管理者なのにShield Securityにブロックされてしまいサイトに入れなくなった場合の解除方法【ブラックリスト除外】

Shield Securityプラグインは、悪意あるボット(IP)などからサイトを守ってくれる強力なセキュリティープラグインです。

しかしながらShield Securityデフォルト状態の場合、管理者であったとしても「サイトに脅威を与えるかもしれない」という行動を10回(デフォルト)行えば、自分のサイトから締め出されてしまいます(※特におかしなことをしなければブロックはされません)。

管理者がブロックされた場合はこんな画面が表示されます。

以下では、「Shield Securityを使用しているサイトで管理者が自分のサイトからブロックされてしまった」なんて場合の対処方法を順を追って説明します。

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FTPソフト・ファイルマネージャを確認する

Shield Securityのブロックを解除するには、サーバー上のファイルを直接編集できる手段が必要です。

ここではそれぞれのツールに関する使い方などの解説を行いません。詳しくは検索などからお調べください。

Shield Securityプラグインディレクトリを開く

FTPソフトかファイルマネージャで、サイト上にあるShield Securityプラグインディレクトリにアクセスします。

  …./wp-content/plugins/wp-simple-firewall/

Shield Securityディレクトリ内にファイルを作成

wp-simple-firewallディレクトリ内は、こんな感じです。

この中に「forceoff」という名前のファイルを作成します。

単に名前を「forceoff」にしてファイルを作成するだけです。特に設定は必要ありません。

このようにすることで、Shield Securityのセキュリティ機能を強制的にオフにすることができます。

サイトの管理画面にログインする

サイトの管理画面にログインすると、「警告: Shield Security はあなたのサイトを保護していません。」といったような警告が表示されます。

こうなっていればOKです。ブロック解除作業を行います。

自分のIPのブロック解除

まずはWordPressメニューの「Shield Security」→「IP マネージャー」→「IP Rules」を開きます。

自分のIPアドレスを探し出してクリックしてください。

自分のIPがわからない場合は、こちらで自分のIPを調べて、検索機能で調べてみてください。

IPを選択したら、以下のようなIP情報が表示されるので「Unblock IP」をクリックしてください。

こうすることで自分のIPはブラックリストから除外されます。

「forceoff」ファイルの削除

最後に「forceoff」ファイルの削除を行います。

WordPress管理画面にログインした際、上部に表示されていた警告エリアにある「ここをクリックしてファイルを自動的に削除します」というリンクをクリックします。

これで先程作成した「forceoff」ファイルが削除されます。

まとめ

上記のような手順で、「Shield Securityプラグインによってかけられた自分のブロック」を解除できます。

FTPソフトかファイルマネージャを利用したことがある人なら、それほど難しい作業でもないかと思います。

自分のIPが変わらない環境であれば、今後ブロックされることがないように以下の手順で自分のIPをホワイトリスト登録しておいても良いでしょう。

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