僕は普段、映画を見たり音楽を聴いたりするのは、ほぼパソコンから行っています。
というのも昨今、多少の月額費を払えば「動画が見放題」とか「音楽が聴き放題」なサービスが多数あるからです。
なので、せっかくそんな便利なインフラがあるんだから「パソコンの音をなるべく良い環境で聞きたい」と思っています。
そのために、PCスピーカーとしては、それなりに高額の部類に入るのONKYOのGX-500HDスピーカーを利用しています。
加えて、ONKYOの外付けサウンドカードでノイズを取り除いています。
僕のパソコン周りの音環境は、上記のデバイスによって非常に潤いのある環境になっていると自分では思っています。何せ、アニメを見るにせよ、映画を見るにせよ、音楽を聴くにせよ、音が良い方が1.2倍は楽しめるので。
ただ、「個人的に最強」と思っているこの音環境も、難点があります。
それは、「夜などに音が通り過ぎて家族(近所)に迷惑をかけてしまう可能性がある」ということです。音量を小さく絞れば確かに音は小さくなります。
けれど普段スピーカーは丁度良く聞こえる配置に離して置いてあります。なので音量が極小だと、本当に音が小さくて、聞き取りにくくなります。音を上げれば綺麗に響いてしまいますし。
それを解消するために、僕は「夜用の小さなスピーカーを買って耳元において切り替えて使おう」ということになり、夜は小さなスピーカーを利用することにしました。
それで、「夜用スピーカー」の購入条件として考えた必要条件が以下。
- 小さなスピーカーで、なるべく音が通らないもの
- ACアダプターが不要でUSBから手軽に電源が取れるもの
- 左右スピーカーだと持ち運びが面倒なので、一体型のサウンドバータイプのもの
- コンパクトで狭いスペースにでも置けるもの
- 音が聞こえれば良いので特に音質には拘わらない
- 値段が安ければ尚良い
上記条件に合うような小型スピーカーを探してみた結果、以下のサウンドバースピーカーが最も良さそうだったので購入してみました。
目次
Meily USBサウンドバースピーカー
それで実際に購入して届いたサウンドバースピーカーがこちらです。
箱の中には、以下のサウンドバースピーカーのみです。
別角度。一体型(サウンドバー型)ですが左右にスピーカーがあるのが分かると思います。
スピーカーのサイズは、長さが20cm、幅が2.8cm、高さが2.6cmです。
USBケーブルの長さも1mあり、結構パソコンから離して耳の近くにもってくることもできます。
あと、このサウンドバースピーカーの特徴として、背面に以下のような突っ張り棒を出すことができます。
この突っ張り棒を利用し、ノートパソコンのモニターに引っかけて場所を取らずに配置させることが可能です。
サウンドバーの「手前の爪」と「背面の突っ張り棒」が良いバランスで、ノートパソコンの狭いモニター上でも、うまく引っかかります。
ノートパソコン周辺に場所が無い場合でもここならば大抵の人は置いておけるのではないかと思います。
サウンドバースピーカーを使ってみた感想
今回購入したサウンドバースピーカーを数週間使って見て感じた利点と難点はこちら。
利点
利点はこちら。
- コンパクトで場所をとらない
- ケーブルが長いので夜用に耳元に配置させることができた
- 一体型なので持ち運びが楽で、左右スピーカーのものよりも配置が楽
- 電源はUSBだけで済むので配線も楽
- USBを差し込むだけで音が出る手軽さが良い
- ノートパソコンのモニターにも置けるようになっているのは場所をとらず良い
- 値段の割には十分な音が出る
僕の場合、夜中にあまり音を響かせず、映画やアニメが見たかったので、非常にちょうど良いスピーカーでした。
難点
難点はこちら。
- 安物のスピーカーなので音質が良いとは言えない
- 数種類のPC用スピーカを聞き比べてみても音が結構こもる
今回購入したサウンドバースピーカーは、「安価な商品にしては良い音が出る」とは思いますが、とても「高音質」とは言えません。
ただ、「夜に耳元で聞く」というくらいには音が篭るくらいでちょうど良いかなと。
音にこだわる場合は、こういうスピーカーは選択肢にならないと思います。
パソコンからスピーカーを切り替える方法
パソコン(Windows10)から、スピーカーを切り替えて利用するには、まずはWindowsボタンを右クリックしてください。
メニューが表示されるので、「コントロールパネル」を選択します。
「コントロールパネル」が表示されたら「ハードウェアとサウンド」項目を選択します。
「ハードウェアとサウンド」設定画面では「サウンド」項目を選択します。
すると、以下のようなダイアログが表示されるので、「CD002」を選択すれば今回購入した「Meily USBサウンドバースピーカー」スピーカから音が出るようになります。
さらに手軽にサウンドデバイスを切り替えるには
もっと手軽にスピーカーを切り替えるには、以下のAudio Switcherを使った方法が個人的にはおすすめです。
プルダウンの中から目当てのスピーカーを選ぶだけで、簡単に出力を切り替えることが可能になります。
まとめ
こんな感じで、僕の環境では「昼は高音質環境で良い音で聴く」、「夜は小さなスピーカーで音が響かないように聴く」という環境を構築することができました。
防音の効いた最近建てた家とかならば、こういった環境設定も不要かと思います。けれども僕の家は、築数十年した古い家なので、気密性が低くどうしても音が外に漏れてしまうので、このぐらいしても良いかなと。
実のところ、これまで家族から「夜うるさいから音を静かにしてよ」とも言われたことはありません。けれども、僕自体が夜の睡眠を大切にしていて、安眠を妨げられると嫌な気分になるので、家族にも同様にならないように、ある程度は気を使っています。
ということで、「アパートなので夜は小さな音で動画を見たい」とか「ヘッドホンやイヤホンは苦手なので小さな音で聴きたい」なんて場合は、今回購入したようなサウンドバースピーカーは丁度良い音の大きさだと思います。