旧型のダイソン掃除機をあえて購入した理由。コードレス式V8とV6を比較レビュー。

先日、実家の掃除機の吸い込み力が弱くなってしまいました。

ですので親が「そろそろ、掃除機を買いかえようか?」と相談していました。その時、親がまず購入を考えていたのが、ジャパネットたかたで紹介されていた東芝のトルネオです。

こんな感じの昔からある「ホース」と「車輪」と「コード」のついたキャニスタータイプの掃除機です。

東芝 サイクロンクリーナー トルネオV 掃除機 VC-SG512(R) グランレッド

けれど、親も60代後半。それなりの歳です。

なので「毎回物置から掃除機を引っ張り出してくるのは面倒そうだなぁ」と僕からは見えていました。ですので、手軽に出し入れできる「スティック(コードレス)タイプにしたら?」と提案してみました。

何せ、こんな感じでサッと取り出して使えるので。

ゆか、天井などを、様々な場所に使いやすい設計

Image by ダイソン

そしたら、親も「前使っていたのがカタツムリ型(キャニスター型)だったので、同じようなのを買おうと思ってたけど、楽に使えるなら特に形にはこだわらないので、何にしたら良い?」と聞かれたので、「やっぱダイソンがいいと思うよ」と言いました。

コードレス型の掃除機は、他にも良いものも多々あると思います。けれど、親が名前を聞いて分かるコードレス型掃除機の筆頭」がダイソンです。親に、馴染みの無い機種を紹介するよりは、「誰もが知っている有名機種を使う」という安心感があった方がいいかなと。

もちろん、掃除機としての能力も、申し分ないのは間違いないので(吸引力が本当に素晴らしい)。

ただ、ダイソンのスティック型掃除機といっても、結構いろいろあるんですよね。なので、「単に親にダイソンを購入すればいいよ」といってもよくわからなくなる可能性大です。

それならば、いつも親にはお世話になっているので「実家に合ったダイソン掃除機を調べてプレゼントするよ」ということにしました。

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僕が購入を決めたダイソン掃除機

ダイソンDC62の箱

ダイソンのコードレス型(スティック型)掃除機といっても、調べたら結構いろいろ出てきます。

その中で僕は、あえて最新版のV8ではなく、V6(正確にはV6モーターを使ったDC62、以下V6)を購入する結論に至りました。

「なぜ最新版ではなく旧式のV6にしたのか?」の理由を端的に答えると、以下のようになります。

一般的な一軒家であればV8ほどの機能は必要なく、値段の大幅に安くなるV6で十分だったから

「わざわざ高い最新版を買う必要がなかったから」これに尽きます。

もちろん、最新式であるV8を購入しておけば、高機能な部分も多いです。けれど、「この機能はうちに必要か?」と考えたら、そうでもなかっただけで。

V6にした細かな理由を挙げると以下のようになります。

  • 掃除機の連続稼働時間は26分で十分だった
  • 静音性をそこまで求めてなかった
  • 仕様変更により新型は重くなっていたので軽いほうが良かった
  • ごみ捨て操作はV6の方がワンタッチでやりやすい
  • 型落ち品なので値段もかなり安い

