果物業界において、千疋屋ほど「フルーツブランド」としてのネームバリューがある名前もないでしょう。
僕ら一般庶民には、千疋屋といえば高級フルーツのイメージが強いからです。
当然、僕なんかが「千疋屋の高級メロン」とかを買えるはずがありません。
けれど、千疋屋には僕ら一般庶民でも何とか手に届くお菓子は結構売っていたりします(値段は高いけど)。
一度は食べてみたいな…
と思っていたところに今回たまたま保有していた株の「株主優待の引き換え商品」として「千疋屋のゼリー」かありました。
これは良い機会と
千疋屋が販売しているゼリーはいかほどのものなんだろう?
ということで入手して食してみました。
目次
実際に届いたもの
で、実際に届いた「銀座ゼリー」がこちら。
さすが千疋屋です。人を惹きつけるブルーのオシャレな包装紙に包まれています。
お中元やお歳暮で、この箱が贈られてきたら間違いなくテンションが上がるやつ。
ぶっちゃけ、
千疋屋の包装紙に入っているのだったら、中身はなんだっていいのかもしれない。
と思ってしまうほど、綺麗な包装でした。
箱の裏面にある商品表示がこちら。
販売者が「株式会社パティスリー銀座千疋屋GO」となっています。賞味期限は8ヶ月。
包装紙を外すと、程良い場所にほどよい大きさで「銀座千疋屋」のロゴマーク。
送り先の方が、千疋屋ブランドを知っている人であれば、ここでもう1回テンションが上がることでしょう。
蓋を開けるとこんな感じ。
中身は全部で9個。
中に入っているカードはこちら。カードもおしゃれ。
内訳は以下の全6種類。9個。
- さくらんぼ×1
- ラフランス×1
- グレープフルーツ×1
- マンゴー×2
- キウイ×2
- ブルーベリー×2
1種類ずつを並べてみるとこんな感じ。
ひっくり返すとこんな感じ。
さくらんぼとキウイは果肉がどっさりと入っているのがよく見えます。
もちろんその他の種類も見えないだけで、果肉は贅沢に入っています。
それぞれのゼリーの説明がこちら。
食べてみた感想
実際に全種類食べてみたところ、
さすが千疋屋!確かに美味しい。
と思いました。
それぞれを食べた感想としてはこんな感じ。
- さくらんぼ:
リキュールに漬け込んださくらんぼが非常にゼリーと相性がよく美味しい。 - ラフランス:
洋梨のザクザク感を残しつつ水っぽくもならずに美味しい。僕はラフランスが苦手だけど美味しかった。 - グレープフルーツ:
果肉のツブツブとゼリーが程よくマッチ。少しのほろ苦さが良いアクセント。 - マンゴー:
僕はマンゴーの強い香りが苦手な方だけど、程よく抑えられていてジューシー。 - キウイ:
キウイがざくざく。程よい種の歯ざわりとゼリーの食感が口の中で楽しい。 - ブルーベリー:
これも果肉沢山。ブルーベリーの香りが鼻の奥まで広がる。
どれも、かなり美味しかったのは確か。
ただ、「千疋屋のゼリーを1個400円出して購入するか?」もしくは「スーパーのゼリーを購入するか?」だったら、完全にスーパーのゼリーを選択するかも。
というのも、スーパーのゼリーは、それなりに美味しく、値段も安く、量も多くてコスパが高いので。
確かに、千疋屋の銀座ゼリーは、実際に美味しかったです。
しかし、スーパーのゼリーには、スーパーのゼリーの美味しさ、楽しさがあるのも事実。
なので、わざわざ「自分用」に千疋屋のゼリーを入手する必要はないとは思います。
「ではどんな時に購入するんだ?」ということであれば、当然ながら、銀座ゼリーの主戦場は贈り物となるでしょう。
この、銀座ゼリーは人に贈ってこそ最大限効果を発揮すると思います。
例えば、このゼリーをお歳暮やお中元でお世話になっている人に贈れば、こんなストーリーが描けます。
〇〇さんからお中元だわ
まぁ綺麗な包装紙SEMBIKIYAって書いてあるけどまさかあのフルーツの千疋屋??
包装紙を外したら「銀座千疋屋」って書いてある。間違いないわ!
あの方、わざわざ千疋屋のものを送ってくださったのね。
蓋を開けたらまぁ綺麗なゼリー
後で子供たちにあげましょう
いうまでもなく、多くの方の感動のピークは「〇〇さんが千疋屋のお中元をくれた」ということになるのではないでしょうか。
その後、「夫(妻)にも、○○さんから千疋屋のゼリーをもらった」と報告もするでしょう。
そして後で、「〇〇さんから高級フルーツブランドの千疋屋からお中元を貰った」という記憶だけが残ります。
これこそが、千疋屋銀座ゼリーの最大の活用術かと。
まとめ
千疋屋の銀座ゼリーは、自分用に購入するには値段が高すぎます。そして自分で食べてしまっては、あまり意味はない。
こういった高級ゼリーは、お歳暮やお中元で先方に贈ってこそ、最大の効力を発揮すると思います。
いうなれば、「食べ物」というより「人間関係構築ツール」といってもいいかと。
このツールの活用シーンはこちら。
- お中元
- お歳暮
- 内祝い
- 各種ギフト
というわけで、
贈答用に良い贈り物が思いつかない…
ということであれば、千疋屋のネームバリューがある「銀座ゼリー」を贈るのも1つの手かと思います。
ぶっちゃけ、中身はさほど重要ではなくて、贈り先の方の体験が重要です。
「贈り先がときめくか?」ということであれば、「銀座ゼリー」は、十分その能力を有していると思います。
「ゼリーではインパクトとして弱い」なんて場合は、アイスもあります。