デスクワークを行っているとき、BGMを流すと作業がはかどるなんて人も多いかと思います。
僕も、根を詰めて作業をしているときは、気晴らしに好きな音楽を流しながら仕事をするなんて事もよくあります。
ただ、CDにしろデジタル音源(MP3、ハイレゾなど)にしろ、アルバムなどを購入して、それをヘビーローテーションで流していると、いつの日か飽きてきます。それがどんなお気に入りの曲だったとしても。
音源を入れ替えれば良いのでしょうが、毎回入れ替えるのも面倒くさいですし、「あのアルバムどこだったっけ?」なんてなることもしばしば。
なので、「自分の好みの曲が、同じ曲ばかりループせずに、無制限で流れてくれるジュークボックスみたいなものがあればいいのに…」なんて常々思っていた時期がありました。
そんなジュークボックスが、なんとAmazonのサービス上で実現しました。
その名も「Amazonプライムラジオ」です。
プライムラジオは、ラジオのように聴き放題で、聴けば聴くほど好みの選曲に染まっていってくれます。しかも、Amazonプライム会員であれば、無料で無制限に聴き放題です。
このプライムラジオサービスが出て「これは!」と思い早速ヘビーユーズしてみたので、その利便性と使い方などを紹介したいと思います。
目次
Amazonプライムラジオとは
プライムラジオとは、プライムミュージック
に登録されている100万以上の楽曲の中から、24時間無制限で好きなジャンルの曲を聴き続けることができる音楽配信サービスです。
とにかく、ネット上のラジオのように、好きな曲を延々とランダムに流し続けることができる「作業用BGM」に適したサービスになっています。
好みのジャンルを選択したら、音楽が流れ始め、好きな曲であれば「お気に入り」を、苦手な曲であれば「気に入らない」を選択することで、より利用者の好みに合った選曲が抽出されて流れるようなシステムになっています。
これこそ僕の思い描いていた「好きな曲が延々と流れるジュークボックス」です。
ジャンルも、以下のように多岐にわたります。(さらにサブジャンルもあります。)
- Jポップ
- ポップス
- ジャズ・フュージョン
- クラシック
- ロック
- ハードロック・ヘヴィメタル
- ブルース
- カントリー
- ソウル・R&B
- ヒップホップ
- ダンス・エレクトロニカ
- レゲエ
- ワールド
- ラテン
- ニューエイジ・ヒーリング
- サウンドトラック
- キッズ・ファミリー
- 演歌・歌謡曲
基本的な使い方も、「単にジャンルを選択するだけ」と非常に簡単なんですが、一応使い方も以下で説明したいと思います。
Amazonプライムラジオの使い方
まず最初に、プライムラジオを利用するには、年会費4900円(月額408円)のAmazonプライム会員である必要があります。
Amazonプライム会員は、上記の通り有料サービスではありますが、このプライムラジオ特典以外にも、「元を取れないのが難しいくらいの充実した特典」があるので、個人的には入っておいて損はないと思います。
利用手順
プライムラジオを利用するには、Amazonプライム会員の状態で、プライムミュージックを開きます。
そして、「ミュージックライブラリ」を開きます。
すると、以下のような「ミュージックライブラリ」が開きます。
Adobe Flash Playerのインストール
もし、Flashがインストールされていない場合は、以下のようなメッセージが出るので「最新バージョンを取得」ボタンをクリックします。
Adobe Flash が必要
プライムミュージックをストリーミングするには、Adobe flash player の最新バージョンをインストールしていただく必要があります。
Flash Playerダウンロードサイトが表示されるので「提供オプション」チェックを外して「今すぐインストール」ボタンをクリックしてください。
すると、「flashplayerXXX_xa_install.exe」のようなファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたファイルを実行してください。
すると以下のようなインストーラーが出るので「次へ」ボタンを押してください。
するとそのままインストールが開始されるのでしばらく待ちます。
インストールが終了したら「終了」ボタンを押してください。
このとき、ブラウザを起動している場合は、ブラウザを再起動する必要があります。
プライムラジオを聴く
既にFlash Playerがインストールされている場合は、ここから読めばOKです。
ライブラリが開けたら「プライムラジオ」項目を選択します。
今回は例として、いろいろあるジャンルの中から「J-POP」を選択したとします。
プライムミュージックのプライムラジオ項目を選択すると、以下のような画面が表示されます。