以下では、上記のように考えた理由について、ダイソンV8と比較する形で紹介したいと思います。

掃除機の最長運転時間は26分で十分だった

まず、ダイソンがV8になったことで、最長運転時間が40分(通常モード)になりました。

ダイソンV8は最長40分間の運転時間

反面、僕が購入したV6系は、最長運転時間が26分(通常モード)となっており、V8の65%となっています。

V6の連続運転時間は26分

ただ、「実際に掃除をしていて40分も掃除機をかけるか?」と思いました。

僕の家は、普通の一軒家です。なので、1部屋、2部屋なら、サササッと10分くらいで終わってしまいます。

そりゃ、1階から2階全ての部屋を掃除するとなれば、40分は必要になるかもしれません。けれど、そんなのは大掃除の時くらい、1年に1回あるかないかです。

普段、掃除機を利用するシチュエーションを考えた場合、せいぜい1部屋か2部屋、多くても3部屋ぐらいじゃないですか。

それだったら、26分もあれば十二分に終わります。実際、普段使いで掃除の途中で充電が切れたということも、その後使ってみてないので、これは間違いないと思います。

実際、ダイソンが公開している「1回の掃除にかける時間のグラフ」でも、90%ぐらいが26分以内に終わっています。

1回の掃除に要する掃除機の運転時間(分)
Image by ダイソン

他にも70%以上の人が「1回の掃除あたり10分以下で終わらせている」というデータも出ています。うちの利用状況もこんな感じです。

もちろん、大豪邸に住んでいるのであれば、40分あった方が良いのかもしれません。けれど、そんな大豪邸だったら40分でも足りないのではないでしょうか。

静音性をそこまで求めてなかった

あと、V8の特徴としてモーターの静音性が50%上がったというのはあります(ダイソン曰く)。

性能を落とすことなく、運転音を50%低減

けれど購入前に、YouTube動画等を見てみて、正直50%も静かになったようには感じませんでした。

以下の動画を見ると、確かに通常モードは静かにはなっています。

けれど、「静かになったけどうるさい」のには変わりはありません。

いずれにせよ、うるさいのであれば、値段が大幅に安い方が良いかなと「V6でいいや」となりました。

夜中に掃除機をかける人であれば、静音性は多少効いてくるとは思います。けれど、「昼間に一軒家で掃除機をかけるのであれば、静音性はそこまで重要ではない」と僕は感じました。

仕様変更により新型は重くなっていたので軽いほうが良かった

ダイソンのV8になったことで機能は確かに増えました。

ただ、それに起因する改悪点として「本体が重くなった」というのがあります。

ダイソンV8系の重さ

ちなみに、一般的なダイソンV8シリーズの重さはこちら。

掃除機全体の重さは2.61kg。

Dyson V8 Fluffy製品仕様

本体重量のみだと1.58kgとなっています。

ダイソンV6系の重さ

V6系の場合は、全体重量が2.10kgと、500gも軽くなっています。

Dyson V6 Slim製品仕様

本体重量のみだけ見ても1.22kgと、300gも違います。

高齢の人が使うなら、そりゃ軽いほうが良いでしょ

うちの親は、60代なのでそこまで高齢とまではいかないかもしれませんが、今後も当然年齢を重ねていきます。

もちろん例外もあるのですが、歳を重ねるごとに通常は体力も衰えます。「それだったら軽い方がよいでしょ」ということになりました。

この「全体で500g、本体のみでも300g、V6の方が軽い」ということが、購入の決め手として結構大きかったところです。

ごみ捨て操作はV6の方がワンタッチでやりやすい

あと、ごみ捨て方式も純粋にV6方式の方が簡単そうだなということを感じました。

というのも、V6のゴミ捨ては、以下の写真の赤いスイッチ部分を下に引き下げるだけで簡単にゴミを捨てられます。

ダイソンV6のワンタッチごみ捨て

反面、V8の方は以下のように2段階に上に引き上げる構造になっています。

これが、結構力が必要そうですし、多少ではありますが、ややこしくなっているので、「簡単な方が良いな」という結論に至りました。

ただし、V8の方は「ケースの中のゴミを綺麗に捨てられる」という利点もあります。ごみ捨てにおいて「V6とV8の違い」は、「簡単さを取るか、タンクのゴミを綺麗に捨てられるかを取るか」になると思います。

型落ち品なので値段もかなり安い

この、値段の安さも購入の決め手になった大きな一因です。

値段については、実際の販売ページで比較した方が良いでしょう。

こちらがV6系で比較的安価なやつ。

こちらがV8系で比較的安価なやつ。

僕が購入しようと考えていた時点では、V6が約4万円、V8が約6万円でした。

僕は、それぞれの利点・難点を踏まえた上で、V8の新機能などに2万円以上多く払う必要性を感じられなかったので、V6を購入しました。

以下では、上記で書いた違いを踏まえた上で、際に購入したものを紹介したいと思います。

実際に購入したダイソン DC62(V6エンジン)

で、実際に届いたダイソンV6がこちらです。

ダイソンDC62の箱1

箱をパカッと開けると、以下のように綺麗に収納されています。

ダイソンDC62の箱を開けた状態

箱の中身を全て取り出してみると、以下のものが入っていました。

ダイソンDC62の同梱物すべて

  • 掃除機本体
  • 収納用ブランケット
  • クリーナーヘッド
  • バッテリー充電器
  • クリーナーヘッド
  • パイプ
  • ミニモーターヘッド
  • コンビネーションノズル
  • 隙間ノズル
  • 取り扱い説明書
  • 保証書

以下では、1つ1つ簡単に説明します。

掃除機本体

掃除機本体がこちら。

ダイソンDC62掃除機本体

本体の重さは、1.22kg等、V8よりも300g軽いです。

ダイソンDC62本体の重さ

上の青い部分はフィルターです。

ダイソンDC62(斜め右前)

たまに以下のように洗って掃除する必要があります(毎日掃除するのであれば1ヶ月に1回が目安)。

フィルターの洗い方

表面に、パイプやノズルをつける接続部分があります。

ダイソンDC62本体(正面)

個人的には、工業デザイン的にも、かなり美しいフォルムだと思います。

ダイソンDC62本体(左前)

