先日、洗髪中に耳に水が入りました。
その水が3日経っても取れず、1週間経っても耳が何だか詰まった感じがするので、耳鼻科に行ってきました。
そうしたら、耳垢が結構溜まっていたらしく、それに水が加わって、なかなか取れにくかったんだろうとのことでした。
耳に水が入ったことがある人なら、誰もが経験していると思いますが、
耳に水が残ったままの状態が続くのはとにかく気持ち悪い…
ということです。
僕は普段から、耳かきは週1では行っていました。けれど、「そんなに溜まっていたとは…。なんで?」といった感じです。
なんだかんだで、人の手で行うのはある程度限界があるのかもしれません。奥に入りすぎると怖いですし。
ただ、耳に違和感を感じたまま長期間を過ごすのは、正直、二度とごめんこうむりたいので文明の利器たる「電動耳かき」を購入することにしました。
僕が購入したのは口コミでも評判が良かった、こちらの「イヤークリーナー」という商品です。
目次
実際に届いたイヤークリーナー
で、届いたイヤークリーナーがこちら。
パッケージ裏面には以下のような特徴が書かれています。
- 耳壁に頑固に着いた耳垢も「振動」で落としながら「吸引」して取り除く、実用新案取得の新発想「ポケットイヤークリーナー」です。
- 使いやすい小型軽量設計。先端ヘッドは弾性素材を使用しており、安全安心。
- 吸引された耳垢はノズルを外せば、簡単にお掃除できます。心地よい振動で、耳内を優しくマッサージしてくれるかのような使い心地です。
大きな特徴としては、バイブレーション機能で耳の中を振動させ、耳垢が壁から離れた瞬間、即吸引してくれるダブル効果でしょう。
イヤークリーナーの中身
箱から中身を取り出すと以下のようなケースが入っています。
このケースは、イヤークリーナーの全付属品を持ち歩くのにも非常に便利です。
ケースの蓋を開けた状態がこちら。
イヤークリーナーのセット内容
ケースを開けて中身を取り出した全同梱物がこちら。
セット内容の内訳はこちら。
- 本体×1
- 取替ノズル×2
- 掃除ブラシ×1
家族間でも使えるように、取替ノズルがあらかじめ2本付属しています。
イヤークリーナー本体
クリーナーの本体はこんな感じ。
こちらのように、ノズルを取り付けて利用します。
当然自立も可能。普段よく利用する場合は、立てて置いておいても良いかもしれません。
電池の挿入
電池は本体下部がパカッと外れます。
電池は単4電池1本で動作します。
ただ、電池は別売りとなっているので、自前で購入する必要があります。
イヤークリーナーの仕組み
クリーナーの仕組みとしては単純です。
まず、バイブレーション機能で先端のノズルが微細に震えます。
その状態のまま耳に入れて、先端の鍵状となっている部分で、優しく耳の壁面をなぞるように優しく掻きます。
で、本体のこちらの部分には吸い取り用のファンがついています。
取れた耳垢は以下のようにファンによって吸い込まれます。
吸い取った耳垢はどこに溜まるかというと、ノズルを取り外した根元部分に収納されます。
大きな耳垢は、こちらのような網でキャッチされます。
耳掃除の後は、ごみ箱の上でポンポンとはたくだけです。
イヤークリーナーの説明書
詳細を知りたい場合は、以下の説明書を参照してください。
使ってみた感想
何度か使ってみて「これはいいな」と思った点はこちら。
- 振動と吸引のダブル効果で耳垢が取れやすい
- 安全・安心
- 音も全然気にならない
- 耳かきを嫌がる子供に良い
ポイントを押さえた良い電動耳かきだと思います。
振動と吸引のダブル効果で耳垢が取れやすい
やはり「振動」と「吸引」の効果は高く、耳垢が溜まっている場合は、先端で優しく掻くとゴッソリ取れます。
ちょっと実物は見せられませんが、耳掃除後、ノズルを外してフィルターに耳垢がゴッソリ入っていた時には、ちょっとした快感です。
安全・安心
この、イヤークリーナーを使ってみて、一番気に入ったのは安全面にしっかりと配慮がされているところです。
こちらのように、ノズルは机の上などに押し付けるとグニャリと曲がる柔らかい素材でできていて耳を傷付けにくいです。
その他にも、もう2段階安全設計がなされています。
一つは、ノズルの先端の長さが2.5cmしかないので、鼓膜まで届かないように設計されていることです(人間の平均の鼓膜までの距離を考慮した長さ)。
それでも無理やり押し込もうとすると、安全装置が働き、振動と吸引がストップします。
なので、振動がストップしたならば、それ以上深追いは禁物です。
僕も、ストッパーが止まるまで耳に押し込んでみたのですが、僕の場合はどうあがいても鼓膜にまでは到達しそうにありませんでした。
やはり、「耳に何か機械を入れる」というのは怖いことなので、これぐらいの安全への配慮は必ず欲しかったところです。
音も全然気にならない
使う前は「吸引」という謳い文句だったので、耳に入れると「ギュイーン」とうるさいのかと思っていましたが、思いのほか音はしません。
せいぜい「キュイーーン」と音がする程度です。
耳かきを嫌がる子供に良い
音も静かなので、子供も怖がることはないでしょう。
子供の耳でも問題ない「内耳の長さ(2.5cm)」に設定されているので、子供の耳を傷つけることもないかと思います。
あとはやはり、電動耳かきだと早く終わるというのも大きいかと思います。
軽く耳に入れて壁面をなぞるだけで、フィルター内に成果(耳垢)がガッツリ溜まっているかと思います。
注意点
このイヤークリーナーを使う際の注意点として思いつくのはこちら。
- 湿性耳垢の場合は使えないと思う
- あまり深くまでは入らない
耳垢が乾燥していない場合は、全然取れない可能性が高いかと思います。また、説明書によるとフィルター詰まりの原因となる恐れもあります。
また、ノズルの長さ2.5cmというのは、十分に安全マージンが取られた長さだと思います。その反面、奥の奥まで掃除したい人には向かないと思います。
ただ、僕は素人がそこまで奥深くまで踏み込むべきではないと思います。奥深いところに耳垢があるのであれば、耳鼻科の医師に任せるべきかと思います。
まとめ
今回、このイヤークリーナーを使用してみて、最も気に入ったのは安全への配慮です。
実際にこのクリーナーを使用して、鼓膜を傷つける方が難しいのではないかと思います。
ノズルの長さ2.5cmは、子供にも配慮された結果の長さなので、大人であれば問題ないでしょう。
値段も思っていたよりも安価なので「ちょっと使ってみよう」と試しに購入するのにも問題ない値段になっているかと思います。
USBで使える耳かきスコープなんてのもあります。
電池は別売りで購入する必要があります。