中部圏に住んでいる僕にとっては、「ういろう」と言えば名古屋のものが一般的です。
こんな感じで大きなカラフルなものを切って食べるイメージ。
僕はこの名古屋系のうるち米を使用した「ういろう」が、正直好きではありませんでした。
子供のとき、親が贈り物でもらって中身が「ういろう」だったときのガッカリ感ったら無かったです(※あくまで個人の感想です)。
けれど先日、「秘密のケンミンSHOW」という都道府県バラエティーで「山口外郎(ういろう)」が紹介されているのを見ました。
その山口ういろうが、まぁ旨そうに見えたこと。見えたこと。
1口サイズで、プリンとしていて、つるっと入っていく感じ。
にわかに「食の好奇心」が疼きだし、その勢いついでに即注文してしまいました。
僕が購入したのは、送料無料で購入できた30本セットです。
目次
届いた山口外郎(ういろう)
で、実際に届いた山口外郎(ういろう、以下省略)がこちら。
本多屋の山口外郎「おいでませ」という商品。
第25回全国菓子博覧会で最高位の「名誉総裁賞」を受賞している逸品です。
蓋を開けると、5本入りの箱が6つ入っています(計30本入り)。
箱の内容はこちら。
- あずき味(5個入り)×2
- 抹茶味(5個入り)×2
- 季節の品(5個入り)×2(僕が頼んだ時は黒糖味)
トータルで、計30個入りです。
季節の品は、注文した時期により変わります。
毎回同じものを注文しながらも、季節によって違った味覚を楽しめるようになっています。
小さな箱を開けると、こんな感じの1口サイズの「ういろう」が、1つの箱につき5個入っています。
包装紙を剥がすと、こんな感じのプルンとした艶のある見た目です。
手に持ってみるとサイズ感も分かりやすいかと思います。一口でパクっと食べられます。
このサイズ感のちょうど良さったら…もう。何個でもバクバクと食べれてしまいます。
素人の写した写真では、この「なんか美味しそう」感はでないと思います。
ですので、僕が購入した「おいでませ」と同様のカタログ写真を掲載しておきます。
僕が既に「食べた側の人間」だからそう見えるのかもしれませんが、こんなの旨いに決まっているじゃないですか!
この写真を見ただけで、唾液が出てきてパブロフの犬状態になるほど、味覚を鷲づかみされました。
食べてみた感想
山口外郎を初めて食した時の感想は、完全にこれ。3段階の思考過程を経由しました。
これが、あの ういろう なのか…??
僕が思っていた ういろう とは全然違う…。ういろう なのに美味しい…だ…と?
ツルンとした食感、ほどよい甘さ、のどごしの良さ、最高だろこれ!これが真の…ういろう…。
完全に「ういろう」という概念を覆された瞬間でした。
「名古屋のういろう」と「山口のういろう」と同じ「ういろう」という名前がついていること自体に軽くパニックを起こし、自分の脳が数秒間処理しきれませんでした。
これはあくまで僕の感想ですが、これまで食べてきた「ういろう」は、こんな印象でした。
- もちもち硬くて喉に入っていきづらい
- やたら甘すぎる
- 大きいので切らないと食べられない
- 封を開けるとすぐに食べる必要がある(おいしければいいけど)
- チューブに入ったものを開けるのも面倒
僕がこれまで「ういろう」に抱いていたこれらの思い込みは、山口外郎によって完全にうち砕かれました。
山口外郎は、お菓子として美味しいのももちろんなんですが、その食べやすさも惹きつける要素になっていると思います。
とにかく手に持って、口にポイッですから。
この美味しさと、食べやすさから、パクパクバクバク食べてしまいます。
ですので、ダイエットとかで体重を気にしている人であれば、残念ながら手元に置かないことをおすすめします。
この「ひょい、パクッ、うまー」の魔のローテーションからは、なかなかに逃れがたいものがありますので。
まとめ
今回、山口外郎を食べて、完全に味覚を掴まれてしまいました。
正直、このレビューを書いているときも写真を見て、ヨダレを何度も飲み込みました。
購入した山口外郎を周囲の人にも配ったのですが、皆が皆ハマってしまいました。
この山口外郎を食べる前は「ういろう」というものに、そこまで期待していなかったので、そのギャップのインパクトたるや多大なものがあったんだと思います。
というわけで、
これまで名古屋のういろうしか食べたことがない。
なんて人は、ぜひ食べて欲しいです。「ういろう」という概念が根底から覆ります。
僕が購入したのはこちら。
Amazonでは、皇室に献上したものも販売しています。
ギフトやお歳暮のような贈り物でも間違いなく喜ばれると思います。
山口外郎を知らない人にとって、この「美味しさ」のインパクトは大きく、間違いなく印象に残る贈り物になるかと思います。