このブログは、先月の16日からWordpressテーマをSimplicityにして運営しています。(正確には15日の夜)
今回は、テーマ変更から1ヶ月たったわけですけど、その後どうなったか、結果について書きたいと思います。
photo by alegri
目次
アクセス
アクセス(PV)の推移はこんな感じ。
テーマ変更前1ヶ月と、変更後1ヶ月のアクセスの比較はこんな感じです。
一応アクセスは30%ぐらい増えていますが、これは2度の小さなバズと、間接的なバズがあったからという要因もあります。
やはり、ブログを毎日1~2記事書くのを続けていると、1ヶ月前よりは、現在の方が30~40記事多くなるので、当然ながら1ヶ月前よりも、アクセスが増えやすい状態にはなるとは思います。ですので、テーマを変更したから増えたというわけではなく、テーマ変更後も記事を書いたから増えたといったほうがいいかもしれません。
最近、結構メールなどで、「テーマを変更したので、アクセスがアップするのを楽しみにしています。」などのメッセージをいただくのですが、「一応僕のできる限りのSEO対策はしたつもりですが、テーマを変えたからといってアクセスが増えるというモノではありません。ご了承ください。」とお返ししています。
あくまで、コンテンツありきのテーマです。「コンテンツが料理の盛り合わせ」なら、「テーマは皿」みたいなもんです。この場合、テーマはせいぜい料理の引き立て役程度の役割しかないと思います。
ただ、引き立て役ながら、いくつかよかった点もあります。「ページ/セッション」が上がりましたし、「平均セッション時間」が15.87%、時間にして13秒も上がったことです。これは、テーマ変更直後のページ巡回率が落ちてレイアウトを見直した時期も含まれているので、悪くない数字だと思います。特に「平均セッション時間」の増加により熱心に記事を読んでくれる人が増えたということとも考えられるため、これは嬉しい変化でした。*1
一応、ゆったりと余白を取って、目を休める所を作り、なるべく読みやすいようにと作成したのが、多少なりとも効果が出たのは、よかったです。直帰率は下がってますけどね;
(*1.これもたまたま、読むのに時間のかかる記事が読まれだしたという可能性も、あるかもしれないけど。)
検索流入数
ブログの収益化をしている場合は、かなり重要な検索流入数についてもウェブマスターツールから調べてみました。結果はこんな感じです。
青色が「検索結果表示回数」、赤色が「クリック数」です。クリック数はわかりにくいですが、どちらも上昇傾向にあります。
期間を比較すると、「表示回数」にして14%増、「クリック数」にして20%増となりました。
これも、いろいろ記事を書いたことと、このブログの記事にリンクを貼ってくれた方のおかげだと思います。
1ヶ月間のマークアップの変化
検索結果の順位に影響はないと思いますが、テーマを最新版にしてからクロールが済んで、構造化データエラーもなくなりました。
構造化データエラー
寝ログの場合。
途中、エラーが増えたのは、インデックスなどのリスト部分に余計な構造化データを示すクラスが挿入されていたからです。最新版では修正されています。
Simplicity配布サイトの場合。
ただ、先程も書きましたが、構造化エラーは出ていても、出ていなくても、検索結果に影響はないとされています。ですので、構造化エラーが0だからといってSEO的に有利になるかは今のところわかりません。
W3C Validation
あと、Simplicityのバージョンアップ中、「テーマをインストールしたてのデフォルト状態」でW3C HTML5 Validationのエラーが出ないようにだけはしました。
ただ、プラグインのAll In One SEO Pack、Download Managerなどを使うと、どうしても引っかかってしまいます。
このページも上記2つのプラグインを使用しているので以下のようにバリデーションエラーが出ます。
ですので、デフォルトでHTML5のバリデーションエラーが出ないテーマとは言っても、どこまで効果があるかはちょっとわからないです。
まとめ
とりあえず、僕がテーマを作った際に、一番心配していたのは、「このテーマ(Simplicity)を使ったことによって、アクセスとか検索流入とか下がったりしないかな?」ということでした。
ですので、とりあえずその点においては「他のテーマから、Simplicityを使っても、定期的に更新していれば、悪くなるようなことはない。」と、このブログの結果からは言えると思います。
ただ、その他のサイトに関しては、確かなことは言えません。今現在使っているテーマで、バンバンうまくいっている場合は、そのテーマを継続して使用するのが一番かと思います。