WordPress4.8よりテキストウィジェットの仕様が変わりました。
仕様変更により、ビジュアルエディターが利用できるようになり便利になった反面、テキスト入力すると勝手に段落が付加されてしまうといった不便な面もでできました。
詳しい問題点は以下を参照してください。
この問題について調べてみると、旧式テキストウィジェットライクなウィジェットを追加できるプラグインを見つけたので2つほど紹介です。
目次
Classic Text Widget
Classic Text Widgetは、Wordpress4.8の仕様変更以降を急遽作られたプラグインのようです。
使い方
プラグインをインストールして有効化した後、管理画面の「ウィジェット」設定を表示します。
するとウィジェット設定画面に、以下のようなウィジェットが表示されます。
これは、ウィジェットエリアに移動させると、以下のような「旧式テキストウィジェット」とほぼ同じ動作をするテキストウィジェットとして利用できます。
この「クラシックテキストウィジェット」を、「Wordpressデフォルトのテキストウィジェット」と分けて利用することで、「自動段落追加問題」を回避できるかと思います。
ダウンロード Classic Text Widget
Enhanced Text Widget
Enhanced Text Widgetは、旧式テキストウィジェットの機能を強化したウィジェットになっています。
使い方
プラグインをインストールして有効化した後、管理画面の「ウィジェット」設定を表示します。
するとウィジェット設定画面に、以下のようなウィジェットが表示されます。
これは、ウィジェットエリアに移動させると、以下のような「機能強化版旧式テキストウィジェット」みたいなものが表示されます。
このEnhanced Text Widgetは、通常のテキストウィジェットとは違って、以下のような制御を行うことができます。
- URLを入力することでタイトルにリンクを貼れる
- ウィジェットに任意のクラス名を付けることが出来る
- タイトルの表示/非表示を切り替えることが出来る
- 空のウィジェットの表示/非表示を切り替えることが出来る
- リンクの開き方(新しいタブで開く)を設定できる
- 自動で段落を追加するか選択できる
- ウィジェットタイトルの出力方式を変更できる
「自動的に段落を付加する」機能を有効にしたい場合は、「Automatically add paragraphs to the content」にチェック入れればOKです。
「旧式テキストウィジェット」の上位互換といった感じです。
ダウンロード Enhanced Text Widget
まとめ
今回紹介したプラグインを利用することで、Wordpressデフォルトのテキストウィジェットを使わずに済むので「WP4.8以降のテキストウィジェットで余分なスペースができてしまう問題」は起こらないかと思います。
僕もこれまで何年も、旧式のテキストウィジェットを利用してきたので、クラシックタイプのテキストウィジェットの方が、やっぱり親しみを感じてしまいます。
というわけで「Wordpress4.8以降のテキストウィジェットの仕様には慣れない」とか「旧タイプのテキストウィジェットの方が好きだ」なんて場合は、今回紹介したプラグインを試してみると良いかもしれません。