ソフトを使ってマインドマップを作ろうと思ったら、結構面倒です。
けれども、単にテキストを階層的に書くだけで、マインドマップを簡単に作成できる「Text 2 Mind Map」というサービスが便利だったので紹介です。
photo by marco antonio torres
目次
Text 2 Mind Mapとは
Text 2 Mind Mapは、タブを用いてテキストでアウトラインを書くことで、マインドマップを手軽に作成できるツールです。
マインドマップ作成ツールといえば、XMindなども、有名ですが、高機能ゆえに初めて利用する場合は、使いこなせない機能などもあります。
反面、Text 2 Mind Mapは、「ただツリー構造のマインドマップを作成する」という機能のみなので、誰でも簡単にマインドマップを作成することができると思います。
使い方
以下では、簡単に使い方を説明します。
テキストの作成
例えば、哺乳類の分類表を作りたかったとした場合、以下のようにテキストでエディターなどに書きます。
哺乳類 有袋目 コアラ ヒメウォンバット アカカンガルー セスジキノボリカンガルー 貧歯目 ホフマンナマケモノ ミナミコアリクイ オオアリクイ マタコミツオビアルマジロ 翼手目 クビワオオコウモリ 霊長目 ワオキツネザル アイアイ アビシニアコロブス キンシコウ シロテテナガザル チンパンジー オランウータン ゴリラ クジラ目 バンドウイルカ 食肉目 オオカミ ヒグマ マレーグマ メガネグマ ホッキョクグマ(シロクマ) パンダ(ジャイアントパンダ) レッサーパンダ コツメカワウソ ラッコ シママングース ミーアキャット ブチハイエナ サーバル ピューマ ウンピョウ ライオン トラ ジャガー ヒョウ チーター カリフォルニアアシカ ゴマフアザラシ 長鼻目 ゾウ(アジアゾウ) 海牛目 ジュゴン 奇蹄目 モウコノウマ シマウマ マレーバク クロサイ 偶蹄目 カバ コビトカバ フタコブラクダ ジャワマメジカ キリン オカピ バーバリーシープ ムフロン 管歯目 ツチブタ げっ歯目 シマリス プレーリードッグ(オグロプレーリードッグ) ハダカデバネズミ カナダヤマアラシ マーラ カピバラ
上記のように、カテゴリによって階層を調節しながらテキストを書きます。
尚、階層(インデント)はタブキーを利用します。スペースでインデントしても、反映されないので注意してください。
マインドマップの作成
あとは「Outline your text」と書かれた入力エリアにテキストを貼り付けて、「Draw Mind Map」ボタンを押してください。
すると、以下のように瞬時にマインドマップが作成されます。
この作成の瞬間がめちゃくちゃ気持ち良いです。
マインドマップの項目は、それぞれマウスでドラッグ&ドロップすることで自由に場所を移動することができます。
マインドマップの設定
あとは設定などで、以下のような変更を行うことができます。
- マップ項目の移動をロック
- フォントの変更
- フォントサイズの変更
- フォント色の変更
- 項目色の変更
- 線の色
- 線の幅
ファイルの書き出し
作成したマインドマップは、「Download」ボタンを押すことで、ファイル化することができます。
以下のように、PDFと、JPEGでダウンロードできるようにダイアログが表示されます。
ダウンロードしたJPEG画像は、以下のようになります。
とても綺麗に出力されます。ちなみに、PDFだと以下のようになります。
マインドマップの保存
特に登録も必要なく、マインドマップを保存して、パブリックでシェアすることもできます。
保存を行うには、「Save」ボタンを押してください。
あとは、「マインドマップ名」と「Eメールアドレス」を入力して「Save」ボタン押せば保存されます。
保存すると、マインドマップをシェアするためのリンクが表示されます。
WordPressのカテゴリー表現などに使った場合
WordPressのカテゴリ表示などでも利用しようと思えば利用できます。
例えば、カテゴリーウィジェットを以下のように設定します。
表示された、ウィジェットのテキストを選択しテキストエディタに貼り付けます。
あとは、エディターで半角スペースをタブに置換します。
あとは、Text 2 Mind Mapに貼り付けて、マインドマップ化すればOKです。
以下のような、サイトカテゴリのマインドマップを手軽に作成することができます。
まとめ
このように、Text 2 Mind Mapを利用すると、誰でもマインドマップを簡単に作成できます。
テキストから、マインドマップを作成できるということは、ネット上でコピーした情報や、エクセルなどのデータから、手軽にマインドマップを作成できるようになります。(※多少エディターで編集する必要はありますが)
ですので、テキスト情報をわかりやすく表現したいときに利用すると、結構重宝するのではないかと思います。