ジャンル内には、さらに好みに応じて選べる詳細なジャンルもあるので、その中から1つを選択します(今回はオールJ-POPを選択)。
すると、以下のように画面上部にプレイヤーが表示され、流れ始めました。
プライムラジオは、使い方の説明が必要ないほどに、「単にジャンルを選択するだけ」で音楽を聴き始めることができます。
プライムラジオの便利な機能
プライムラジオの機能説明といっても、それほど難しいものはありません。なんといっても、操作パネルはこれだけなのですから。
ただ、一応それぞれの機能について説明しておきます。
とりあえず左側の機能から説明していきます。
曲の検索
虫眼鏡マークの出ている部分は、プライムミュージックの100万曲以上の中から好きな音楽を探す時に利用します。
アルバムジャケット
画像が表示されている部分は、現在プライムラジオで流れている曲のアルバムのジャケットです。
ジャケットをクリックすると、詳細情報が表示され、曲をシークしたりできるようになります。
曲が気に入らなかったらスキップしたり、お気に入りの曲に「お気に入り」や「気に入らない」などをプライムラジオに覚えさせて好みの曲の精度を上げることができます。
操作パネル
アルバムジャケット右側は、操作パネルとなっています。
左側から「曲の最初へ/1曲前へ戻す」「再生/一時停止」「現在の曲をスキップ」のみの操作とシンプルなものになっています。
アーティスト名・ジャンル表示
操作パネル右側には、「アーティスト名」や「現在聴いているジャンル」が表示されます。
アーティスト名をクリックすると、そのアーティストの人気曲や、アルバム、プレイリストが表示されます。
BGMで聞き流しながら、気に入ったアーティストがあれば、手軽に調べることもできます。そして当然、無料でその他の楽曲も聴くことができます。
残り時間表示/ライブラリ・プレイリストへの登録
時間が出ている部分は、「その曲の残り時間」が表示されています。
また、時間をクリックすると「ライブラリに追加」「プレイリストに追加」「ストアを参照」などをすることができます。
ライブラリや、プレイリストに追加することによって、好きな時にその曲をまた聞くことができます。
ライブラリに追加/削除
「+」(プラスマーク)か表示されている部分は、ワンクリックで「ライブラリに追加」できる機能です。
追加削除は、以下のようにワンクリックで行うことができます。
お気に入り・気に入らない選択機能
親指が上を向いているのが「サムアップ(お気に入り)」で、親指が下を向いているのが「サムダウン(気に入らない)」機能です。
これが、プライムラジオを利用する上でのキモとなる部分です。
現在流れている曲が気に入ったらを、曲が気に入らなかったら
を押すことで、プライムラジオが聴き手の好みを覚え、次回からそれ反映した楽曲を提供してくれるようになります。
この、「お気に入り・気に入らない」機能は、利用すればするほど精度が上がり、選り好みの曲を提供してくれるようになります。
この機能をどんどん使っていると、好きな曲が凝縮されていく感じがして好きです。
音量調節機能
最後は、もはや説明不要とは思いますが、音量調節機能です。
クリックすることで、調節パネルが表示され音量を増減することができます。
この調節バーは、音を細かく調節することができるので、作業の邪魔にならない絶妙な音量にも設定しやすいです。音声入力の邪魔にならない程度の微妙な音量にすることも可能です。
たまに、音の大きさが調節しづらいメディア再生ツールもあるので、こういった細かな設定も出来るのはありがたいです。
まとめ
このようにプライムラジオは、使い方が非常に簡単です。
やることと言ったら本当に「ジャンルを選択するだけ」です。この手軽さは、とてもありがたいです。
僕はブラウザのタブの一つを、プライムラジオ専用にし「タブを固定」にしておいて、作業を開始する前に、ポチッとジャンルを選択して作業用BGMとしています。
僕は、作業用BGM以外にも、ヒーリングや、クラシックジャンルを「睡眠導入用」としても利用しています。これだと、毎回同じ曲がループするわけではないし、寝る前にアルバム曲が終わってしまうなんてこともありません(ただし、オフタイマーがあればもっと嬉しいかも)。
とにかく、「ただただ無制限に音楽を聴いていたい人」には、これ以上のサービスはないのではないかと思います。
というわけで、「自分に合った曲を延々と聴いていたい」とか「通勤・通学中に聴く音楽選びに毎日困っている」なんて場合には、プライムラジオがおすすめです。
目当ての曲のみを聞きたい場合は、プライムミュージックで無料で聴くことも可能です。
この、音楽配信サービスのみをとっても、Amazonプライム会員になる価値はあります。
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