有能高解像度モニター「EIZO FlexScan EV3285-WT 31.5型」をベッドに取り付けて使ってみた感想

ベッドに取り付けた状態(長めから撮影)

僕が初めて購入した外部モニターは、17年前に購入したFlexScan S2410Wです。

僕が寝たきりになって初めて購入した外部モニターなので、かなり思い入れがあります。

このFlexScanモニターを2台購入して、デスクとベッド上で利用していました。

このモニター、24.1インチですが、購入した2006年当時約14万円もしました。

FlexScanのモニターは非常に綺麗で、目に優しく、モニターとしての機能は十分満足して利用していました。

しかしながら、何分17年前のモニターなもので、以下のような問題が。

  • 著作権保護規格に対応していないのでテレビが見れない
  • 保護規格対応でないので一部動画サイトで動画が表示されないこともあった

僕はベッド上で、バリバリテレビや動画を見るので、ちょっと不便な面も出てきました。

これまでEIZOのFlexScanを使ってきて、使い勝手については上に書いたこと以外はガチで満足していました。

ということで、以下の条件で新しく購入することに。

  • 画面が美しく目にやさしいEIZOのFlexScanをまた買いたい
  • 最近24インチじゃちょっと手狭に感じるようになってきたので大きな画面にしたい
  • ベッド上にアームで取り付けるので10kg未満でありながら大きなモニターをつけたい

ということで、10kg未満で最大サイズの「EIZO FlexScan EV3285-WT 31.5型」を購入することにしました。

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届いたFlexScan EV3285モニター

実際に届いたモニターがこちら。

かなり大きな箱。

本体や配線なども含めて約8kgあります。

蓋を開けるとこんな感じ。

綺麗に梱包されています。

中身を取り出すとき傷つかないように、こんな感じの袋に包まれています。

FlexScan-EV3285を箱から取り出した状態

31.5インチモニターの本体はこんな感じ。

FlexScan-EV3285の本体

最大解像度は、フルHD(1920×1080)が4面分ある4K(3840×2160)となっています。

EIZO FlexScan 31.5インチ ディスプレイ モニター フレームレス 4K

モニターの背面はこちら。

背面は白色です。

背面の入力端子差込口はこちら。電源と電源スイッチはこちら。

電源と電源スイッチ

諸々の入力端子はこちら。

諸々の入力端子

サイドにはUSBやイヤホンジャック。

画面サイドの入力端子

モニター背面の入力端子群の詳細はこちら。

モニター背面の取り扱い説明書

箱の中に入っていたものすべてを取り出すとこんな感じ。

EV3285の箱の中に入っていたもの

同梱物だけだとこんな感じ。

EV3285の同梱物

全同梱物の詳細についてはこちらをご参照ください。

EV3285の同梱物の取り扱い説明書

購入を検討している場合は、購入前に必要な入力端子・ケーブルがあるかをご確認ください。

スペック

スペック表はこちら。

Datasheet_EV3285-1

寸法はこちら。

Datasheet_EV3285-2

Datasheet_EV3285-3

使ってみた感想

今回購入したモニター(EV3285)は、以下のようにモニターアームでベッドに設置してみました。

ベッドに設置したモニター

斜めから撮影した様子。

ベッドに取り付けた状態(長めから撮影)

背面から撮影したものがこちら。

ベッド上に設置したモニターを背面から撮影した状態

こちらで紹介しているモニターアームを利用すれば最大11kgのモニターを取り付けられます。

僕は一日の大半をベッドの上で過ごしています。 というのも、ベッドの上にパソコンができる環境を構築してからというもの、ベッド上が...

今回購入したEV3285モニター本体の重量は、約7.6kgなのでまだ十分余裕がありました。

僕の場合、解像度は3840×2160、倍率は1.5倍で利用しています。

というのも、ベッドで寝ながら見ているので解像度3840×2160だと文字が小さすぎたので、倍率を上げました。

ベッドで仰向けに寝ながらテレビや動画を楽しめて大変満足。

ベッド上なので寝落ちしても、そのまま眠っていればOK。

EV3285の利点

今回購入したモニターでよかった点はこちら。

  1. 31.5インチの大画面で動画などの迫力アップ(以前の24インチ比較)
  2. 4K(3840×2160)高解像度モニターで作業効率が良い
  3. FlexScan画面が美しく目が疲れない
  4. ノングレア(非光沢)液晶なので目に優しい
  5. 自動明るさ調整機能もあり目の負担を軽減
  6. ウィンドウを並べる補助機能あり
  7. Windows上で細かな色調整ができるソフトあり
  8. 本体重量が8kgなのでアームを選べば自由な位置に取り付け可能

なんだかんだで、目に負担をかけにくい製品になっていて、それが購入した一番の理由。

EV3285の難点

もちろん難点もいくつかあります。

  1. 4K(3840×2160)の高解像度だとさすがに字が小さすぎて見えないので、多少倍率を上げる必要がある
  2. 他社の同様機種と比較しても値段が高い

高解像度にすると何枚でもウィンドウを並べられるので作業効率はよさそうなのですが、反面文字が小さくなって効率が悪くなる部分もあります。

そこらへんは、「作業効率のよさ」と「文字の見やすさ」のバランス調整は必要になる可能性もあります。特に高齢になればなるほど。

あと値段に関してですが、これだけ美しい画面のモニターであれば、個人的には値段には納得しています。

特に画面の美しさにこだわりがなく、4K(3840×2160)高解像度も必要ないという場合は、3万円前後(2022年7月時点)のモニターもあるのでそれで十分かと思います。

まとめ

先日、FlexScanのモニターで言えばEV3895もほぼ同時に購入しました。

僕が初めて購入した外部モニターは、前に購入したFlexScan S2410Wです。 24.1インチのモニターでしたが、購入した2006年...

ただ、単に汎用的な使い勝手を考慮するのであれば、今回購入したEV3285がベストな選択かと思います。

24インチから、31.5インチに画面を変更した最初の方は、「動きの激しい動画」を見ると、あまりの迫力に画面酔いをしてしまうほど、没入感がありました。

ただ、モニターを使って一週間もすると、サイズも普通の大きさのように感じられて、画面酔いも全くしなくなりました。人間のなれる能力はありがたいです。

ただもちろんスペック的に画面は大きく、美しく見やすく、作業しやすいので、購入して大満足です。

冒頭に言ってた、著作権対応もされているモニターなので、テレビも動画もガンガン見られます。

やたら綺麗に写るもんだから、テレビや動画を見る習慣が付いてしまい、仕事をさぼる時間が増えてしまったぐらい…(※自営業です)。

とはいえそのくらい、僕にとっては素晴らしいモニターでした。