ハードディスクケース「裸族のカプセルホテル」が使いやすかったので2台目を追加購入

裸族のカプセルホテル×2

これで2台目となるハードディスクケース「裸族のカプセルホテル」を購入しました。

「裸族のカプセルホテル」については、以前の購入でも書きました。

パソコンを使っていて、ハードディスク残量がなくなってきたときに外付けハードディスクを使うと手軽で便利です。 僕は今のところ、フ...

この1年半前に購入した、1台目の「裸族のカプセルホテル」も主に、メインマシンのバックアップディスク管理用として現役で活躍しています。

この1台目を使ってきて、余りにも使い勝手がよかったので、サブマシン用にもう1台購入しました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

裸族のカプセルホテルとは

裸族のカプセルホテルとは、センチュリー製造の、ハードディスクを最大4台搭載可能な、ハードディスクケースです。

裸族のカプセルホテルには、以下のような特徴があります。

  • USB3.0外付けケース(USBで最も速い)
  • SATA HDD/SSDを最大4台搭載可能
  • それぞれのハードディスクに対応した電源があるので個別にオン/オフが可能
  • 工具なしで誰にでも簡単にディスクを入れ替えることができる
  • パソコンの電源に連動してハードディスクと冷却ファンが制御される
  • 附属の「裸族のインナー」を使用することで2.5インチのHDDとSSDに対応可能

通常は1台あれば十分なんですが、先日パソコンのビデオカードが壊れたときに、パソコンで使用していた500GBのSSDが2枚余りました。

今でこそ、500GBのSSDは、2万~3万ぐらいで購入できますが、2年半ほど前は、1つ5万円ほどもしたので、「是非とも2つとも再利用したい」ということで、サブマシン用にも「裸族のカプセルホテル」を購入して使用することにしました。

これで僕は、以下のように2台体制で使用しています。

メインマシン

  1. バックアップディスク
  2. 500GBのSSD(仮想マシン動作用)
  3. 写真などの保存用ディスク
  4. 使用していない(空けておいてデータを移したい時に使用)

サブマシン

  1. バックアップディスク
  2. 500GBのSSD(仮想マシン動作用)
  3. 使用していない(空けておいてデータを移したい時に使用)
  4. 使用していない

4台増設できる場所があるのですが、使用していないスペースもあります。

ただ、いざ何かで新たにハードディスクを使用したい事態が起こった場合、慌てて外付け用のハードを買う必要もありません。素人でも1分で増設できるので、急に必要になった時でも手軽に増やすことができます。

経年劣化によるバックアップファイルの入れ替えにもディスクスペースに余裕があると、何かと便利です。

実際に届いたもの

で、実際に届いたものがこちら。1つは以前購入したものの箱です。

裸族のカプセルホテルの箱

中身は以下のようになります。

  • 裸族のカプセルホテル本体
  • 裸族のインナー×1(2.5インチディスク増設用のアダプター)
  • 取り扱い説明書
  • USB3.0接続用コード
  • 電源のコード

家族のカプセルホテルの中身すべて

本体の外観はこんな感じです。

裸族のカプセルホテル本体

正面から見ると、このような感じです。4つのディスクスペースと、ディスクを個別に管理する電源がついています。

裸族のカプセルホテル正面

このような感じで、パカッと蓋を開けてハードディスクを挿入して、閉めるだけで利用できます。

裸族のカプセルホテルの蓋を開けた状態

本体の裏は、以下のように、全体の電源がついています。あとは、パソコンと連動する2つのファンがついているので、ハードディスクも結構強力に冷やしてくれます。

裸族のカプセルホテルの裏面

この記事を書いたときは、2月なので、温度が低いのは当然かもしれませんが、暖房つけた26度の部屋の中でCrystalDiskInfoでバックアップ用ハードディスクの温度を見ると35度になっています。

CrystalDiskInfoでの温度

室温19度なら、27度ぐらいになります。

CrystalDiskInfoでの温度

「裸族のカプセルホテル」は、基本的に3.5インチハードディスク用ですが、「裸族のインナー」という変換アダプタをつけることによって、2.5インチHDDも、2.5インチSSDも利用できます。