操作する部分は、オレンジ色になっているという分かりやすい設計です。

ダイソンDC62本体(右後)

裏面にある「MAX」ボタンを押すと、「強モード」で吸い込みます。

ダイソンDC62本体(裏面)

「強モード」にすると、使用時間が6分間になってしまうほど電気を消費します。ただ、僕の家で使っている限りは「通常モード」で十分なほどの吸引能力があります。

よく利用するボタン

普段よく利用するボタンは、以下の2つくらいです。

ダイソンDC62でよく利用する機能

「運転ボタン」は、指で押さえているときだけ掃除機が起動します。これは、少しでも電気代を節約して、長く掃除を行えるようにするためです。

上の方でも書きましたが、ゴミ捨てボタンを押すと、以下のようにゴミタンクが開きます。

ダイソンDC62本体のゴミタンクが開いた状態

下から見上げると以下のようになっています。

ダイソンDC62本体のゴミタンクを開いて下から見上げた状態

ごみ箱の上で蓋を開くと、そのまま捨てられる状態なっています。

ただ、ダイソンのコードレス掃除機全般に言えることなんですが、蓋を急に開くとホコリが舞ってしまうという難点はあります。そこらへんは、紙パック方式にはかなわないかも。

収納用ブランケット&充電器

ダイソンの掃除機といえば「吸引力」が代名詞的なものになっています。

けれど、地味に「収納用ブランケット(充電ベース)」の使いやすさが「ダイソンの便利さの3割」を担っていると僕は思います。

収納用ブランケットというのはこれ。

ダイソンDC62の収納用ブランケットと充電アダプター

これは、以下のように壁に取り付けておけば、余分なヘッドやノズルを取り付けておけるので、余計な場所をとりません。

収納用ブランケットの壁取り付け

また、肝心の本体も以下のような簡単な手順で、ワンタッチで収納することが可能です。

ダイソンDC62本体の収納1

横からみると分かりやすいです。まずは、以下のように上部ソケットに嵌め込みます。

収納用ブランケット上部ソケットに本体をはめ込む

あとは、重力に任せて手を離すだけです。

週のよブランケットのソケットにはめたら重力に任せて手を離していく

こんな感じで、部屋や廊下の隅にスッキリと収納することが可能です。

収納用ブランケットを利用して本体を収納した状態

正面から全体を見ると、以下のようにコンパクトに収まります。

収納用ブランケットで掃除機本体を収納

この収納用ブランケットのおかげで、掃除をする際にもすぐに取り外して吸引を開始できるので、「掃除機を使って家を掃除する」という行為のハードルが一気に下がります。

以前掃除をする際は、「掃除機を物置から出して部屋ごとにコンセントを挿し替えて掃除する」という面倒くささが先に立っていました。

けれど、コードレスタイプのダイソンなら、「始めよう!」という気になりやすくなると思います(母も「手軽に掃除できるようになった」としきりに言っています)。

クリーナーヘッド

これが、通常利用時のクリーナーヘッドです。

ダイソンDC62のクリーナーヘッド

裏面は、以下のようにホコリをかき出すブラシが装着されています。

ダイソンDC62のクリーナーヘッド(裏面)

ダイソンV8から、このクリーナーヘッドも強化されました。

しかし、強化された分だけサイズも大きくなりましたし、重くなりました。なので、個人的にはコンパクトで軽いV6のクリーナーヘッドで十分と感じています。

掃除をしていて、V6でも特に吸い込みの悪さとかはなく、存分にゴミを吸い取ってくれます。

パイプ

クリーナーヘッドと合わせて利用するのが利用するのがこちら。

ダイソンDC62のパイプ

この長さは、立って掃除をするのにちょうど良い長さです。

本体に取り付けるとこんな感じ。

ダイソンDC62完全体

こうやって、上から全体を見ると、スリムで本当に美しい。

ダイソンDC62(パイプ&クリーナーヘッド)

こういった、美しい道具を使うと家の中が本当に綺麗になりそう(あくまでイメージ)。

ミニモーターヘッド

あと、付属していたのが以下のミニモーターヘッドです。

ダイソンDC62のミニモーターヘッド

これは、主に布団や玄関マット用です。

というのも、裏面を見てもらえれば分かるのですが、以下のように強力なブラシがついています。

ダイソンDC62のミニモーターヘッド(裏面)

コンパクトなヘッドながらも、この強力なブラシで叩いて掃除を行うことにより、ビックリするほどゴッソリとゴミがとれます。

うちの母は、「古い掃除機で念入りに掃除していた玄関マット「に対して、このヘッドを用いて掃除したところ、ありえないほど大量のゴミがタンクにたまって悲鳴を上げていました。

