足の甲がむくむのでツムラの当帰芍薬散を購入レビュー

ツムラの当帰芍薬散

僕は車椅子生活をしているので普段歩くことがありません。

というか、全く歩きません。

そのせいか「第二の心臓」ともいわれる「ふくらはぎ筋肉のポンプ作用」が利用されることもなく、常々足がむくみ気味です。

そんな状態で先日、体調を崩したときに、むくみが悪化してしまいました。

その後体調は治ったものの、むくみが少し悪化した状態が残りました。

本来であれば、ウォーキングや運動などを行って、リンパの流れを促進した方が良いのかもしれません。

ただ僕の場合、自分で足を動かすことができないので、そういったことはできません。

これはどうしたものか…

といろいろな方に相談してみた結果、

私はむくみには当帰芍薬散とうきしゃくやくさんを飲んでいるよ

というご年配の女性の方がおられたので、僕も試してみることに。

当帰芍薬散とうきしゃくやくさんは漢方薬なので、運動のできない僕でも試すことはできます。

そしてどうせ漢方薬を試すなら、

ツムラの良いものを買おう!

と、こちらの当帰芍薬散とうきしゃくやくさんを購入しました。

【第2類医薬品】ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒 48包
ツムラ漢方
血のめぐりを良くして体を温め、体内の余分な水分を取り除く働きがある漢方薬です。
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ツムラの当帰芍薬散

ネットで購入して届いた当帰芍薬散とうきしゃくやくさんがこちら。

当帰芍薬散の箱

箱の正面がこちら。

当帰芍薬散の箱の正面

ツムラ漢方の23番です。

冷え性でむくみやすい方に」と書かれています。

足腰の冷えや貧血の傾向があったりして顔色が悪い方の、生理不順、めまい、むくみなどにおすすめの漢方薬となっています。

血のめぐりを良くして体を温め、体内の余分な水分を取り除く働きがある漢方薬です。頭重ずおも、肩こりなどにも適しています。

効能・効果

効能や効果はこちら。

ツムら当帰芍薬散の効能・効果

体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの次の諸症:
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り

基本的に冷え性や、月経不順更年期障害むくみ等に効果がある漢方薬なので、女性向けというか、女性に使用者の多い薬かと思います。

ただ僕は男ではありますが、むくみ用に購入しました。

用法・用量

用法・用量はこちら。

当帰芍薬散の用法・用量

年齢1回量1日服用回数
成人(15歳以上)1包(1.875g)2回
7歳以上15歳未満2/3包
4歳以上 7歳未満1/2包
2歳以上 4歳未満1/3包
2歳未満服用しないでください

成人(15歳以上)の場合は、1日2回(2包)を毎日飲みます。

1包(1.875g)は、こんな感じです。

当帰芍薬散1包

成分・分量

成人が1日当たりに服用する量(2包)内の成分と分量はこちら。

成分分量
日局シャクヤク2.0g
日局ソウジュツ2.0g
日局タクシャ2.0g
日局ブクリョウ2.0g
日局センキュウ1.5g
日局トウキ1.5g

製造は日本国内です。

もし副作用があった場合は、箱側面に書かれている「副作用被害救済制度」に連絡しましょう。

こういうことがしっかりと明記されている薬は安心して利用できます。

飲んでみた感想

実際に2週間程、今回購入した当帰芍薬散を飲んでみました。

飲んで見て1日目や2日目では、特に違いは分かりませんでした。

ただ、1週間と続けていると「前と比べると大分細くなったな」という感覚はありました。

僕の場合は、足の甲あたりがぷっくりとむくむのですが、1週間服用したことにより、かなりむくみ度合いが小さくなっています。

指で押してみても、以前はなかなか戻らなかったものが、比較的早く元に戻るようになりました。

その後も、飲み続け2週間ほど経った頃には、症状はほぼほぼ改善されたので、飲むのをやめました。

この当帰芍薬散は、血のめぐりを良くするので、心なしか体の調子も良いような気がします(※あくまで気がするだけです)。

また、症状が悪化したら服用しようかなという感じです。

利点

今回の当帰芍薬散は、以下の点においてよかったかなと。

  • とりあえずむくみ症状は改善されたと思う
  • 特に副作用らしい副作用は感じなかった
  • 体調もいいように思う(※あくまで主観的な感覚)
  • 漢方薬といえばツムラなので安心
  • 顆粒であるが飲みやすい方(※苦くないとは言っていない)

今回、僕は「むくみを解消したい」という目的があったので、その目的は達成できました。

ただし、説明書にも記載があるのですが、1ヶ月以上服用しても改善が見られない場合は、医師や薬剤師にご相談ください。

難点

難点こちらぐらいでしょうか。

  • ツムラの当帰芍薬散は他社製のものより値段が高い

正直、ツムラの漢方薬が他社製のものより値段が高いのはどうしようもありません。

ブランド力があるので。

ただ、ツムラの当帰芍薬散には、以下のような「お試し版」的な「10日分の当帰芍薬散」も販売しています。

ツムラ当帰芍薬散10日分

こちらはお試し用としては、試しやすい価格になっているかと思います。

僕自身も最初「他の安い当帰芍薬散を買おうか」と迷いました。

ただ、やはり健康に関わる部分なので、

漢方薬ブランドとして確立しているツムラのものが安心だろう

ということで、ツムラ製品を選びました。

実際ツムラの創業は1893年からです。現在の奈良県に生まれた初代津村重舎が上京し、日本橋に漢方薬局を開いたのが始まりの由緒正しい企業です。

ツムラの創業

それ以降、現在でも日本の漢方薬業界のトップを走る企業です。

下手なメーカーのものを選んで効果がないと納得できませんが、ツムラのものを試してだめなら「しょうがない」と思える不思議。

ここまで歴史があるツムラでだめなら、素直に医者にかかろうという気になります。

まとめ

今回、僕の足のむくみに関しては、「ツムラの当帰芍薬散」で症状は改善できました。

とりあえず、足首や足の甲のむくみは引いたので、満足です。

靴下の跡が以前より早く消えるようになりました

ただ、しばらく飲んでも全く効果がないようであれば、必ず医師に相談しましょう。

足のむくみとかであれば、「足の血管が血栓で詰まっている(エコノミークラス症候群)」なんてことも考えられますし、他にも病気による原因が多数考えられます。

少しでも「なかなか改善しない」とか「おかしい」と感じた場合は、市販薬を無理に続けるのではなく、必ず医師にかかりましょう。

今回購入したのはこちら。

お試し用に量が少ないのはこちら。