日本の長寿県の1つといえば長野県です。
2013年には、男女とも平均寿命日本一の県になったこともあります。
そんな長野県なんですが、ある日テレビを見ていたら「塩分Gメン」なる人がいることを知りました。
「塩分Gメン」とは、地域で食生活の改善を図る住民ボランティア「食生活改善推進員」らが家庭を一軒ずつ訪ね歩いて、味噌汁や野沢菜の漬け汁の塩分濃度を測って食生活の指導をしているそうです。
というのも、長野県は「海なし県」ということもあり塩辛いもの好きの風土でした。加えて冬には多くの雪が降り野菜が取れないので、保存食として漬物を作って多く食べていたので塩分過多による脳卒中などの病気が多かったそうです。
それを県を挙げて改善に取り組んだおかけでか、現在は男女とも寿命が日本一の県になったそうです。
で、そのテレビを見ていたら、「塩分Gメン」がピピッと数秒で各家庭の味噌汁の塩分濃度を簡単に計っていました。その塩分計で出た結果から「味噌汁はもっと野菜を多く入れて減塩したほうがいいよ」と指導を行っていました。
それでその「塩分Gメン」が使っていた塩分計が、あまりにも使い方が簡単そうで僕も塩分計で自分の家の味噌汁の塩分濃度を計ってみたくなりました。
でどうせなら、「塩分Gメン」がテレビで使っていたものと同じものが使いたくて、ネットで探して購入してみました。その塩分計が「健康塩分計」です。
目次
実際に購入したもの
それで、実際に購入したものが以下の健康塩分計です。
パッケージを開けると、中身は「塩分計本体」と「アルカリボタン電池LR44 ×3」だけしか入っていません。
中身がたったこれだけなので、「ああ、電池を入れて使えばいいんだな」と最初の準備に迷うことはなかったです。
健康を塩分計の初期準備
電池を入れるには、背面の電池蓋をスライドして開けます。
あとは、電池穴にボタン型電池をはめ込んで、蓋を閉めるだけでOKです。
健康塩分計の使い方
電池を入れたら、すぐに使い始めることができます。
使い方は簡単、たったこれだけです。
- 計測ボタンを長押しする
- 味噌汁などに塩分計先端を浸ける
塩分濃度の目安
このように利用することで、0.3%~1.5%の塩分濃度まで測ることができます。
この健康塩分計の塩分濃度の目安は以下のようになっています。
- 濃い:1.1~1.5%
- 中くらい:0.7~0.9%
- 薄味:0.5~0.3%
詳しい製品仕様
詳しい製品仕様については、パッケージの裏側にありましたので参照してみてください。
背表紙の内側には、取り扱い説明書も附属しています(クリックして拡大)。
実際に塩分濃度を測ってみた
せっかくなので実際に計ってみました。
計測対象は、広く日本中で飲まれていると思われる「永谷園のあさげ」カップ味噌汁です。
カップの中に、味噌やかやくを全て入れます。
あとは、作り方の指示通りにカップの内側の線までキッチリとお湯を注ぎます。
あとは、先程書いたように、健康塩分計で塩分濃度を計ります。
測定した結果、「永谷園 あさげ」の塩分濃度は「1.1%(濃い目)」と出ました。
確かに、インスタント味噌汁は、指定されたお湯の量で作ると、自分でも「濃いなぁ」と思いながら飲んでいたので、僕の感覚とも合っていると思います。
確かに、僕の家の味噌汁はかなり薄口なもので、いつも薄めて飲んでいました。
まとめ
ちなみに、僕の家の味噌汁を、この健康塩分計で計ってみたところ、「0.5%(薄め)」と出ました。
僕の家は、昔から味の薄い味噌汁です。なので、普段から飲んでいる味噌汁が健康に良さそうな塩分濃度だったことに、少し安心しました。
というわけで、「自分の家の味噌汁の塩分濃度が気になる」とか「ラーメンのスープってどのくらいしょっぱいんだろう?」なんて場合は、この健康塩分計は、非常に手軽に計れておすすめです。