「今まで一生懸命、何往復も掃除機をかけていたのは何だったの?」と。

また、これで布団を掃除しても、ゴッソリとホコリがとれます。あまり効果の無い「レ○コップ」を購入するのであれば、こちらの方が断然良いかと思います。

これを見たら、「レ○イコップ」が布団掃除機としての選択肢にはちょっとならないと思います。

コンビネーションノズル

コンビネーションノズルは、ブラシがついており、用途によってブラシを出したり引っ込めたりして利用することが可能です。

ダイソンDC62のコンビネーションノズル

裏面はこちら。

ダイソンDC62のコンビネーションノズル(裏面)

僕の部屋で言えば、小物が置いてある棚の上とか、出窓あたりを掃除するのに利用しています。

隙間ノズル

最後の掃除パーツは、隙間ノズルです。

ダイソンDC62の隙間用ノズル

もはや説明の必要もありませんが、これは家具の裏や、非常に狭い場所を掃除するためのパーツです。

側面には穴が開いており、吸引力の強いダイソンモーターを傷めないような工夫がされています。

コードレス式ダイソン掃除機を購入した感想

コードレス式ダイソン掃除機全体

今回、ダイソンのコードレス型掃除機(V6系)を購入したわけですが、控え目に言っても「購入して大正解」だったと思います。

僕の実家で以前、「かなり古いタイプのキャニスター型(ホース&車輪&コード型)掃除機を利用していた」という要因もあるのですが、コードレスタイプのダイソンを利用するようになって、「かなり掃除を始める心理的ハードルが下がった」といえます。

とにかく、コードもなくて、取り出しも簡単で、手軽に始められるから。

これについては、母がハイテンションで同様の感想を伝えてくれたことからも皆に共通することなのでしょう。

とにかく、掃除する頻度が多くなりました。

これについては、「ちょっとした部屋の汚れであっても、すぐにダイソンを持ってきて掃除をする気になるからだ!」と母は語気を荒くして興奮気味に語っていました。

確かに普段、掃除しない父も持ち出して、ちょっとした掃除をしているくらいなので、これは間違いないでしょう。

コードレス式ダイソン掃除機を購入して良かった点

ダイソンのコードレス掃除機を購入して良かった点をまとめるとこんな感じ。

  • 掃除を開始する際の心理的障壁(ハードル)が大幅に下がる
  • それにより手軽に掃除を始められる(むしろ掃除したくなる)
  • とにかく軽くて高齢の方にでも手軽に扱える
  • 収納もワンタッチで手軽に着脱できる
  • 壁掛け方式なので収納に場所をとらない
  • 吸引力は流石といえるほど半端なく強い(通常モードでも)
  • ゴミ捨てもワンタッチで簡単

手軽に掃除を始めるならダイソンは非常に良い選択肢になるかと思います。

難点といえば、「ゴミを捨てるときにホコリが舞やすい」ということぐらいでしょうか。

個人的には、そのくらいしか難点が感じられないほど、素晴らしい製品だと思います。

僕が購入したダイソンV6は、「掃除可能時間」は短めですが、使っていて充電が切れたということはないので我が家においては難点にはなっていません。

ダイソンV6、V8それぞれの利点

一応、最新型のV8ではなくV6にした利点もまとめておきます。

V6にする利点

  • 値段が安い
  • 本体がコンパクト重量で軽い
  • 古い型でも申し分ない吸引力
  • ゴミが捨てやすい

稼働時間や静音性を求めていないのであれば、V6で十分すぎると個人的には思います。

V8にする利点

  • 吸引力がV6の1.15倍になっている(ダイソン社曰く)
  • 使用可能時間が40分と長い
  • 通常モード掃除時の静音性が高くなった(強モードでは少し静かになったくらい)

本体が多少重くなったり、値段が高くなったりしたとしても稼働時間や静音性を求めるのであれば、最新型が向いているかと思います。

まとめ

今回、コードレス型のダイソンDC62(V6エンジン)を購入したわけですが、個人的には大成功の買い物でした。

何より、掃除機を一番利用する母が喜んでいるというのが大きいです。もちろん、息子から掃除機をプレゼントされれば、お世辞で「良かったよ」と言うものかもしれません。

けれど実際、頻繁に掃除機をかけているのをみると、明らかに本当に便利で使用しているように僕には見えます。

とりあえず「親に何かプレゼントしたい」なんて考えている場合、その親がコードレス式掃除機を持っていない場合は、「ダイソン掃除機を贈る」のは、かなり喜ばれる可能性は高いかと思います。

安価でコンパクトなV6系。

高機能なV8系。