僕は、季節の変わり目で、ちょっと体が冷えたりすると膀胱炎になってしまいます。
その際、高熱が出たり膀胱炎症状が強いときは、当然ながら医者に行きます。
けれど、熱が無いけど、それなりに膀胱炎症状があるときは、市販薬の腎仙散を飲んで対処しています。
この腎仙散は僕の知る限り、市販薬では唯一効能に「膀胱炎」と書かれているだけあって、よく効きます。
ただ、この腎仙散は僕の知る限り市販薬の中では最も不味い(苦い)薬だと思います。
いわゆる「良薬は口に苦し」の典型みたいな薬です。
なので正直言うと、
顆粒薬で飲みづらく苦くて不快なので出来れば飲みたくない…
(効き目はあるけど)
という薬になります。
ですので軽い膀胱炎症状の時は、飲む気にならないといいますか。
そういったわけで
軽い膀胱炎症状の時に飲みやすい市販薬はないかな?
と探してみたら、錠剤で飲みやすそうな「五淋散エキス錠N コタロー(以下、コタロー)」というのを見つけたので購入してみました。
目次
実際に届いた市販薬コタロー
で、実際に届いたコタローがこちら。
どのような薬か
パッケージには「排尿痛、頻尿などの膀胱炎様症状」と書かれています。
ただ、パッケージには「膀胱炎様症状」と書かれてはいますが、「効能・効果」には膀胱炎とは書かれていません。
あくまで「効能・効果」はこちら。
- 排尿痛
- 頻尿
- 残尿感
- 尿のにごり
「用法・用量」は以下になっています。
- 大人(15歳以上):1回5錠
- 15歳未満7歳以上:1回4錠
- 7歳未満5歳以上:1回3錠
コタローを飲む際の注意点はこちらになります。
使用期限は購入した時点で4年半ほどありました。
僕は結構膀胱炎症状になるので、これだけの使用期限があれば30回程度の使用量であれば余裕で使い切れます。
中身を出してみた
箱の中はこんな感じで瓶に入った錠剤になっています。
この瓶詰めというのはいいですね。
同様の初期症状向けの市販薬としてボーコレンというのもあるのですが、これはパウチ式なので開けるときに袋を素手でどうしても触らなければなりません。
瓶詰めだと、蓋を触って開けて中身を取り出せば良いので、清潔感はあります。
錠剤
大人の1回の使用量(5錠)はこんな感じです。
漢方の生薬含めて固めた錠剤になっています。
1錠の大きさは直径7mm前後です。
膀胱炎初期症状が出たときに飲んでみた感想
今回コタローを「季節の変わり目で軽い膀胱炎初期症状が出た時」に飲んでみました。
1日5錠を3回、3日間飲んだところ、症状は改善しました。
ただ、実際のところ薬が効いていたかまでは、正直分かりません。
僕の場合、膀胱炎症状になると以下のようなことは必ず行うので、どれが結果的によかったかは分からないからです。
- 膀胱炎に効果的な市販薬を飲む(今回はコタロー)
- とにかく水分を多く飲んで膀胱内の細菌を洗い流す
- 無理をしないで体を休める
- 早めに寝る
これらの複合的な結果、症状が改善したというだけです。
ただ体調はよくなったので、飲んで悪いことはないと思います。
コタローの良かった点
薬の効果は、一般ユーザーがハッキリと分かるものではありません。
けれど膀胱炎症状薬としてコタローがよかった点はこちら。
- 顆粒ではなく錠剤なので飲みやすい
- 味もレロレロ舐めない限りほぼしない
- 匂いもたいしてきつくない(軽く干し草のような香りがする程度)
- 瓶詰めなので出しやすい
- パウチではなく瓶詰めなので中身を出すときも清潔を保ちやすい
- ひと瓶で30回分もの薬が入っている(買い足す頻度が少なくてよい)
飲みやすいのと、薬を出しやすいのとで、使い勝手は良いです。
コタローの難点
その他思いついた難点はこちら。
- 錠剤が通常サイズよりは微妙に大きい
- 大人は錠剤を5個も飲む必要がある(ボーコレンの場合は4個)
僕は病弱なので、様々な薬に飲み慣れています。
ですので、僕自身は難点とは感じませんが、あまり薬を飲まない人には上記の点は気になるかもしれません。
まとめ
とりあえず、錠剤の膀胱炎初期症状薬としては、使い勝手は良いです。
症状が出たときに、瓶からパッと出してパッと飲める気軽さはあります。
薬の味自体も、強いものではないので「苦いからやだなぁ…」という抵抗感がないのも大きいです。
ということで、膀胱炎の初期症状(尿のにごり)向けとしては、「ボーコレン」の代わりに「コタロー」にしようかと思っています。
ひと瓶で30回分(10日分)と結構多めな量が入っているのは、買い足す面倒も減るので楽。
より膀胱炎症状が強いときは、味はまずくて苦いですが「腎仙散」の方が効果は高いかと思います。
ただ、膀胱炎症状がかなり重いときは、必ず医師に相談してください。上記いずれとも、基本的に漢方薬なので抗生物質のような即効性はないので。