「裸族のカプセルホテル」を購入すると1つ、この「裸族のインナー」も附属してきます。

裸族のインナー

構造は、ただ端子が延長されているだけのようです。

裸族のインナーの端子部分拡大

これを使うことで、僕の余った2.5インチSSDも再利用することができます。

それで、裸族のカプセルホテル本体に、USBや電源をつないで、コンセントに挿して、利用するハードディスクのボタンを押すと以下のようになります。

裸族のカプセルホテルをコンセントに挿した状態

使用しないときは、その分の電源ボタンをオフにすれば、電気代も節約できます。

使用してみた感想

裸族のカプセルホテルの箱2つ

「裸族のカプセルホテル」は、これで2台目になります。僕はこれまで、いろいろな増設機器を利用してきましたが、これほど手軽に2台以上のハードディスクを管理できるUSB機器は、これまでありませんでした。

これまでは、単なる外付けハードディスクや、「裸族のお立ち台」なども使用してきました。

これが、単なる外付けハードディスク。

外付けハードディスク

これが「裸族のお立ち台」。

CA390039

それ以上の増設には、「裸族のビキニ」&「ドライブ接続用アダプター」を利用してきました。1台利用するだけなら、これが最も扱いやすいです。

これが「裸族のビキニ」。ハードディスクを積み上げるだけ。

裸族のビキニ

これに、接続コードを増設してつないだりしていました。

接続用コードで増設

これらは一見、値段が安くて良いのですが、ハードディスクが増えるたびに、アダプターを買い足す必要もありますし、増えれば増えるほど「電源コード」と「接続コード」が増えてめちゃくちゃな状態になります。

その点、「裸族のカプセルホテル」は、4つのハードディスクまで、電源と接続コードをそれぞれ1本ずつで管理できますから、デスク周りがすっきりします。

それに「急に別ディスクにバックアップが必要になった」なんて時も、内蔵ハードディスク1つ購入すれば、手軽に増設できるので、とても楽に4台まで増やすこともできます。

あとなんといっても、バックアップなどのハードディスクが経年劣化で不良セクタなどが出てきた場合も、工具不要でデータを移し変えられるのは、かなり重宝しています。

まとめ

僕はこれまで、いろいろな増設機器を試してきましたが、素人にとってこれほど使いやすいものはかつてなかったです。

特に「2台以上ハードディスクを増設したい」なんて方や、「バックアップディスクが壊れそうだったので、これまで何度もデータの移し替えをしてきた」なんて場合には、お勧めのハードディスクケースです。

最初こそ、出費がありますが、次からディスクを増やす場合は、値段の安い内蔵ハードディスクを購入すれば良いので、長く使えば使うほど新たなコストを抑えることができます。

探せば、他に良いものもあるのかもしれませんが、今のところ使用していて不満はないので、おそらく壊れるまで使用すると思います。

『ハードディスクケース「裸族のカプセルホテル」が使いやすかったので2台目を追加購入』へのコメント

  1. 名前:くまたん 投稿日:2015/02/04(水) 15:14:18 ID:a1e5f21a7

    ためになる情報をありがとうございます

    参考になります♪

  2. 名前:名無しさん 投稿日:2015/02/04(水) 15:44:11 ID:41d9d7a81

    裸族のお立ち台を愛用していて、現在進行形で4つぐらい使ってるわけですが
    そっちと比べると、熱の放射性でかなり劣るんじゃないですか?
    ついでに静音性も。
    ファン回すとそこのところはどうしようもないし、
    時間が経てば埃が付いたりして劣化、騒音も大きくなる。

    まあ、同じACアダプタいくつも繋いでるのはひじょーに馬鹿馬鹿しいので、
    1つに集約するのもわかりますけど。

  3. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2015/02/04(水) 16:39:12 ID:1cf78c5a8

    僕は、裸族のお立ち台は、2台まで持っていたことがありますが、そこでやめました。
    増えると、どうしてもコードが散乱してしまうので。そのうち1台も故障してしまいました。

    放熱性は、確かに裸族のお立ち台の方が、むき出しですので高いかもしれません。音も、お立ち台は、そもそもファンがないですからハードディスク動作音のみに等しいです。

    ただ、カプセルホテルも放熱性は悪くないと思います。現在26度の部屋の、窓辺に置いてある方のハードディスクは、29度になっています。
    窓の近くだから、低いのかもしれませんが、これだけの温度なら十分ではないかと思います。

