僕は、耳の中がすぐ痒くなります。
なので.しょっちゅう耳掃除をしてしまいます。で、ついついやりすぎてしまってこんな悪循環に。
- 耳の中が痒い
- 耳掃除をしてしまう
- 痒いのでついつい何度もしてしまう
- 耳の中を傷つける
- 傷ついた部分が痒いのでまた耳掃除
- また耳の中を傷付けてしまう
- 1に戻る
耳掃除のやりすぎはダメだとわかっていても、痒みには逆らえず、ついついまたやってしまいます。
そんな悪循環を繰り返す中、先日「ムヒER」という「耳専用の痒み止め市販薬」が発売されているのを知り、
これだ!
と、速攻でネットで注文しました。
これがめっちゃ良かった。
今回この「耳の痒さの悪循環」を断ち切ってくれる「ムヒER」についてレビューしたいと思います。
目次
実際のムヒER
実際に届いたムヒERがこちら。
裏面には、「ムヒER」のこだわりポイントが書かれています。
「効き目と使いやすさにこだわった耳などの痒み治療薬です。」と明記されています。
僕が知らなかっただけなのかもしれませんが、ここまで耳に特化した痒み治療薬(市販薬)はこれまでなかったんじゃなかろうかと思います。
「こだわり1」として、「耳のかゆみをしっかり止める」と書かれています。
仕組みとしてはこんな感じ。
耳の痒みの原因となる炎症をしっかりと薬用成分で抑え、さらに清涼成分のメントールで爽快感をプラスして、より痒みを抑制するシステムです。
「こだわり2」として以下のようなものが挙げられています。
- 特徴1:刺激感の少ない製剤
耳の中の皮膚は極めて敏感なため、”刺激感”の原因となる成分(エタノール)を配合しないエタノールフリーの製剤に仕上げました。 - 特徴2:粘度のあるローション
耳の奥にたれにくい適度な粘度のある透明ローションです。 - 特徴3:くるピタ容器
くるっとひっくり返すだけで綿棒につける薬液がピタッとたまる、綿棒での塗りやすさにこだわったオリジナルの容器です。
耳の中は特に敏感なため、とにかく刺激が少ないように出来ています。後述しますが、実際使っても、かなり低刺激になっていると思います。
あと、薬液が耳の奥に入っていかないように、適度なトロみがついています。
特徴3の「くるピタ容器」というのがこちら。
綿棒にしっかりと「1回分の薬液」がつくように設計されています。
これにより、塗りすぎを防いでくれて耳にも良いですし、薬液の節約にもなります。
ムヒERの薬液ボトル
パッケージから中身を取り出したものがこちら。
ボトル正面の表記がこちら。
ボトル裏面がこちら。
ボトル表面にも書かれていましたが、この赤字で書かれた表記(使い方)をしっかり読んで使ってくださいとのこと。
具体的な使い方は、先程も載せたこちらです。
効能・用法・用量
効能・効果
かゆみ、皮ふ炎、しっしん、かぶれ、あせも、じんましん、虫さされ
用法・用量
1日数回、適量を患部に塗布してください。
耳以外の痒みに使用しても大丈夫です。
詳しくは、説明書も掲載しておくのでご参照ください。
使ってみた感想
耳が痒くなった時に何度か実際に使ってみました。
良かった点
良かった点がこちら。
- 耳の痒みがかなり治まる
- 刺激が低め
- スーっとした状態が20分ぐらいは続いて痒みを沈静化
- 綿棒に適量がつくので後は塗るだけ
ムヒERを耳がムズムズ痒い時に綿棒で塗ってみたんですけど、これ本当に痒みが治まります。
これまで「耳の中に薬を塗る」という発想がなく、塗ったこともなかったため、初体験の後この薬は、かなり効きました。
かなり効くからといって、強い薬かというとそうでもなく、薬液を塗った瞬間は、ほとんど何も感じません。
それから1、2分して、徐々にスーっとしたメントールの刺激が少し強まるといった感じ。その、メントールの刺激も20分ぐらい続き、爽快感で痒みを忘れさせてくれます。
ただ、そのスーっとした刺激も「虫刺され用のムヒ」よりは弱く、匂いも半分くらいで、低刺激というのは間違いありません。
あと、やっぱ「くるピタ容器」が、かなり使いやすいですね。
綿棒に適量薬液がつくので、それを耳にピトピトとつけるだけ。両耳で時間にして1分もかからないです。
薬液もつきすぎず、経済的。
あと僕は、耳のヒダヒダ部分もかなり痒くなるためそこにも塗っていますが、当然その部分でも効果ありです。
とにかく、以下のような耳のトラブルを抱えている人は、試してみる価値はあるかと思います。
イヤホンのつけすぎで痒くなる場合にも最適かと。
気をつけたいところ
難点というか気をつけたい部分がこちら。
- 耳の皮膚が荒れているとやはりしみる
- 耳の奥につけすぎるとしみる
耳掃除のしすぎなどで、耳の中が荒れていると、いくら低刺激とはいえ結構しみます。
皮膚が傷ついているので「薬液が直接入り込みすぎる」といった表現が正しいかも。
僕自身、一番最初に使ったときは、耳の掃除のしすぎで、耳の中が荒れていたので、結構しみました。
けれど、ムヒERを使っているうちに、耳の痒みが改善されて、次第に耳掃除の回数も減るので状態も良くなり、ほとんどしみるといった感覚は現在ありません。
あと、耳の奥につけすぎると、僕の場合よりしみるような感じがしました。耳の機能的にも耳の奥に塗らない方が無難です。
というか、説明書にも「あまり奥に綿棒を入れないように」と書かれています。
耳の奥を傷つける恐れがあるのでやめましょうとのこと。
まとめ
今回、耳の痒みに「ムヒER」を使ってみたわけですけど、これまで耳の中に薬を塗ったことがなかったため、効き目をかなりダイレクトに実感できました。
少なくとも、何もつけず耳かきでカキカキしていた従来よりは、遙かに状態が良くなりました。
やっぱ、あらためて「痒みといえば池田模範堂だわ」と、畏怖の念をいだくほど、僕にとっては効果は抜群でした。虫刺されにもムヒ効くもんなーと。
これで、毎日の「耳かゆかゆ生活」とオサラバできたので、ちょっと魔法の薬感すらありますね。
これはマジで買ってよかったです。
ムヒERを塗る綿棒は軸がしっかりしている「木軸綿棒」だとよりしっかり塗れます。