WordPressの「外観→テーマの編集」では、ブラウザ上からテーマファイルを編集できるようになっています。
ただ、この機能はデフォルトの状態だとPHPファイルとCSSファイルしか編集できません。
テーマの中には、JavaScriptを利用できるテーマもあるかと思うので、今回は「テーマの編集画面でJavaScriptファイルも表示する方法」を紹介したいと思います。
目次
主な手順
手順といっても、かなり簡単で以下の1手順になります。
- functions.phpにコードをコピペ
カスタマイズさえできてしまえばOKという場合は、単にコードをコピペするだけなので1分とかからないでカスタマイズできます。
functions.phpにコードをコピペ
functions.phpに以下のコードを貼り付けます。
//Wordpress管理画面でJavaScriptファイルも編集できるようにする wp4.4以降 function add_js_to_wp_theme_editor_filetypes_ex($default_types){ $default_types[] = 'js'; return $default_types; } add_filter('wp_theme_editor_filetypes', 'add_js_to_wp_theme_editor_filetypes_ex');
やっていることといえば、wp_theme_editor_filetypesをフックして、$default_types配列にjs拡張子を追加して、戻り値に返しているだけです。
$default_types[] = 'js';
他形式のファイルを編集したい時
$default_types配列に他の拡張子も挿入してやれば、JavaScriptファイル以外も「テーマの編集」で編集できるようになります。
例えば、テキストファイルも編集する場合は、以下のように書きます。
function add_js_to_wp_theme_editor_filetypes_ex($default_types){ $default_types[] = 'js'; $default_types[] = 'txt'; return $default_types; } add_filter('wp_theme_editor_filetypes', 'add_js_to_wp_theme_editor_filetypes_ex');
上記のように書くことで、「外観→テーマの編集」画面のファイルリストに、「.js ファイル」と「.txt ファイル」が表示されます。
まとめ
こんな感じで、Wordpress4.4以降ではかなり簡単にファイルを編集可能にすることができます。
個人的には、FTP+エディターで編集した方が、見やすいですし、安全とは思います。
けれど「わざわざFTPソフトを使って編集するのは面倒くさい」とか「ハイライト表示は不要なのでWordpress管理画面から手軽に編集したい」なんて場合には、望みのファイルに手軽にアクセスできるようになるかと思います。