    音もそこまで気になったことはないです。エアコンの最弱運転の方がよっぽどうるさいです。
    ベットの枕元にでもおけば、気になるかもしれませんが、以前使用していたデスクトップPCよりは静かです。使用していないディスクは、オフにしているので。
    パソコンを使用しているときは、50cmくらい隣にあるんですが、今まで1年半使用してきて、特に気になったことはないです。ほこりがたまるのは、ファンがついているものを使用している以上仕方ないと思いますが、今のところまだ1回も掃除をしていません。

    ただもちろん、お立ち台ほど静かではないです。
    利用は、外付けケースに何を求めるかの好みにもよると思います。
    僕はどうしてもACアダプタを何個も蛸足するのが我慢できませんでした;
    1台だけで利用するなら、「裸族のお立ち台」がこれまで、最もよかったです。
    現にこれまでのサブマシンもそうしていました。

  4. 名前:*2 投稿日:2015/02/05(木) 15:41:18 ID:9d0cc72d6

    丁寧にお返事ありがとうございました。

    最近のHDDは静かで低発熱で、自分の所でもカプセルホテル運用できそうなものが中心です。
    ただ、一昔前の、GB時代のHDDで7,200回転だったりすると、冬真っ盛りの今でもお立ち台で60度近くになったりします。具体的にはWDの250GB、ほぼ10年前のものなんですけど。

    つまりは個々の環境と優先度付けによるってことですが。

  5. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2015/02/05(木) 19:21:22 ID:50fe6fd60

    冬で60℃はすごいですね。
    というか、そのハードディスクが10年も使えているのもすごいですね。
    確かに、僕はあまり利用しないデータ保存用に利用しているので、7200回転のものは、使ってみたことがないです。
    もし、試すことがあれば今度測ってみたいと思います。

  6. 名前:ボヘミアン 投稿日:2015/05/10(日) 08:41:04 ID:1b5e3f865

    わいひら様。おはようございます。
    ここで紹介されたカプセルホテルを先日購入いたしました。
    私は3台HDDをホテルに入れて、OSのシステムイメージ用(1台目)、通常のデータ用(2台目)、通常のデータをクローン(3台目)というように使っています。
    カプセルホテルはHDDを手軽に増設できるので便利ですよね。
    いつもためになる記事をありがとうございます。

  7. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2015/05/10(日) 10:18:08 ID:46c3332f5

    ボヘミアンさんこんにちは。
    カプセルホテル、ほんと楽ですよね。
    これを使い出してから、ドライバーとかでガチャガチャして増設したり、外付けのHDDで配線をしなおしたりする気がなくなってしまいました^^;
    僕も、データは2ヶ所以上にバックアップしています。ここら辺は、鉄壁にしておきたいですよね。

  8. 名前:みなみ 投稿日:2018/08/13(月) 09:56:20 ID:513f5a970

    普通の外付けHDDを分解して
    これに取り付けることはできますか?

    取り付けできる場合と、できない場合があるとしたら
    どういう場合ができないのでしょうか?

    今まで、外付けHDDを買い足して
    今4台PCに接続していますが
    電源コードや
    USBの配線がすっきりするのであれば
    乗り換えたいと考えています。

  9. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2018/08/16(木) 00:05:56 ID:c25ab8bcb

    現在利用している外付けのハードディスクが3.5インチのものであれば可能かと思われます。
    僕は実際、外付けのハードディスクを分解し取り出して「裸のカプセルホテル」で利用していました。
    ※2.5インチのハードディスクでしたら、アダプターが1つしかないので1つ分しか利用できないかもしれません。

    ただ、僕が外付けハードディスクを分解して利用していたのは、2、3年前です。
    もしその外付けハードディスクの接続インターフェースに特別な処理が施されていたら、出来ない可能性もないとは言いません。
    なので、大抵の外付けハードディスクなら大丈夫とは思いますが、保証まではできません。
    外付けハードディスクを分解するのであれば、本に戻せるように慎重に分解することをおすすめします。