前回、スウェーデン製のクリップイットというキッチンクリップを紹介しました。
今回も、乾き物系の湿気防止目的で、合わせで購入した「食料保存クリップ」の紹介です。
スナック菓子を食べきれなくて「次の日にでも食べよう」と残しておいて、実際に食べたら、「パリッとした歯ごたえがなくてシケシケ…」なんて経験のある人も多いかと思います。
そういった方におすすめの、キッチンクリップです。
目次
実際に届いたもの
で、ネットで購入して実際に届いたものが以下です。
中には、以下のようなテック状のクリッパーが3本入っています。
それぞれエニーロック規格の2号、3号、4号の3本です。
それぞれの長さについては以下。
- 2号全長:28.5cm
- 3号全長:22.5cm
- 4号全長:18.5cm
これらのスティックは、以下のようにスナック菓子の袋を塞ぐ形で利用します。
このエニーロックで、しっかりとクリップしておくことで、スナック菓子が湿気ったりすることを防止します。
使用袋サイズの目安と使用例
2号、3号、4号それぞれの推奨サイズは、以下のように書かれています。
2号(イエロー)
2号は、横幅が21cmから25cmのものに適しています。
大きさ的には、海苔や、かつお節の袋サイズに適しています。
image by 枕崎鰹節 マルチョウ 花かつお
3号(オレンジ色)
3号は、横幅が16cmから19cmのものに適しています。
一般的なスナック菓子のサイズ、ポテトチップスや菓子類の中袋をクリップするのに適しています。
ポテトチップスで最もポピュラーな「カルビーのポテトチップス」は、横幅が20cmありますが、ギリでちょうど良いくらいの大きさです。
image by カルビー ポテトチップス うすしお味
4号(グリーン)
4号は、横幅が11cmから15cmのものに適しています。
コーヒー、お茶などの小袋をクリップしておくのに適しています。
インスタントコーヒー、ほうじ茶・緑茶の袋などにちょうど良いです。
image by ブレンディ インスタントコーヒー 袋
エニーロックの使い方
エニーロックは、以下の黄色の部分を保存したい袋にスーっと通すことで袋を密封することができます。
これだけじゃ、わからないと思うので、包装用の袋に分かりやすい使用方法が載っていたので紹介です。
主な手順としては以下。
- 袋の口を折りたたむ
- 先端を袋の折り口に差し込む
- 袋はホルダーと中心の隙間に入れ込む
袋の口を折りたたむ
まずは、空いている袋の口を2つ折りにします。
先端を袋の折り口に差し込む
エニーロックの先端を、袋の折り口に差し込みます。
袋はホルダーと中心の隙間に入れ込む
袋は、ホルダーと中心の隙間に入れ込みます。
この二重構造が、エニーロックの密封力を強力に強めている要因です。
使ってみた感想
使ってみた感想としては、「何度も何度も頻繁に利用する場合はクリップイットの方がいいかな」といった感じです。
クリップイットは、ワンタッチでパカッと開けて、パチンと閉じれば密封できるというかなり手軽なものです。
この使い勝手のよさには、エニーロックは正直かなわないと思います。
上でも説明したように、エニーロックは、袋を密封するのに数手間と、「狭い隙間に通す」という手間が必要だからです。
これが、スナック菓子を食べたあとにパッと封をしたい時には、面倒くさくて億劫になってしまいます。
エニーロックに適した用途
では、エニーロックは使い道がないのかというと、そうではありません。
エニーロックは、「あまり使用しない保存用の袋」に使用するにはかなり適していると思います。
例えば、以下のような、そんなに頻繁に使用しないけど密封しておきたいという物にはちょうど良いです。
- お米の袋
- インスタントコーヒーの袋(お茶の袋)
- かつお節の袋
- 煮干の袋
こういった、「一旦開けてしまったけど、空気を抜いて長期保存しておきたい」なんてものに向いていると思います。
また、エニーロックは、値段もかなり安いので、何本か購入しておいて、保存用の袋に利用するといった使い方にも適していると思います。
まとめ
というわけで、長期保存用の開封袋をクリップしておくには、エニーロックが適しているかと思います。
反対に、スナック菓子のように、頻繁に利用するものには、クリップイットが適していると思います。
クリップイットは、思った以上に大きくてゴツイので、保存する場合は、収納棚内のスペースをとってしまいますが、エニーロックはとてもスリムなので、綺麗に収納できます。
また、クリップイットと比較して値段も安いので、何個か購入して「保存用の袋に付けて置いておく」のにもちょうど良い値段かと思います。
鰹節や海苔の袋を保存するなら。
コーヒーやお茶の袋を保存しておくなら。