季節の変わり目に着る布団って結構悩みます。
季節の変わり目は、冬用の羽毛布団だと大げさというか重たい。逆に、毛布一枚だと明け方寒くて体調を崩すこともあります。
そんな時期に、ちょうど良い布団があればいいなと思って、薄手の羽毛布団を購入してみました。
これが、ハンガリー産で品質も良く、値段もリーズナブルで、とても軽くて使い勝手がよい布団だったので紹介です。
目次
実際に購入したもの
で、実際に購入したものが以下の羽毛布団です。
以下のような段ボールに入って届きます。
中には、洗濯用のネットも付属品として入っています。いざ洗濯をするときに慌てて「ネットネット」となる必要はありません。
というか家庭でも洗濯できるというのに驚き。弱い弱水流で水洗いして、屋外の風通しの良いところで干せばOKだそうです。
羽毛布団
袋から、羽毛布団を取り出すと、このような感じです。
ものすごいコンパクトというか、軽いです。そしてかなり薄手です。
軽いというのもそりゃそうで、通常の羽毛布団なら1200グラムくらい入っている羽毛が、この布団は300グラムのみ入っています。
ですので、とにかく軽いといった印象です。それでいて薄いので、薄手の毛布のような扱いやすさもあります。
扱いが簡単なので、お年寄りでも誰でも、手軽に押入れなどにしまうことが可能です。
羽毛布団の品質
それで、この羽毛布団なんですが、品質もとても良いです。
なかには、いろいろな品質証明書が入っています。
ハンガリー産羽毛証明書
まずは、ハンガリアンダウンの証明書が入っています。
証明書には、以下のように書かれています。
このラベルのついている製品は、全て本物のハンガリアン産羽毛を使用したものであることを証明いたします。
ハンガリー産羽毛布団といえば、寝具に疎い僕でも聞いたことがあるくらい有名な羽毛の産地です。
現在、日本に輸入される羽毛の90%がアジア産だそうです。
有名な羽毛の産地で言えば、ポーランド産が1~2%程度、ハンガリー産は5~6%程度といったところなのだそうです。
そんな希少な、伝統あるハンガリアンダウンが使われているのは、ちょっとしたプレミアム感があります。
今回購入した羽毛布団は、このハンガリアンダウンを使用して、日本国内の自社工場で生産しています。やはり、肌に触るものは、日本製を使いたいという理由もあって、今回これを購入しました。
ゴールドラベル
日本羽毛製品協同組合が発行するゴールドラベル(品質推奨ラベル)も入っています。
ゴールドラベルとは、組合の品質基準に合格した最高級の羽毛原料を使用し、適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとんであることを表しています。
今回の「ハンガリ産 羽毛布団」の品質は、エクセルゴールドラベルとなっています。
エクセルゴールドのダウンパワー(膨らみを数値化したもの)は、350dpとなっています。
日本羽毛製品協同組合によると、この品質は、上から3番目のグレードにあたります。
4つある内の上から3番目なので、最高級品というわけではありません。
けれど、今回のハンガリー産羽毛布団の値段の安さと合わせてみれば、3番目の高品質ラベルがついているだけでも、コスパはかなり良いのではないかと思います。
実際に使ってみた
実際に使うにあたって、よい布団に見合ったカバーが欲しいと、以下のものを購入しました。
で、届いたのがこれ。
なぜ、この布団カバーを購入したかというと、「羽毛 → ハンガリー産」、「布団の生産地 → 国内縫製工場」ときて、布団カバーも「日本製」の品質の良いものを使いたかったからです。
だって、せっかく良い羽毛布団があっても、布団カバーがどこぞの安物で、そのせいで肌が痒くなったりしたら、最悪じゃないですか。
ということで、直接肌に触れる布団カバーこそ、より良いものを使いたかったわけです。
で、購入した布団カバーの実際のものがこちら。
写真では分かりづらいかもしれませんが、とにかく、綺麗な抹茶色で、目が細かく、肌触りが心地よいです。これ結構なお値段がしましたが、この品質なら、買って悔いなしです。
で、この布団カバーを、ハンガリー産羽毛布団にかぶせるとこんな感じです。
写真を撮るのが上手じゃないので、あれなんですが、とにかく均一に染色された抹茶グリーンが素晴らしいという印象を受けました。
2ヶ月以上使用してみて
それで、この羽毛布団を季節の変わり目に2ヶ月以上使用してみたところ、とても気持ち良く眠ることができました。
薄手なのに暖かい
季節の変わり目といえば、「夕方から夜までそこまで寒くない」から「明け方がすごく寒い」といった感じの繰り返しなんですが、ハンガリアンダウンの優れた吸湿性と断熱性のおかげで、この羽毛布団一枚で対応できます。
僕はこれまで、季節の変わり目は厚手の毛布一枚で過ごしていたのですが、これだと朝方寒すぎて、体調を崩してしまうということもしょっちゅうでした。
しかし、今回購入した羽毛布団を使って実感したのですが、部屋が暖かいときは、羽毛の吸湿性のおかげで、それほど熱く感じません。そして寒いときは、品質の良い羽毛が持つ断熱性おかげで、明け方の寒さから健康を守ってくれます。
軽くて扱いやすい
羽毛量が300グラムと、とても軽いので、扱いやすさも何度も実感します。
通常の、羽毛布団だと1200グラムなので、「900グラムしか変わらないじゃん」と思われるかもしれませんが、この900グラムの違いが大きいです。
まあとにかく、持ったときや、布団をかけたときの軽さが全然違います。通常の羽毛布団でも十分軽いのですが、それの4分の1ですから。とにかくびっくりするくらい軽いです。
なので、「重たい布団をズッシリと着ないと布団で寝ている感じがしない」なんて人には、向いていないかもしれません。
あと、900グラム羽毛が少ない分、布団が薄いので、かなりたたみやすくなっています。羽毛布団って厚手のものだと、ボワボワ空気が膨張しあってたたみづらいんですよね。これが毛布をたたむように手軽にたためます。
あまりにも使い勝手がよかったのでもう一枚購入
実際の季節の変わり目に使って、この羽毛布団が余りにも気に入ったので、実はもう1セット(羽毛布団と布団カバー)を購入してしまいました。
1杯目は、緑色の布団カバーを購入しましたが、同じ物ではつまらないので、2枚目はクリーム色にしてみました。
2枚購入したことにより、季節の変わり目以外の冬本番にも2枚重ねで対応できるようになりました。
2枚重ねにしても、それぞれの羽毛布団自体が軽いので、ずっしりと重くはならず、快適に眠ることができます。
まとめ
今回の羽毛布団は、かなり良い買い物をしました。今年一番の買い物と言ってもいいくらい。
良かった点をまとめると、以下。
- ハンガリー産羽毛と国内工場で生産している品質の良い布団
- 薄手なのに十分な断熱性があって暖かい
- 暖かめの場所では羽毛の吸湿性のおかげか暑くない
- 薄くて軽いので、とにかく扱いやすい
- 非常に快適に眠れる(寝具はこれが重要)
僕は、北陸地方に住んでいるのですが、春、夏、初秋は、この羽毛布団一枚で。晩秋、冬は、2枚体制で挑もうと思います。
僕は一応、厚手の羽毛布団も持っていたんですが、よほど寒い日でない限りは、ハンガリー産羽毛布団の組み合わせで快適な睡眠を手に入れようと思います。