暑さ対策に引っ張り出してきた「アイスノンソフト」と「やわらかアイス枕」を比較してみた

アイスノンとやわらかアイス枕

最近の暑さは、虚弱体質の僕には堪えます。

それも、こんな時期の暑さなんて想定外で、まだ体も慣れていないせいか熱がこもっちゃってこもっちゃって。

今までの経験上、こんな暴力的な暑さに、すぐさま効果を発揮してくれるのが保冷剤入りの「アイス枕」です。で、こういうこともあろうかと、いつも冷凍庫に忍ばせている「白元 アイスノンソフト」と「小林製薬 やわらかアイス枕」を引っ張り出してきました。

この2つは、両社のアイス枕部門では1番の売れ筋商品です。けれども2商品とも結構使い勝手が違うので、この機会にまとめてみることにしました。

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両製品の比較

これらの二大アイス枕の違いを、表にまとめてみました。(メーカー発表の数字)

アイスノンソフトやわらかアイス枕
重さ1250g1000g
19.5cm17.6cm
35cm34cm
厚さ4cm3.4cm
冷却効果時間約10時間4~6時間

こうやってみてみると、アイスノンソフトの方が一回り大きいです。問題は厚さで、6mmも違います。

冷却効果持続時間は、断然アイスノンの方が長いです。

これらの比較結果を踏まえて、僕が実際にこれまで使ってみて感じた各製品の特徴を、メリット・デメリット織り交ぜながら以下に書きたいと思います。

アイスノンソフトの特徴

白元アイスノンソフト

僕がこれまで何年も使って来て感じたアイスノンソフトの特徴をまとめてみました。

  • 10時間とまではいかないまでも冷却効果は長い(体感では6時間ぐらいは冷える)
  • 「アイスノン”ソフト”」となっているけど、
    冷凍庫に入れるとかなり硬くなるので最初少し寝づらい
  • 枕としての大きさは、「やわらかアイス枕」より大きい
  • けれど、枕の厚みもあるうえに、結構硬いため
    低い枕派の人(自分)にはちょっと寝づらい (高めの枕好きにはいいかも)
  • 冷却効果は長時間一定に続く
  • 僕が入院したことのある大きな病院などでもこれを採用していた

僕は、最初「アイスノン”ソフト”」と書いてあるので、やわらかい枕だと思っていたのですが、冷凍庫で冷やすと想像していたより硬くなります。けれど、凝固剤がなじむ数十分後には適度なやわらかさになります。

白元では、最初からやわらかい枕への要望があったのか、以下のような最初からやわらかい製品も出ています。ただしこれだと、冷却効果時間は、3~6時間です。

アイスノンソフトはこんな人に便利

というわけでアイスノンソフトはこんな人に便利です。

  • 枕が硬くても気にならない人
  • 高めの枕が好きな人
  • 一晩中冷却効果を持続させたい人
  • 脇などを冷やす場合には良い固さ

やわらかアイス枕の特徴

小林製薬やわらかアイス枕

これまで、やわらかアイス枕も何年も使ってきました。その特徴をまとめます。

  • 冷却効果は4~6時間と短い(体感では3時間くらい冷える)
  • どれだけ冷やしてもやわらかいので、ファーストインパクトからして寝やすい
  • 同条件で使用するとアイスノンソフトより冷たく感じ強力に冷える
    (柔らかいため首などにフィットするためか)
  • 枕としての大きさは小さめ
  • 高さが低めで柔らかくて沈み込むので、低い枕好きの僕にはちょうど良い
  • 冷却効果は、最初にガツンと冷たさがきて、後は徐々に冷却効果が緩くなっていく感じ

やわらかアイス枕の方が、最初の冷却効果は高いと思います。

やわらかアイス枕はこんな人に便利

というわけで、やわらかアイス枕は、こんな人に便利です。

  • 体がとにかく暑くて急激に首などを冷やしたい人
  • 最初からやわらかい枕を使いたい人
  • 低めの枕が好きな人

まとめ

僕は普段、低めの枕が好きなのと、熱がこもった場合は最初に急激に冷やしたいので、主に「やわらかアイス枕」を使っています。

ただ、病気などで長時間熱が出る場合は、アイスノンソフトを使用しています。

このように、人によって、あるいは状況によっては、アイス枕に求めるものが違ってくるので、これらの特徴を知っていると、より効果的に使用することができます。

追記:アイスノンや、やわらかアイス枕で快適な夜を過ごせる枕を作ってみました。詳しい作り方は以下。

いやー、暑いですね。今日の気温も、北海道で37度8分、日本列島各地で猛暑日が連日で続くなど異常な暑さです。これだけ暑...

白元アイスノンの今後について

そういえば、僕もアイスノンで長年お世話になっている白元が2014年5月29日に民事再生法を申請しました。

帝国データバンクの大型倒産速報によると、理由はカイロ部門の不振と、保冷剤部門の大幅減収によるからだそうです。

主力のカイロ部門の売り上げが伸び悩むなか、他社の新規参入の影響もあって保冷剤部門の売り上げが大幅減収となり、2013年3月期は年売上高約304億8600万円と落ち込んでいた。

他社とは、小林製薬のことかわかりませんが、保冷剤部門が売れてなかったんですね。

けれど、商品はこれまで通り供給するとのことなので、これからの白元に期待したいです。

民事再生手続は、弊社のこれまでの事業を継続しながらその再建を図る手続ですので、弊社が取り扱う製品・商品につきましては、これまでどおり、お客さまに十分にご満足頂ける品質を維持するとともに、安定的に供給させて頂く所存です。

株式会社 白元 トピックス&ニュース