酷い足のムクミを解消するまでに試したものまとめ

足のむくみ解消グッズ

僕は普段、車椅子生活です。

つまり歩かないので、常に足はむくみ気味。

というのも通常の人の場合、歩くことで「ふくらはぎ」がポンプの役割を果たして、足に溜まったリンパ液などを上へと押し上げることで、むくみを解消してくれています。

しかし僕のように歩くことができない場合、「ふくらはぎ」がそういったポンプの役割はしてくれません。

結果として常態的に足に「むくみ」がある状態に。

先日朝見ると、

「え、何これ…。」

というくらい、むくんでいる時があって、

流石にこれはまずい…

ということで、市販のものでむくみ対策をすることにしました。

あまりにも異常にむくんでいる場合は、医師に相談してください。血管に血栓が詰まっていることでむくむこともあります。実際僕は、その診察も受けました。血栓症状がなかったので薬は出ませんでした。主治医に何か薬を出してもらうにしても、利尿剤と言われたのでそれはやめておきました。
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漢方薬

僕がこれまで飲んだことのある、むくみに効果がある市販薬です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

ツムラの当帰芍薬散

まず一番よかったものを書くと、個人的にはこの「当帰芍薬散とうきしゃくやくさん」がかなり効果的だったように思います。

主にこの漢方薬は、血行を良くして「むくみ」や「冷え」を解消する効果があります。

ツムら当帰芍薬散の効能・効果

どちらかというと、「更年期障害向けの漢方薬」としてよく知られています。

ただ、別に更年期障害でなくても僕の足のムクミには、かなりの効果を発揮してくれました。

実際、ムクミが解消された今でも僕は1日1回(通常は1日2回)飲んでいます。それ以降、今のところむくんだ状態にはなっていません。

レビューはこちら。

僕は車椅子生活をしているので普段歩くことがありません。というか、全く歩きません。そのせいか「第二の心臓」ともいわれる...

腎仙散(じんせんさん)

こちらは基本的に膀胱炎用の薬だけど、ムクミにも効果がある漢方薬です。

腎仙散正方形型パッケージ

こちらは利尿作用により、水分を排出しムクミを解消するといったタイプの漢方薬です。

僕は元々膀胱炎のけがあるので、膀胱炎症状があるときは、こちらを飲んでいます。

ただ、単にムクミ症状だけの場合は、当帰芍薬散の方が適していると思います。

膀胱炎向けの漢方薬、腎仙散のレビューはこちら。

僕は体質のせいか泌尿器系の病気に弱く、しょっちゅう膀胱炎になります。2ヶ月に1回ぐらいは膀胱炎症状が出ていたでしょうか。ただ...

ムクミ用 弾性ストッキング

薬以外で対処するなら、ムクミ専用の「弾性ストッキング」は効果的です。

むくみ専用メディカルストッキング

写真に表現されているような「かなりキツめ」のストッキングを履くことで、足の内圧を上げリンパ液などを上に押し上げる効果があります。

むくみ解消ストッキングが足の内圧を上げる

もう1つはこっちを購入。

メディカルリンパケア

ストッキングの圧力とムクミ解消のメカニズムはこちらの方が分かりやすいかも。

メディカルリンパケアの説明

手術をしたことがある人なら経験があると思うのですが、手術後に足に血栓が溜まらないように履く「キツいストッキング」と同様のものです。

実物はこんな感じ。

むくみ用ストッキング(実物)

ただ、このストッキングは「ムクミ解消」に絶大な効果はあるのですが、以下の難点があります。

  1. かなりキツイので履きづらい
  2. かなりキツイので履きたくなくなる
  3. 一般医療機器扱いなので医師の指導に従う必要あり

僕自身、医師とも相談して試しに履いてみたのですが、履くのがきつくてこれはちょっと途中で挫折しました。

ただ、自分で歩ける人であれば、このストッキングを履いて自分の足で歩くことで、余計リンパ液の押し上げ効果が高まります(※歩くことによりストッキングの締りの強弱ができて押し上げ効果がさらに上がる)。

