強さは液晶右側に表示されます。
- M.SWING : 風向き設定ボタン。 ボタンを押すごとに下向きになります。
- A.SWING : 自動風向き調節ボタン
- F.Cool : このボタン一発で「温度21℃、風力中、風向自動」の冷房モードにセットされます。
- F.Heat : このボタン一発で「温度27℃、風力中、風向自動」の暖房モードにセットされます。
- TIME ON : オンタイマー。1~12時間後に電源がオンになるようタイマーをセットできます。
- TIME OFF : オフタイマー。1~12時間後に電源がオフになるようタイマーをセットできます。
- Set : リモコンコード設定用ボタン
- Ok : リモコンコード設定用ボタン
- CLOCK : 時刻設定用ボタン。長押し後、TEMPボタンで時刻を合わせて、再度CLOCKボタンを押すことで時刻が設定されます。
背面の電池収納部分は以下のようになっています。
単4電池2本で動作します。
以下で、使い方を解説します。
エアコンの登録方法
この、汎用リモコンを設定するには、以下の2通りの設定方法があります。
- 自動検索設定
- 手動設定
以下では、それぞれの方法について説明したいと思います。
自動検索設定
自動設定の手順は以下。
1.エアコンの電源を切る
まずは、お手持ちのエアコンの電源が切れていることを確認してください。
リモコンが壊れていて、本体に電源ボタンがない場合は、コンセントを一旦抜いて、差し込むと電源オフ状態になるかと思います。
2.リモコンの[Set]ボタンを長押し
次に、リモコン左下にある[Set]ボタンを長押しします。
3.画面右下数字の点滅を確認
リモコン液晶右下にある数字の点滅を確認してください。
4.リモコンをエアコンの方に向け[Set]ボタンを押す
次に、リモコンの先端をエアコン方向に向けて[Set]ボタンを短く押します。
5.自動検索が開始されるのでエアコンの動作を見守る
すると、自動検索が始まり、自動で動き出します。
そのまま、番号がカウントアップされていくのをしばらく待っていると、お手持ちのエアコンに対応している番号で、エアコンが反応(電源が入る)します。
エアコンが反応しましたら、その時の番号をメモしておいてください。
6.[TEMP]ボタンで番号を合わせて[OK]ボタンを押す
最後に、[TEMP]ボタンを押して、先程メモした番号に液晶画面右下の番号を合わせます。
番号が合ったら、[OK]ボタンを押せば、リモコンがセットされます。
自動検索設定の難点
自動検索設定の難点は、待機時間が長いということです。
長いときは、0→999までカウントアップされるので、待っているのがかったるいかもしれません。そういった時は、手動でリモコンコードを設定します。
手動設定
手動でのリモコンコード設定方法は以下。
1.リモコンの[Set]ボタンを長押し
次に、リモコン左下にある[Set]ボタンを長押しします。
2.画面右下数字の点滅を確認
リモコン液晶右下にある数字の点滅を確認してください。
3.自分のエアコンメーカーのリモコンコードを確認
次に、購入時箱の中に入っていた説明書の中にコード表があるので、お手持ちのエアコンメーカーのコードを確認します。
日本で主に使われているエアコンの場合は以下を確認してください。
メーカー名 | リモコンコード |
---|---|
ハイアール | 001〜019 |
サンヨー、NEC | 500〜550、860、943、946 |
三菱 | 551〜599 |
LG | 600〜609 |
サムソン | 610〜629 |
東芝 | 630〜639 |
日立 | 640〜659 |
パナソニック | 660〜689 |
富士通 | 700〜719 |
シャープ | 720〜739 |
ダイキン | 740〜759 |
コロナ | 760〜769 |
上記の表にメーカーがない場合は、以下の説明書のコード表から確認してください。
4.[TEMP]ボタンで番号を合わせて[OK]ボタンを押す
[TEMP]ボタンを押して、コード表で確認したメーカー番号に液晶画面右下の番号を合わせます。(いくつもある場合は番号の若い順からセットしてください)
5.ON/OFFボタンを押してエアコンが動作するか確認
ON/OFFボタンを何度か押して、エアコンが動作するかを確認してください。
エアコンが動作した場合は、設定完了です。
エアコンが動作しなかった場合は、手順の4~5を繰り返してください。
手動設定の難点
手動設定の場合は、メーカーコードが合わない場合は、何度もボタンを押してコードをセットし確認する必要があります。
コードが少ないメーカーは10~20程度で済みますが、サンヨーなどは50以上ものコードがあるので、合うコードがすぐに見つからなかった場合は、結構大変かもしれません。
設定が済んだら
最後に設定が済んだら、汎用リモコン本体裏面のCODEと書かれた部分にリモコンコードをメモしておくことをおすすめします。
電池交換毎に毎回調べる手間が省けます。
まとめ
というわけで、今回は壊れたリモコンの代替として、格安の汎用リモコンを試してみました。
僕の部屋のエアコンは、「日立の白くまくん」なんですが、問題なく動作しました。汎用リモコンは、機能が絞られているため、お手持ちのエアコンの全機能は使用できないかもしれません。けれど、僕の場合などはほとんど「電源のオン/オフ」「温度の上下」「風量切替」「モード変更」ぐらいしか使わないので、この汎用リモコンの機能だけでも十分すぎるくらいです。
この汎用リモコンの最大の利点は、値段が安いことです。
エアコンは、信号が複雑なので「汎用リモコンを購入しても合わないことがある」なんてのをたまに見かけます。この「ユニバーサルマルチリモコン」は、非常に安価ですので、もしリモコンコードが合わなかった場合でも、金銭的ダメージが少なくて済みます。
ただ、そうは言っても有名どころのメーカーなら、たいてい対応するのではないかと思います。
日本語マニュアルがあるものはこちら。
ボタンも日本語表記のものが良い場合はこちらがおすすめ。
エアコンを点けて、
なんかカビくさい…
ということであれば、身体のためにもおそうじ本舗でクリーニングすることをおすすめします。
わいひらさん
こんばんは
この記事を見てこのリモコン買う気になり本日届きました。(500円もしないので大袈裟ですが)少しバージョンアップしたのかsetボタン長押しだけで設定完了しました。
エアコンはもう20年くらいのものですから
殆どの機種でも同じと思われます。
早速もう1台のエアコン用もオーダーしました。 他の記事も拝読しましたがとても分かり安く今後も参考にさせていただきます。