ポータブルマッサージ機

足のムクミにはマッサージも効果的です。

しかしプロのマッサージ師に依頼すると「一回数千円」の世界。

毎日行う場合、財政的にかなり厳しいものがあるでしょう。

そういった場合は、以下のような「ふくらはぎ用のポータブルマッサージ機」もあります。

レッグリフレ

このマーサージ機の良いところは、コードレスで利用できる所です。

レッグリフレパッケージ

家の中の好きな場所、もしくは仕事場等に持ち込んで利用できます。

単3電池2本で利用できます。もちろん、電池交換が面倒な場合は電源からも利用できます。

フットリフレの利用シーン

アルカリの単3電池2本(両足で4本)で6回くらいは利用できました。

数多く利用したい場合は、以下のようなエネループを利用すれば10回以上は余裕で利用できます。

エネループ

強力な上に、充電式なので利用回数が多いほど電池代がお得になります。

電池充電が面倒な場合は、AC電源を利用して電源からそのまま利用することも可能です。

フットリフレのAC電源

このフットマッサージャーの実物はこんな感じ。ちゃんと両足分あるので、一度でマッサージを終えることができます。

フットリフレの同梱物

片脚分は、こんな感じ。

フットリフレ(片方)

まずはこんな感じで電池を入れます。

フットリフレに電池を入れた状態

広げた状態がこんな感じ。これをふくらはぎに巻きます。

フットリフレを開いた状態

あとは、こちらの操作パネルで「モード」や「揉む強さ(強・中・弱)」を操作します。

フットリフレの操作パネル

両足に巻いてスイッチを入れると、下から上に押し上げるように揉みしだいてくれます。

この「レッグリフレ」の利点は、物理的にリンパ液の押し上げ効果があることです。加えて、ポータブル式なので足に巻いたまま移動したり、仕事場などでも使えること。

逆に難点は、値段が高いことでしょうか。

とはいえ、足が疲れている人にも有用なツールだと思います。パナソニック製ですし「管理医療機器 医療機器認証(承認)番号」も受けている医療機器です。

まとめ

とりあえず僕はムクミが出て以降、毎日当帰芍薬散とうきしゃくやくさんを飲んで、むくみ用のストッキングを履き、マッサージを行ってみました。

すると、1、2週間後くらいには目に見えて効果が表れ始めました。ただ、1週間ぐらいで少しずつ細くなってきたので、この時点でストッキングはやめました。履くのがマジ大変なので。

そして、1ヶ月後にはムクミもなくなりました。足の甲などはプクプクだったのですが、ムクミも綺麗に引いていきました。

現在は、当帰芍薬散を就寝前に1回だけ飲んでいます(通常は1日2回のところ夜に1回だけ飲んでる)。

今回結局、結構いろいろ試したので何が正解だったのか、ハッキリとは分かりません。

ただ僕の中で、当帰芍薬散を飲んでムクミが解消して以降は、新たにムクミは出現していません。

とりあえず当帰芍薬散とうきしゃくやくさんだけは、今後も無理の無い範囲で続けて行こうと思います。

当帰芍薬散のレビューはこちら。

僕は車椅子生活をしているので普段歩くことがありません。というか、全く歩きません。そのせいか「第二の心臓」ともいわれる...

ただし、当帰芍薬散の説明書にも記載があるのですが、1ヶ月以上服用しても改善が見られない場合は、医師や薬剤師にご相談ください。

『酷い足のムクミを解消するまでに試したものまとめ』へのコメント

  1. 名前:猫ちゃん 投稿日:2020/05/30(土) 15:56:09 ID:71dac15e0

    わいひら様
     この「むくみ対策」の経験談もとても参考になりました。介護を抱える友達にも教えました。本当にありがとうございます。

  2. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2020/06/01(月) 22:14:36 ID:1cb9d1240

    当帰芍薬散を飲んでから、むくみはほんといい感じです。
    基本は1日2回のところを、1日1回でも目に見えて良い感じなので、良い発見でした。